「これから始まる5Gで何ができるのか知りたい」
「ARとAI、5Gを組み合わせた活用事例が気になる」
低遅延・高速通信できる5Gは海外でサービスが開始されていて、日本でも2020年春にスタートします。5Gにより実現できることが増えて、より良いユーザー体験を実現できるのがメリットです。
この記事では最新テクノロジーに興味がある人に向けて、5GとAR/AIを組み合わせた事例を紹介します。
![5Gで世の中が変わる-AR・AI](/wp-content/uploads/blog/2019/12/5G%E3%81%A7%E4%B8%96%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%8C%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B-AR%E3%83%BBAI-1024x576.jpg)
5Gで世の中が変わる!AR・AIと組み合わせた事例を紹介。
5GによりAR・AIの用途は拡大
携帯電話やスマートフォンで使える次世代通信規格として5Gがあります。現在使われている4Gの20倍以上もの通信速度があり、5Gが普及することで従来にはなかったサービスを実現できるのが特徴。
例えば5Gで複数の自動車とAIが繋がることで、人がハンドルを握らなくても自動走行できます。運転する必要がなければ、移動中に動画やマンガなどのコンテンツを楽しむことが可能です。
日本では5Gのサービスが2020年春ごろに開始される予定であり、既にさまざまな企業でコンテンツやデバイスを開発。サービス開始と同時にユーザーが新しい体験をできる見通しです。
![5GによりAR・AIの用途は拡大](/wp-content/uploads/blog/2019/12/You-Need-To-Know-Everything-About-5G-Network-Technology-1024x597.jpg)
5GによりAR・AIの用途は拡大
5GをAR・AIに組み合わせた事例
「ARやAIが5Gでどのように変わるのか気になる」と思う人は多くいるでしょう。拡張現実や機械学習といったテクノロジーを5Gに組み合わせた事例はいくつかあります。
- ドコモによる仮想ゲームセンター
- AR戦国シューティング
- スポーツ行動認識AI
- C-Thru
それぞれの事例について詳しく見てみましょう。
![5Gのパートナー戦略が順調に進んでいることをアピールするドコモの吉沢和弘社長](/wp-content/uploads/blog/2019/12/5G%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%81%8C%E9%A0%86%E8%AA%BF%E3%81%AB%E9%80%B2%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E3%82%A2%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%81%AE%E5%90%89%E6%B2%A2%E5%92%8C%E5%BC%98%E7%A4%BE%E9%95%B7.jpg)
5Gのパートナー戦略が順調に進んでいることをアピールするドコモの吉沢和弘社長
ドコモによる仮想ゲームセンター
2019年9月20日、大手キャリア会社のドコモは5Gのプレサービスを開始しました。そしてプレサービスの発表会でドコモが強くアピールしたのが仮想のゲームセンターです。
ユーザーは5Gスマホと連携したMRゴーグルを装着することで、自室にいながらゲームの世界を楽しめるのがメリット。また、テーブルの上にスマホをかざして、対戦を鑑賞することもできます。
![Domoco-5g-ドコモによる仮想ゲームセンター](/wp-content/uploads/blog/2019/12/Domoco-5g-%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E4%BB%AE%E6%83%B3%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC-1024x480.jpg)
Domoco-5g-ドコモによる仮想ゲームセンター
AR戦国シューティング
2019年10月、幕張メッセでIT分野の国際展示会「CEATEC 2019」が開催されました。CEATECで公開されたスマホ向けARゲームが「AR戦国シューティング」です。
![AR戦国シューティング](/wp-content/uploads/blog/2019/12/AR%E6%88%A6%E5%9B%BD%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-1024x682.jpg)
AR戦国シューティング
プレイヤーはスマホ画面で敵を見ることができ、その敵を倒すのがゲームの目的。5Gでの通信が実現すれば4万人と4万人との戦いが可能になり、大規模な集団戦を実現できます。
スポーツ行動認識AI
CEATEC 2019ではスマホでプレーを撮影して、アドバイスしてもらうアプリも公開されました。「スポーツ行動認識AI」は目線や両肩、腕や足首などの動きからフォームを分析するアプリです。
![AIがコーチに! AR侍と対決! 目の前に国宝が! 5Gでできること](/wp-content/uploads/blog/2019/12/AI%E3%81%8C%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%81%E3%81%AB%EF%BC%81-AR%E4%BE%8D%E3%81%A8%E5%AF%BE%E6%B1%BA%EF%BC%81-%E7%9B%AE%E3%81%AE%E5%89%8D%E3%81%AB%E5%9B%BD%E5%AE%9D%E3%81%8C%EF%BC%81-5G%E3%81%A7%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8-1024x682.jpg)
AIがコーチに! AR侍と対決! 目の前に国宝が! 5Gでできること
4Kの映像を5Gですぐに送受信できることで、クラウド上のAIがプレイヤーのフォームなどをすぐに分析。また、ボールにセンサーを搭載することでより適切なアドバイスをプレイヤーに提供できます。
C-Thru
ゲームやスポーツ以外の分野でも5GとARを組み合わせた事例があります。「C-Thru」はARゴーグルを搭載したヘルメットであり、消防の現場で利用することを想定したウェアラブルデバイス。
消防士はC-Thruを使うことで煙が溜まる建物内を見通せて、落下物や危ない床を避けて行動できるのがメリットです。カメラ機能により消防士が見ている映像を本部でも確認できます。
これから5Gが普及していくことで、より正確なナビゲーションや新しいアプリが実現する見込みです。
![「C-Thru」はARゴーグルを搭載したヘルメットであり、消防の現場で利用することを想定したウェアラブルデバイス](/wp-content/uploads/blog/2019/12/%E3%80%8CC-Thru%E3%80%8D%E3%81%AFAR%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%92%E6%90%AD%E8%BC%89%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8A%E3%80%81%E6%B6%88%E9%98%B2%E3%81%AE%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%A7%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E6%83%B3%E5%AE%9A%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B9-1024x510.jpg)
「C-Thru」はARゴーグルを搭載したヘルメットであり、消防の現場で利用することを想定したウェアラブルデバイス
まとめ
5Gによる高速通信サービスは一部で既に始まっていて、ARやAIと組み合わせることが可能です。通信速度や容量が大幅に改善されることで、より便利なサービスやデバイスを利用できるようになります。
「従来にはない新しいアプリを開発したい」と思ったときは、5GとAR・AIを組み合わせたアプリの開発を検討してみましょう。
ONETECH開発実績
ONETECHはベトナムオフショア開発でVR/AR/MRソフトウェアの開発、AI、Iotの開発に力を入れています。VR/AR/MRソフトウェアの開発、AI、Iotの開発のご相談はOne Technology Japanへお気軽にお問い合わせください。