BIMはUnreal Engineで再現できる!メリットや手法を解説

「設計した建築物をリアルな描写で見てみたい」

「BIMをどのようにしてUnreal Engineで活用するのか知りたい」

BIMデータには性能や寸法などの情報があるため、ゲームエンジンで建築物を表現できます。Unreal Engineを活用することで品質の高いBIMモデルをARやVRで閲覧できるのがポイント。

この記事ではBIMモデルをUnreal Engineで再現する方法やメリットについて紹介します。

BIMはUNREAL ENGINEで再現できる!

BIMはUNREAL ENGINEで再現できる!

Unreal EngineとBIMとは

Unreal Engineは多様なデバイスに対応したゲームを開発するのに便利なゲームエンジンです。2015年にはUnreal Engine 4が公開されて、今では無料でツールを利用できます。

ゲーム開発以外にもUnreal Engineは活用でき、建築モデルであるBIMデータを表現することが可能です。専用のソフトウェアやプラグインによりBIMデータを簡単にインポートできます。

Unreal Engineでモデルを再現するメリット

優れたグラフィックを描画できるUnreal Engineにより、建築モデルを調整しやすくなるメリットがあります。リアルタイムでモデルを表現するため、パーツの色や種類を修正しやすいです。

また、天候や環境などを変化させることで、さまざまなシーンにおける建築モデルを確認できます。建物内の照明や扉といったオブジェクトを操作することも可能です。

BIMデータをUnreal Engineで活用するには

BIMデータをUnreal Studioで活用するには

BIMデータをUnreal Studioで活用するには (Source: unrealengine.com)

制作したBIMモデルをUnreal Engineで再現するには、次のようなソフトウェアまたはツールを利用することが必要です。

  • Unreal Studio
  • BIMに対応したプラグイン

Unreal Studioは建築や製品デザインをUnreal Engineで表現させるのに便利なソフトウェア。ソフトをインストールすることでBIMデータを取り込めて、ARやVRで建築モデルを体験できます。

2019年11月現在、Unreal Studioの無料ベータ版をUnreal Engineの公式サイトからダウンロードすることが可能です。ソフトウェアの特徴や動作イメージは「Unreal Studio: Accelerate Design Workflows」で確認できます。

また、Unity用プラグインである「Unity BIM Importer」や「Tridify BIM Tools」を活用して、UnityでBIMデータを活用することも可能。これらのツールは利用方法によって料金が発生します。

BIMをより便利に利用するには

「より便利なソフトウェアでBIMモデルを体験したい」と思う人はいるでしょう。Unreal Studioやプラグインでは建築モデルを描画できても、使い勝手が悪いケースがあります。

制作したBIMデータを魅力的な体験にするには、建築ビジュアライゼーションに対応したTwinmotionを利用することがオススメ。TwinmotionによりBIMモデルを高い品質で表現できます。

例えばライトやマテリアルといった要素を挿入して、モデルの表現や素材を簡単に変更することが可能。簡単なインターフェイスから直感的に季節や天候を調整できます。

また、指定したモデルをVRコンテンツに変換して、VRヘッドセットで建築モデルを確認できるのもポイント。VRコンテンツだけでなく、静止画やパノラマといったフォーマットにも対応しています。

WindowsまたはMacOSでTwinmotionは活用でき、2019年11月まで無料でダウンロードできます。「BIMモデルをVRコンテンツとして表現させたい」と考える人にTwinmotionはオススメです。

BIMモデルをVRコンテンツとして表現させたい」と考える人にTwinmotionはオススメです。 (Source: unrealengine.com)

まとめ

ゲームエンジンであるUnreal Engineを活用することで、高い品質で建築モデルを表現できます。ARやVRでBIMデータを閲覧したいときは、Unreal Engineの活用を検討してみましょう。

ONETECHは2013年にスタートしました。現在ベトナムのVR開発会社、AR開発会社、MR開発会社として最も開発実績のある企業の一つとなっています。創業当初、数人のベトナムのゲームエンジニアがUnityでアプリを作っていました。

ONETECHは、HoloLensやHTC VIVE、Oculus、nRealなどVR/ARデバイスのハードウエア、Microsoft、Autodesk、Unityなどのソフトウェアの組み合わせで多様なソリューションを提案可能です。

ベトナムオフショア開発で最も多くの日本向けのVR/ARソフトウェアの開発実績のある会社の中の一社です。

多数のVR/AR導入実績・ノウハウを有した専任エンジニアが、VR/ARの導入・活用に関するお問い合わせ、ご相談にお応えします。

建設業でのAR/VR活用なら、Unity導入実績多数のONETECHにお問い合わせください。

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