Pix4Dcloud はなにができるのか?ドローン・地上マッピングで活用されるオンラインプラットフォーム

この記事は、スイスにあるPix4D S.A.社が提供するオンラインでの測量ワークフローと現場モニタリングのためのマッピングプラットフォームにおいて、有料プランでどのようなことができるのかまとめました。

本記事で紹介するPix4Dcloudは、過去記事で紹介したMatterportクラウドより建設現場での利用に特化した製品です。

建設関係で2Dマップや3Dモデルを利用したい方は、参考にしてください。

Pix4Dcloudとは?

Pix4DCloud

Pix4Dcloudは、スイスにあるPix4D S.A.が提供するオンラインでの測量ワークフローと現場モニタリングのためのマッピングプラットフォームです。

現在5万人以上のアクティブユーザーがPix4D製品を利用しています。また2018年には、45万km2以上をマッピングしており、世界中の建設業界で重宝されている製品です。

Pix4Dcloudはマルチリンガル対応です。対応言語は9言語で、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、日本語、韓国語、タイ語に対応しています。

YouTube公式動画 Pix4Dcloud

Pix4Dcloudでなにができる?

Pix4Dcloudには、地上マッピング、進捗モニタリングなど様々な機能が搭載されています。

ここでは機能を5つまとめました。

▼公式サイト Pix4Dcloud

https://www.pix4d.com/jp/product/pix4dcloud/

ポイント1.画像取得

Pix4Dcloud
(引用:Pix4Dcloud)

Pix4Dcloudでは、画像取得機能を使用して地上データを収集することが可能です。

同社が提供しているモバイルアプリPix4DcatchとviDocRTK roverをあわせて使用すると、センチメートル単位の精度で測定することができます。

ポイント2.データ処理

(引用:Pix4Dcloud)
(引用:Pix4Dcloud)

フォトグラメトリーのアルゴリズムを活用して画像を自動的にクラウドで処理し、計測可能なデータ結果を生成します。

撮影画像から精確な2Dマップと3Dモデルを作成し、距離、面積、体積の計測が可能になります。

ポイント3.データ分析

(引用:Pix4Dcloud)
(引用:Pix4Dcloud)

直感的なインターフェース、タイムライン、そして計測ツールを活用して現場の進捗を可視化、モニタリングできます。

コラボレーションを可能とするクラウドプラットフォームは、オンラインでどんなデバイスや場所からも利用可能です。

ポイント4.データシェア

(引用:Pix4Dcloud)
(引用:Pix4Dcloud)

URLのみで結果を他チームや顧客に共有することができます。

注釈、測定値、標高プロファイル、ボリューム、プロジェクトを共有することで、円滑な情報共有によって、より良いコラボレーションが実現します。

ポイント5.データ統合

(引用:Pix4Dcloud)
(引用:Pix4Dcloud)

すべてのアウトプットをダウンロードし、サードパーティのCADおよびBIMソフトウェアにエクスポートすることが可能です。

さまざまなタイプのアノテーション(マーカー、点検、線、範囲、円、多角形)を追加することで、より価値の高い実用的な情報を共有でき、アノテーションは、.csv、.GeoJSON、Shapefiles などのさまざまなファイル形式でエクスポート可能です。

Pix4Dcloudの活用事例

ここではPix4Dcloudを活用した3事例をまとめました。

事例1.Pix4Dの製品が国土交通省 新技術情報提供システムNETISに登録されました。

2023年8月3日の記事で、Pix4Dの地上写真測量ソリューションが、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に正式に登録されたことが紹介されています。

この登録により、Pix4Dの地上写真測量ソリューションが、国土交通省のNETISシステムで利用可能になりました。

Pix4Dの地上写真測量ソリューションは、「PIX4Dシリーズ」として登録されており、以下の製品が含まれています

  • PIX4Dcatch
  • viDoc RTK rover
  • PIX4Dmatic
  • PIX4Dsurvey
  • PIX4Dcloud
  • PIX4Dmapper

Pix4Dシリーズを用いて取得した画像とLiDARデータから3次元点群を生成しました。2つの技術を組み合わせることで、LiDARのみを使用した3次元点群より、再現度の高い三次元モデルが生成できました。

国土交通省では、LiDARだけではないモバイル三次元スキャン技術として、Pix4Dの普及を目指すと述べています。

▼記事

https://www.pix4d.com/jp/blog/pix4d-products-officially-registered-in-japans-netis-system/

事例2.PIX4Dcatch RTKワークフローによるパイプラインの敷設

この記事はシンガポールのHSC Pipeline Engineering社において、Pix4Dcloud、Pix4DcatchなどのソフトウェアとviDoc RTK roverやiPhone 12 Pro Maxのハードウェアを活用して、パイプラインを敷設する方法についてまとめています。

Vidoc RTK Roverは、高精度の位置情報を提供するために、GPS信号を補完するRTK技術を使用しています。この技術により、パイプラインの敷設に必要な正確な位置情報を取得できます。

さらに、Vidoc RTK Roverは、敷設されたパイプラインの位置情報を記録し、後で簡単にアクセスすることが可能です。

Pix4D製品を使用すると、将来的なメンテナンスや修理作業が容易になる事例がまとめられていました。

▼記事

https://www.pix4d.com/jp/blog/laying-pipelines-vidoc-rtk-rover/

事例3.測量士へのインタビュー:モバイルスキャンがすべてを変える

この記事は、Pix4D製品を利用している測量士によるインタビューを通じて、スマートフォンによるスキャニングが測量分野にもたらす新しい局面についてまとめられています。

