【医療で広がるテクノロジー活用】医療AR/VRアプリおすすめ10選

近年AR/VRがだんだん普及し始め、エンタメ以外の分野でも活用されるようになりました。今回この記事では、医療分野で活用されているAR/VRのシステムやサービスを10コンテンツ紹介いたします。こんなAR/VRの使い方があるのかと知り、新しい学びや刺激になっていただけると嬉しいです。ぜひ参考にしてください。

医療AR 5選

]【医療で広がるテクノロジー活用】医療AR/VRアプリおすすめ10選

【医療で広がるテクノロジー活用】医療AR/VRアプリおすすめ10選

ここでは医療分野で活用されているARを海外から2コンテンツ、国内から3コンテンツ、計5コンテンツを選出いたしました。

医療分野が抱えている課題に対して、獲得できる情報量の多いというARの特性を活かした解決方法を紹介いたします。

海外医療AR 紹介1 コロナ禍で遠隔体温測定 Rokid Glass

コロナ禍で遠隔体温測定 Rokid Glass

コロナ禍で遠隔体温測定 Rokid Glass (Photo: rokid.com)

中国のスタートアップ企業Rokid。同社が提供しているARグラス「Rokid Glass」は遠隔体温測定機能が搭載されています。

新型コロナウイルス対策として、公園内巡回している警備員が「Rokid Glass」を装着して来園者の体温を遠隔測定する取り組みを行っております。

通行人の体温をリアルタイムに測定でき、2分間で最大100人の体温測定ができるとのことです。

▼参考Twitter:Rokid
https://twitter.com/RokidInc/status/1276272980767596545

▼参考サイト:Rokid
https://www.rokid.com/

海外医療AR 紹介2 遠隔医療で応急処置 STAR

「STAR(the system for telementoring with augmented reality)」は、AR技術を活用した遠隔医療システムで米国で軍事目的で開発されました。

遠隔地にいる専門医が現地の執刀医と視界を共有し、ARを使って患者の切開箇所などを指示することができます。医学的リソースが乏しい地域での利用を想定しています。

近年この技術が応用され遠隔医療技術として、英国や欧州でも導入され始めました。

▼参考:YouTube動画

▼参考HP:STAR
https://engineering.purdue.edu/starproj

国内医療AR 紹介3 

病院案内板の翻訳 Hospital Compass

病院案内板の翻訳 Hospital Compass (photo: tbrave.com)

 

国立研究開発法人国立国際医療研究センターとテクノブレイブ株式会社で共同開発したARアプリ「Hospital Compass」。

「Hospital Compass」は病院の案内板の翻訳を行うARアプリで、対応している言語は5カ国語(英語、中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語)になります。

利用するには専用アプリを起動し、病院名と翻訳したい言語を選択します。アプリ起動後、病院にある案内板にかざすと、画面上に翻訳された案内板がARで表示されます。

「Hospital Compass」の開発背景は、東京オリンピックやインバウンドで日本にやってくる外国人に対して、病院での対応を手軽に行うために開発されました。

▼参考HP:テクノブレイブ株式会社_Hospital Compass
https://www.tbrave.com/product/hospitalcompass/

国内医療AR 紹介4 キャラクターが応援 ARばんそうこう

株式会社バンダイは、AR機能を用いた子ども用の「救急ばんそうこう」を提供しています。

スマートフォンの専用アプリを起動し、救急ばんそうこうの絵柄をカメラで読み取ると、キャラクターが画面上に飛び出して応援メッセージをくれるのです。

どんなイメージなのかは、下記の動画を参考にしてください。
▼参考動画:

現在提供されているコンテンツは4種類
・仮面ライダーセイバー
・トロピカル~ジュ!プリキュア
・機界戦隊ゼンカイジャー
・サンリオキャラクターズ

▼参考HP:バンダイ_救急ばんそうこうARスペシャルコンテンツ
https://www.bandai-lifestyle.jp/recommend/AR/

国内医療AR 紹介5

ARガイドで薬剤棚卸し ARピッキング

ARガイドで薬剤棚卸し ARピッキング (Source: jpn.nec.com)

 

NECが提供しているソリューションが「ARピッキング」です。商品を棚から下ろし取り出すピッキングはスピードと正確性が求められ、ミスが許されません。

「ARピッキング」はスマートグラスを通して、商品のある場所まで担当者をガイドするソリューションです。

適用分野として、製造業・物流業・医療事業が挙げられます。

東京女子医科大学東医療センターの薬剤部において、実証実験が実施されました。処方箋に記されている薬剤の設置場所を「ARピッキング」からガイドしてもらい作業ミスを減らすことができました。

▼参考HP:NEC ARピッキング
https://jpn.nec.com/nec-ar/ar_picking.html

医療VR 5選

国内で開発された医療VRを5コンテンツ紹介いたします。

今回紹介するコンテンツは、VRの没入感を利用した非日常感やリラックス空間の創造など、仮想空間だからこそできる医療VRアプリです。医療VRに関心がある方に是非読んでいただきたいです。

