GoogleCardboardの概要とUnityへのアプリケーション

Nguyễn Bảo Khánh 29/10/2024 AR/VR/MR, UNITY AR/VR/MR, VR仮想現実（Virtual Reality）

皆さん、こんにちは。私の名前はNguyenBaoKhanhです。現在、OneTechAsiaCompanyでXR開発者を務めています。次のトピックでは、GoogleCardboardを紹介し、サンプルプロジェクトに適用します。

目次 hide

2.1 Unity用GoogleCardboardXRプラグインパッケージをインポートします

2.2 Androidプラットフォームでの設定

2.3 iOSプラットフォームでの設定

2.4 実際のデバイス上で動作します

導入：

Googleが開発したスマートフォン用ヘッドマウント用の仮想現実(VR)プラットフォームです。このプラットフォームはDavidCozとDamienHenryによって作成され、GoogleI/O2014開発者カンファレンスで紹介されました。

これは、ユーザーが鮮やかな3Dインターフェイスを備えたゲームやアプリケーションを体験できるようにするために、超格安で仮想現実メガネを体験する方法とも考えられています。

構造

GoogleCardboardは他のVRメガネのような複雑な構造や高価な構造を持たず、段ボールで作られています。

現在、GoogleCardboardのバージョンは2.0で、最大6インチの画面サイズのスマートフォンをサポートします(Nexus6がその例です)。

材料

材料	解釈
1. Cardboard	段ボール、できればEフルート(段ボールには「フルート」と呼ばれるさまざまな厚さがあります)、多くの画材店やオンラインで入手できます。最良の結果を得るには、薄くて丈夫な段ボール(引っ越し用の箱ではなく、丈夫な靴の箱)を探してください。最小サイズ:8.75インチ(22cm)x22インチ(56cm)、厚さ0.06インチ(1.5mm)。
2. Lenses	焦点距離45mmのレンズが機能します。両凸レンズは、エッジの周りの歪みを防ぐため、最も効果的です。
3. Magnets	ネオジムリング磁石1つとセラミックディスク磁石1つ。おおよその寸法:直径0.75インチ(19mm)、厚さ0.12インチ(3mm)。
4. Hook and loop fastener	2つのベルクロフックストリップは通常の強度で、ベルクロの裏面には粘着性があります。おおよその寸法:0.75インチ(20mm)x1.25インチ(30mm)。
5. Rubber band	携帯電話の滑り落ちを防ぐゴムバンド。最小の長さは3.2インチ(8cm)です。
6. NFC tag (optional)	NFCタグステッカーです。URL「cardboard://v1.0.0」を使用してプログラムします。

仕組み

このプラットフォームを使用するには、ユーザーは携帯電話でCardboard互換アプリを使用し、携帯電話をビューアの背面に置き、レンズを通してコンテンツを表示します。

Unityのインストールと適用

Unity用GoogleCardboardXRプラグインパッケージをインポートします

次のWebサイトを参照してくださ:https://developers.google.com/cardboard/develop/unity/quickstart

リンクhttps://github.com/googlevr/cardboard-xr-plugin.gitをボックスに貼り付け、「追加」ボタンをクリックしてパッケージをインストールします。

注:パッケージのインストールプロセス中に、ポップアップに「RESTART」という単語が表示された場合は、「はい」を選択します。

次に、パッケージのサンプルをインポートしてデモシーンを開きます。[サンプル]タブから[ウィンドウ]>[パッケージマネージャー]>[GoogleCardboardXRPluginforUnity]に移動すると、[HelloCardboard]が表示され、[インポート]を選択します。

ゲームオブジェクト「Treasure」をクリックすると、レイヤー側が空になることに注意してください。

「Interactive」という名前のレイヤーを作成します。

以下にポップアップが表示されます。「はい、子を変更します」を選択して、「Treasure」ゲームオブジェクト内の子のレイヤーを設定します。

上に示すように、[RecticleInteractionLayerMask]セクションで[Interactive]を選択します。

Androidプラットフォームでの設定

Androidプラットフォームに切り替えて、実機で実行するときに「HelloCardboard」シーンが読み込まれるように、開いているシーン「HelloCardboard」を追加します。

注:AutoGraphicsAPIはデフォルトでチェックします。デバイスでの実行にエラーがある場合は、チェックを外して、以下に示すようにOpenGLES3を選択します。

まずマウスを使用してOpenGLES3を上にドラッグし、左側にある2つのダッシュのアイコンをクリックしたまま上にドラッグします。

ファイル「mainTemplate.gradle」を開き、次のコード行を追加します。

implementation 'androidx.appcompat:appcompat:1.6.1'
implementation 'com.google.android.gms:play-services-vision:20.1.3'
implementation 'com.google.android.material:material:1.6.1'
implementation 'com.google.protobuf:protobuf-javalite:3.19.4'

ファイル「gradleTemplate.properties」を開き、次のコード行を追加します:

android.enableJetifier=true
android.useAndroidX=true

最後に、CardboardXRプラグインを選択して、Androidで実行するときにCardboard機能を有効にします。

iOSプラットフォームでの設定

iOSプラットフォームに切り替えて、開いているシーン「HelloCardboard」を追加すると、実機で実行するときに「HelloCardboard」シーンが読み込まれるようになります。

[その他の設定]で、[カメラの使用説明]セクションまで下にスクロールし、次の段落を貼り付けます:CardboardSDKでは、QRコードを読み取るためにカメラのアクセス許可が必要です(エンコードされたデバイスパラメーターを取得するために必要です)。

この項目の[ターゲットの最小iOSバージョン]が12未満の場合は、12に設定します。

実際のデバイス上で動作します

注意: AndroidおよびiOSのデバイスへのビルドについては、この記事では詳細には触れませんので、皆さん自身でリサーチしてください。

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