スマートフォンを使用したスキャニングは、測量士が現場を測定・検証する際に、新たな次元をもたらすものであるとされています。

スマートフォンを使用することで、高精度な位置情報を取得し、建物調査や建設現場の進捗追跡などの作業が容易になる利点があります。

また、スマートフォンを使用したスキャニングは、従来の測量方法と比較して、コストや時間の面で優れているとされており、さらにスマートフォンを使用することで、データの共有や管理が容易になると述べられています。

▼記事

https://www.pix4d.com/jp/blog/surveyor-interview-mobile-scanning/

Pix4Dcloudの料金体系

この章ではPix4Dcloudの料金体系について表にまとめました。Pix4Dcloudではクレジットの使用料によって、料金が変化するのでよく確認することをおすすめします。

 Pix4DcloudPix4Dcloud Advanced
価格6,667円/月~33,334円/月~
クレジット(※)数月間20もしくは年間500月間100もしくは年間2500
ユーザーの数無制限無制限
権限の数無制限無制限
 計測&アノテーションの追加などタイムライン DXFおよびIFCオーバーレイ 2D/3D比較など  

※クレジットとは

データの処理に必要な物です。

・クレジットの計算式

クレジット = 画像解像度(MP)× 画像数 /100

各プロジェクトで消費されるクレジットの量は処理される画像の枚数と解像度から算出されます。

画像の解像度は、写真の幅と高さを掛け合わせることで、ピクセルまたはメガピクセルで測定されます。

下記Pix4DのURLにクレジット計算機ツールがあります。

こちらの計算機で必要なクレジット数を事前に見積もるといいでしょう。

▼Pix4Dcloud価格表

https://www.pix4d.com/jp/pricing/pix4dcloud/

まとめ

いかがでしたか?この記事ではPix4Dcloudの有料プランで何ができるのかをまとめました。

近年建設現場では、ドローンマッピングでデータを取得する、また写真測量で測量したデータをいかに効率良く加工し、チーム内で共有するかが重要とされています。

ONETECH では、ポイントクラウド点群データ)と呼ばれる位置情報や色情報などの3次元データの扱いに長けています。

ONETECHではPix4Dcatchに相当するモバイルアプリケーションも開発しており、Pix4Dcloudで取得したデータをサードパーティのプラットフォームと組み合わせて、データ活用する事が可能です。

下記URLページは、ポイントクラウド(点群データ)をUnityに取り込む方法や、3DデータをIPhoneで手軽にスキャンする方法など、3Dデータの取り扱い記事をまとめました。参考にしてください。

POINT CLOUD(点群データ)をUNITYに取り込む方法

IPHONEで手軽に3Dデータをスキャンする方法とは?【フォトグラメトリ、LIDAR】

360度3D-VR撮影サービスMATTERPORTクラウド有料プランについて

またONETECHでは、3Dデータの制作にも対応しています。過去の実績を下記URLページにまとめました。

▼3Dデータ制作実績

3Dデータの制作・取り扱いでお困りのことがありましたら、ぜひONETECH にご相談ください。

■XR開発に特化したベトナムオフショア開発企業 ONETECH

ONETECHは、XRに特化した開発会社です。
VR/ARコンテンツ開発を始めさまざまなシステム開発アプリ開発ソフトウェア開発をベトナム オフショアで開発しています。ベトナムのXRトップ企業として紹介されています。

株式会社one technology japan
株式会社One Technology Japan | ベトナムオフショア開発 | 信頼第一のONETECH

2015年の創業から上場企業からスタートアップ企業までお客様100社以上の300以上のプロジェクトに関わってきた豊富な開発実績があります。

ONETECHはUNITYでVR/ARアプリの開発

AR/VR/MR開発は2015年より取り組んでおります。UNITYの技術者育成に力を入れて取り組んでいます。

  • VR開発:ベトナムでのVR開発分野において最も開発実績のある企業の一つとなっています。
  • AR開発:ARkit、ARcoreなどを利用して多数のアプリ開発、Babylon.js、8thWallなどでのWebAR開発実績がございます。
  • UNITY開発:ONETECHはUNITYを利用し様々なVR開発、AR開発、アプリ開発をしています。HoloLens/Oculus/HTC VIVE/Pico/Nreal Lightなど最新のデバイスも取り揃えています。
  • ホロレンズ開発:ベトナムで最も多くのHoloLens開発実績のある企業の一社です。
  • WEBXR開発:WEBXRは、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)および混合現実(MR)をWebブラウザで利用するための技術スタンダードです。ユーザーは、特別なアプリをダウンロードすることなく、多様なデバイスで豊かな3Dコンテンツを体験できます。
  • CG制作:製品やゲームのアセット、業務用の映像などの3DCGコンテンツの3DCG制作(モデリング・アニメーション・レンダリング)をエンジニアと連携しながらワンストップで受けることが可能です。 フロントエンド、バックエンド、サーバサイドの開発も一括して受けられます。
  • AR/VR/MRアプリ開発、AI開発、3DCG制作、HoloLensアプリ開発に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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