国内医療VR 紹介1 医療教育の味方 Holoeyes Edu

「Holoeyes Edu」は、医学部や看護学部など大学/学校向けのVRコンテンツです。

特徴として3次元全ての方向から解剖データや臓器の位置関係等が分かるため、「紙の教科書による学習」より「VRを用いた学習」の方が学習効率がよく理解度が大きく向上する点です。

スマートフォンアプリと段ボールゴーグルだけで利用可能なため、お手軽に利用することができます。

動画引用

▼参考HP:Holoeyes Edu
https://holoeyes.jp/wp-content/uploads/2021/02/EDU202012.pdf

国内医療VR 紹介2 歩行機能のリハビリに mediVR カグラ

<画像引用:医療VR「KAGURA」 >

<画像引用:医療VR「KAGURA」- medivr.jp>

医療VR「KAGURA」は安定した歩行機能を獲得するために、歩行必要な運動機能と姿勢バランス、認知機能を総合的に評価するための医療機器です。
歩行には「下肢の筋力」「姿勢バランス」「二重課題型認知処理能力」の3つの要素が必要とされています。ただ筋力を付ければ安定した歩行機能を獲得できるわけではないのです。
そのため定量的に姿勢バランスを評価し、セラピストから助言を受ける必要があります。
医療VR「KAGURA」は、VR技術によって三次元空間内の提示された座標に手を伸ばす「リーチング」と呼ばれる動作を行い、バランス力を評価しています。
▼公式サイト:医療VR「KAGURA」
https://www.medivr.jp/

国内医療VR 紹介3 心的ストレス緩和 うららかVR(urarakaVR)

<画像引用:うららかVR >

順天堂大学病×pulse株式会社が共同研究で制作した「うららかVR」。このVRは毎日の「痛みやストレスの緩和」を目的に作られています。

特徴は、慢性の神経障害性疼痛(腕神経叢損傷・幻視痛含む)や、心因的修飾傾向の強い術後入院時不安などの方に対して、ストレスの緩和、リラックス効果をもたらすそうです。

VR医療の重要なポイントの一つ(認知行動療法)

VR医療の重要なポイントの一つ(認知行動療法)<画像引用:うららかVR>

2021年3月時点で提供されているVRコンテンツは6種類。

  • シューティングVR
  • リラックスVR
  • モグラVR
  • 歩行VR
  • EMDR VR
  • 180°動画VR

▼参考サイト:医療向け最適化VRパッケージ「うららかVR」
https://uraraka-vr.care/

国内医療VR 紹介4 専門医過疎地域での遠隔治療に 遠隔医療システムNURAS(ニューラス)

<画像引用:Microsoft >
長崎大学関節リウマチ遠隔医療システム「NURAS(ニューラス)」。「NURAS」は、専門医が少ない地域である離島・へき地にいる患者をMR(Mixd Reality)を活用して遠隔医療を実施するリウマチ遠隔医療システムです・

現在はリウマチ患者のみの対応になっておりますが、その他神経疾患や運動器疾患などの分野への応用も検討しているそうです。

2021年3月下旬から、人工知能(AI)を適用し、患者の表情の変化を捉え、患者の不安や満足度などを評価うする機能を追加する予定とのこと。

▼動画サイト

▼参考サイト:マイクロソフト_次世代オンライン遠隔医療システムの開発・提供で 長崎大学、五島中央病院、長崎県、五島市と連携協定を締結
https://blogs.windows.com/japan/2021/03/03/nagasaki-university-nuras/

国内医療VR 紹介5

認知症を自分事に捉える VRやすおじいちゃん物語

<画像引用:三井住友海上あいおい生命保険 >

三井住友海上あいおい生命保険株式会社は、VRを用いて、認知症の方の日常生活を疑似体験できるVR映像コンテンツの提供を行っております。

同社はVR映像「VRやすおじいちゃん物語」を提供することで、認知症の症状を自分事にしてもらい、認知症の方の気持ちを理解し偏見をなくしてほしいという願いがあるそうです。

同コンテンツの視聴方法は「VRやすおじいちゃん物語」のチラシに掲載されているQRコードをスマートフォンで読み取ります。そして専用のVRゴーグルを使用することでコンテンツが視聴できます。

今後VRゴーグルが当たり前に所有する時代になれば、VRによる認知症の方への理解が進むかもしれません。

▼参考サイト
https://www.moguravr.com/msa-life-vr-dementia/

まとめ

いかがでしたか?この記事では医療業界で活用されているAR/VR技術についてまとめました。

AR/VRの利点は個人的に「情報量の多さ」や「没入感」だと考えております。ARにすることで獲得できる解像度の高い情報量は、迅速な判断が求められる医療現場で役に立ちます。

VRの没入感はいろんな世界に入り込むことも可能です。現在VRはエンタメ分野などに利用されていますが、医療分野で心のケアや不安を取り除くために活用するのはVRの性質とマッチしているでしょう。
この記事を読んで、医療現場でAR/VRをこんな風に活用できるんだと知っていただけたら幸いです。「私達の所でも医療AR/VRを活用したい」「医療AR/VRを作ってみたいけど、どう作ってみたらいいか分からない」という方は、ぜひONETECHにご相談ください。
ONETECH では、AR/VR関連の開発実績がございます。AR、VR、XR開発、UNITY開発、3DCG制作でお困りのことがあればお気軽にお問い合わせください。

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