「ARで物流業の効率を改善したい」
「拡張現実が物流に役立つのか気になる」
現実世界にコンテンツを映し出すAR(拡張現実)が産業界でも広がりを見せています。ARは荷物を取り扱う物流業において重要性が高まっています。スマートグラスと拡張現実を組み合わせることで、業務効率を改善できるのがメリットです。
本記事では物流業に便利なARを探している人に向けて、Vision Pickingなど3つの事例を紹介します。
物流業にARが役に立つ理由
「なぜ、ARが物流業に役立つのか分からない」と思った人はいるでしょう。スマホが普及した今では商品をネットで購入する人が多くなり、物流業の労働負担は増加しています。
従来の方法では大量の荷物を効率的に扱えず、商品の誤配や長時間労働などの課題点があるもの。ARなど便利なテクノロジーの導入により生産性向上やコスト削減につながります。
物流業にARが役に立つ理由 – Logistics 4.0 with AR
生産性を高めることで翌日配送などのサービスを提供しやすくなり、競争力を強化することも可能です。物流業の配送効率を高めてサービスを改善するためにARが必要になります。
物流・倉庫で活用されるAR事例
近頃はエンタープライズ向けにARサービスを開発する傾向があり、多くの物流業でARが導入されています。ARの導入を検討している人が知っておくべき物流・倉庫での活用事例は以下の3つです。
- Vision Picking
- NEC 遠隔業務支援システム
- ランプ作業の効率化システム
それぞれの活用事例について詳しく紹介します。
Vision Picking
「Vision Picking」は倉庫内通路や商品保管位置などの情報をARで表示してくれるサービスです。220以上の国や地域への配送をサポートするDHLでビジョンピッキングは活用されています。
従業員はスマートグラスで商品を置く位置を確認でき、ピッキングミスを削減できるのがメリット。倉庫内作業をハンズフリー化することで業務スピードを改善できるのも利点です。
実際にビジョンピッキングの導入により、作業効率が25%も向上 した結果が公開されています。ARで作業内容を指示することで、消費者からの大量の注文に対応することが可能です。
NEC 遠隔業務支援システム
NECでは現場作業をしている従業員をサポートできるよう遠隔業務支援システムを提供しています。現場作業者と支援者をつなげることで以下のような機能を実現できるのがメリット。
● 支援者が作業者の視界映像を確認して、状況をリアルタイムで共有
● 作業者が正しく作業できるよう、支援者がメッセージや画像を送信
● 作業者から送信された視界映像を録画して動画ファイルとして出力
Androidを搭載したスマートフォン、タブレット、スマートグラスに対応していて、現場に合わせてカスタマイズできます。離れた場所から従業員を支援したいときに遠隔業務支援システムは便利です。
ランプ作業の効率化システム
空港の手荷物やコンテナを積み込む作業をARで効率化するサービスもあります。シンガポール空港の地上業務を担当するSATS社では従業員600名にスマートグラスを導入。
スマートグラスでコンテナのQRコードを読み取ることで、従業員はすぐに搭載方法を確認できます。離れた場所にあるコントロールセンターから地上業務を確認することも可能です。
SATS社は地上業務にスマートグラスを導入することで、大型航空機の1フライトにおける積載時間を15分短縮することを見込んでいます。
まとめ
今ではARスマートグラスを現場で働く従業員に導入して物流業の業務効率を改善できます。ハンズフリーでピッキングしたり、遠隔から支援者がサポートしたりできるのが特徴です。
「物流業をテクノロジーで効率化したい」と思ったときはARサービスの導入を検討しましょう。
ベトナムオフショア開発のONETECH
ONETECHはベトナムオフショア開発でVR/AR/MRソフトウェアの開発、AI、Iotの開発に力を入れています。
VR分野は、Oculus、VIVEなどのVR向けHMD、スマホを利用したVRアプリ開発の実績が多数あります。
CADモデルからの3DCGモデルの変換などによるコンテンツ制作から、コンテンツは支給していただきUNITYへの移植などオールインワンでの対応も部分的なお手伝いも可能です。
AR、MR分野での開発も、スマホでのARアプリ開発、ARkit、ARcoreの開発も複数実績があります。Wikitude、Vuforia、OpenCVなどの画像認識系のフレームワークの実績も多数あります。またMicrosoft HoloLensでの開発は最近かなり増えまして業務支援向けのMRアプリの開発を多く承っています。今月にHoloLens2がベトナムに到着し開発もスタートさせました。
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今後ますます市場が拡大していくようです。
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