Vuforiaの使い方と活用事例とは?ARアプリで実現できる応用例を4つ紹介

「どのようなARアプリを開発できるのかイメージがつかない」

Vuforiaにより実現したアプリの事例について詳しく知りたい」

Vuforia ARKit Development

物体を認識できる Vuforia View – ARKit Development

ARアプリを開発するときに便利なライブラリとしてVuforiaがよく活用されます。Unityで簡単にVuforiaを利用できることもあり、今ではさまざまなARアプリを利用することが可能です。

ONETECHベトナムオフショア開発でAR/MRアプリ開発Vuforiaを利用して開発しています。

Vuforiaによりどのような機能を実現できるのか、この記事ではVuforiaの使い方や活用事例を4つ紹介します。

Vuforiaとは

Vuforiaとはスマートフォンやタブレット、ウェアラブルデバイスに対応したAR開発用ライブラリです。ARソリューションやPLMソフトウェアなどを開発するPTCにより提供されています。

このライブラリにはVuforia Engineが備わっていて、カメラやセンサーを目として機能させることが可能。デバイスにオブジェクトや空間を認識させることで、AR体験のできるアプリを開発できます。

Vuforiaの事例4選

スマートフォンやタブレット向けのARアプリを容易に開発できるのがVuforiaです。多数の企業がVuforiaでアプリを開発した実績があり、信頼性や機能性が高いことが分かります。

ARアプリの開発を検討している人が知っておくべきVuforiaの事例は次の4つです。

  1. 3Dキャラを投影できる「Star Wars」
  2. 物体を認識できる「Vuforia View」
  3. 空間に描ける「Vuforia Chalk」
  4. 実世界を動かす「Reality Editor」

それぞれの事例について詳しく解説します。

3Dキャラを投影できる「Star Wars」

スターウォーズで登場したキャラクターや装備などをARで楽しめるのが「Star Wars」です。iOS版とAndroid版の2種類があり、Disneyが無料アプリとして提供しています。

有名なキャラクターのコスチュームをARで反映させて自撮りできるのが特徴。リッチメディアやソーシャル機能などもあり、スターウォーズのファンにオススメのアプリです。

物体を認識できる「Vuforia View」

「Vuforia View」は立体のオブジェクトを認識できるARアプリです。iOSとAndroid、Windowsでアプリを無料で利用できて、営業ツールやメンテナンスに活用できるのが特徴。

動画ではバイクをアプリが認識して、パーツ部分のスペックを空間上に表示しています。アプリの追従性は優れていて、デバイスを動かしてもカクカクしにくいのがポイントです。

空間に描ける「 Vuforia Chalk」

Vuforia Chalk」はARを採用したビデオ型コミュニケーションアプリです。空間にチョークを引くことでコミュニケーションしやすくなり、より正確な情報を伝達できます。

Vuforiaの事例 – 空間に描ける「 Vuforia Chalk

例えば経験が浅い現場労働者と本部が「Vuforia Chalk」を利用して、遠隔から適切に指示を出すことが可能。チョークにより自分の意図を相手に伝えやすくなり、無駄なミスを減らすことができます。

Vuforia Chalk」にはiOS版とAndroid版の2種類があり、AR機能に対応したスマホが必要です。ユーザー登録とアプリのインストールだけで、すぐにコミュニケーションを開始できます。

 

実世界を動かす「 Reality Editor」

インターネットに接続した家電や自動車などに連携できるARアプリが「Reality Editor」です。MITで活動する研究者により開発されて、2017年には「Reality Editor2.0」が公開されました。

「Reality Editor」により持っているIoTデバイスを連携させることが可能。例えばデスクライトとQRコードのついたノブを連携させて、ノブを回すことで灯りを調整することが実現できます。

IoTを連携させるアプリにより、自分のライフスタイルに合わせた環境を構築できるのがメリットです。

まとめ

ONETECHも2019年4月よりPTC IoT/AR パートナープログラムの認定パートナーとして活動しております。

さまざまなデバイスに対応しているVuforiaはコミュニケーションや生産性向上などを目的としたアプリ開発に活用されています。ARゲーム以外にも幅広い用途にライブラリを活かせるのです。

ビジネスやプライベートに便利なARアプリを作りたいときは、Vuforiaによるアプリ開発を検討してみましょう。

Vuforiaの最新情報や活用事例などお気軽にお問い合わせください。

R&D
MR(複合現実)ホロレンズで機器の定期点検アプリ開発
本アプリは定期的に点検業務が必要なある機器の点検手順をARで補助するホロレンズアプリです。業務の標準化による人手不足の解消などに役立つソリューションとなります。UNITYで開発しました。HoloLensは、現時点では最も優れたMRのデバイスの一つでもあります。
R&D
iPhoneの LiDARスキャンでゴルフのラインを表示するARアプリの研究開発
ゴルフのグリーン上のラインを読むためのARアプリの研究開発です。iPhone13 proのLiDARを使い、Unityで開発したアプリでは、画面上にグリーンの傾斜をメッシュで表示します。最終的に地面の傾斜や摩擦などを物理エンジンで計算してカップまでをARでラインを表示します。
アプリ開発
ARでフレンドとコミュニケーションできるSNSアプリ開発
位置情報でARなどのコンテンツを配置してフレンドとコミュニケーションできるSNSチャットアプリを開発しました。 フレンドでユーザー同士でチャットとして利用する以外にも特定の場所を指定してARコンテンツや画像/動画、音声などを配置して 特定のユーザーにのみ配信できるようなSNSアプリを実装しました。

ONETECHは、2015年創業当初からベトナムオフショアでAR開発に力を入れています。現在ベトナムでのAR開発分野において最も開発実績のある企業の一つとなっています。

AppleやGoogleから登場したARフレームワーク[ARKit], [ARCore]などで、実現が難しかった3D空間を認識するARアプリ開発が容易になりました。 ONETECHでもARフレームワークを利用して様々なAR開発しています。

ONETECHでは、ベトナムオフショア開発で、Vuforiaをスマートフォンでのアプリ開発やMicrosoft HoloLens(ホロレンズ)アプリの開発で活用しています。

ONETECH   VR/AR/MRシステム開発実績

 

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