顔認識APIとは?特徴や5種類の有名顔認識アプリAPIについて紹介

「動画や画像から人物の情報を自動で分析してほしい」

「有名な顔認識APIの機能や料金が気になる」

アプリに組み込むことでデータから人物を検出・認識できるのが顔認識アプリAPIです。さまざまなIT企業から顔認識APIは公開されていて、APIによって細かい機能や価格は異なるもの。

顔認識APIとは?特徴や5種類の有名APIについて紹介

顔認識APIとは?特徴や5種類の有名APIについて紹介

この記事では顔認識APIの特徴や有名APIの機能について紹介します。

顔認識APIとは

コンピュータに膨大なデータを学習させて、画像や動画から人物の顔を分析できるようにしたのが顔認識機能です。顔認識アプリを自社アプリに組み込むために顔認識APIは活用されます。

顔認識APIは動画や画像から人物の顔を検出して、必要な情報を検出した顔から読み取るのが特徴。性別や年齢、感情などの情報をAPIを使うだけで簡単に抽出できるのが魅力です。

face-detect-apis

顔認識APIとは

例えば顔認識APIを活用した自撮りアプリでは、顔パーツを認識することでメイクを適用できます。さまざまなコスメを試すことができ、自分にあった化粧品をスマホで見つけられるのがポイント。

自撮り以外にもさまざまな分野で顔認識APIは活用されています。アプリに顔認識APIを組み込むことで、より利便性の高い機能をユーザーに提供できるでしょう。

有名な顔認識API5選

「どのような顔認識APIがあるのか気になる」と思った人は多くいるはず。今では複数のIT企業が顔認識APIを提供していて、開発者はAPIを手軽に利用することが可能です。

アプリやシステムの開発を検討している人が知っておくべき顔認識APIは5つあります。

  1. Face API
  2. Cloud Vision API
  3. Amazon Rekognition
  4. Watson Visual Recognition API
  5. Face Detect API

それぞれのAPIについて特徴を見てみましょう。

写真から顔を検出-OpenCV

写真から顔を検出-OpenCV

Face API

人の顔を検出して識別・検索・グループ化などをするために、Microsoftが提供しているのがFace APIです。開発者はFace APIを導入することで「似たような顔の検索」「人物の特定」などの機能をアプリに導入できます。

毎月3万回のトランザクションであれば、無料プランでFace APIを利用することが可能です。顔を検出・認識する回数が増えるほど発生する料金は増えていきます。

Cloud Vision API

Google Cloud Platform – Vision api

Googleが提供しているサービスがCloud Vision APIです。

画像からオブジェクトを検出してデータを処理できるよう、Googleが提供しているサービスがCloud Vision APIです。開発者はVision APIを活用することで次のような機能を導入できます。

  • 画像からテキストを検出して業務を効率化
  • 悪影響を及ぼす可能性があるコンテンツの検出
  • 小売業者の販売促進を支援

毎月1,000ユニットまでの分析は無料で実行できて、1,000ユニットを超える検出・分析に関しては分析回数ごとに料金が発生します。

関連コンテンツ: Googleが提供する「Vision AI」とは?仕組みや実現できること

Amazon Rekognition

動画や画像から人やテキスト、アクティビティなどを検出できるのがAmazon Rekognition顔認識アプリです。専門知識がなくてもAPIを利用することができ、処理数が多くても応答時間が変動しにくいのが特徴。

Amazon Rekognition

Amazon Rekognition

Rekognitionには新規ユーザー向けの無料利用枠があり、最初の1年間は1ヶ月の間に1,000分もの動画を無料で分析できます。

IBM Watson Visual Recognition API

深層学習により画像のオブジェクトや情景を検出、認識できるサービスがWatson Visual Recognition 顔認識アプリAPIです。画像のタグ付けや特定箇所の検出といった用途に役立ちます。

Visual Recognition with IBM Watson

Visual Recognition with IBM Watson

Face Detect API

中国のスタートアップ企業であるMegviiが提供する顔認識サービスの1つがFace Detect APIです。顔認識AI「Face++」に含まれているAPIであり、人物の顔を検出するのに活用されます。

ONETECHの開発実績

iOSのFace Traking with ARkitの機能を使いスマホアプリのカメラで人の顔を認識します。True Depthカメラを利用しています。
実際の顔に自動的に3Dアニメーションを被せてAR(オーグメンテッドリアリティ:拡張現実)表示させることができるアプリです。
開発内容としてはサーバーの環境構築を実行しました。
アプリから画像を取得しURL発行までのサーバー側のAPIを開発しました。

番外編

3DCG制作
商品のAI画像認識のための学習モデル用のCG制作
ある商品(消費財)のAI画像認識のための教師データ用のCGを制作しました。商品の現物を参考にしながら酷似したCGモデルを制作しました。CGモデルをUnityで様々な角度や陰影をつけた画像をAIの学習データとして抽出します。Unityのツールも開発しました。
7セグメントディスプレイのデジタル数字認識OCRモジュール開発(SSOCR)
7セグメントディスプレイのデジタル数字を認識するモジュールを開発しました。 デバイスのデジタル数字が表示されている枠内の数字を自動解析します。決定木の手法と SSOCR(seven segment optical character recognition)を利用しました。 このモジュールはホロレンズ(Microsoft HoloLens)、スマホなども応用可能です。
OpenCV+ AI Yoloで画像認識の研究開発。飲食店向けARクーポンアプリのデモ
OpenCV+ AI Yolo画像認識の研究開発 今回は2018年のセミナーのプレゼンテーションのために以下の3つのデモを研究開発した実績をご紹介します。

まとめ

アプリで扱うデータから人物の顔を検出・分析できるのが顔認識APIです。「顔認識機能でアプリの利便性を向上させたい」と思ったときは、顔認識APIの導入を検討しましょう。

ONETECHでは、画像認識を利用した開発依頼のお問い合わせが増えております。今回ご紹介したすべての画像認識APIを使ったことはないですが、弊社のベトナム 人エンジニアは少々の文献をよめばどのように利用するか応用するかのご提案は十分に可能です。

他にも画像認識についてブログがありますので参考にしてください。

AI(人工知能システム開発

ONETECHはベトナムの優秀なエンジニアによる、ディープラーニング(Deep Learning)やニューラルネットワークなどを利用した様々なAI(人工知能)開発を提供します。

将来のAI社会に向けて、受託開発だけでなく、自社サービス開発またR&DセンターでAI研究開発に積極的に取り組んでいます。

またベトナムのAI開発の第一人者とのパートナーシップにより、オープンAPIだけではなく、スクラッチ型のAI開発を実現しています。

ONETECHは、将来の各業界にイノベーションをもたらすAI活用をR&Dチームにおいて日々研究開発しています。

ONETECHはベトナムオフショア 開発でAR/VR/MR開発に力を入れており実績も多数あります。AR/ MR開発の際に顔認識、顔検出、画像認識との組み合わせのご相談も増えてきました。実用化フェーズがいよいよやってきたようです。

顔認識、顔検出、画像認識でお困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせください。

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