ビジネス特化したSNS「LinkedIn(リンクトイン)」の企業ページを作成する方法をご紹介

人材採用や企業のマーケティングやブランディングに利用されているビジネスに特化したSNSである「LinkedIn」をご存知でしょうか?企業と企業を繋ぐだけでなく、企業とビジネスパーソンやビジネスパーソン同士とつながることができます。

LinkedInはビジネスに特化している性質をもつため、企業のブランディングやマーケティングに使われています。SNSであるため、企業の求人採用や個人の転職活動にも使われています。

Linkedinで外国人エンジニアを採用するには?

Linkedinで外国人エンジニアを採用するには?

LinkedInどのどのようなサービスで、具体的な企業ページの作成方法から運用方法までをご紹介します。

LinkedIn(リンクトイン)とはどんなサービス?

LinkedInは世界で約7億人が利用するビジネスに特化しているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。アメリカで2003年からサービスが始まり、利用者は次第に増え、マイクロソフト社に262億ドル(約2兆円)で買収されマイクロソフトが親会社となっています。

利用者は世界を代表するような企業や経営者、ビジネスパーソンが利用し、個人の場合だとプロフィールを使って求職、転職、採用に使われています。また取引先とのコミュニケーションとしても利用されており、幅広くビジネスで利用されています。

LinkedIn(リンクトイン)には無料プランと有料プランがある

LinkedInのサービスには、無料プランと有料プランがあります。使用用途や規模によって違いがあるのでご紹介します。

無料プランでできること

無料のプランのBasicアカウントは、すべてのユーザーに対して無料で提供しているサービスです。Basicアカウントでは以下のようなことを実行することができます。

・プロフェッショナルプロフィール(職務経歴書)をWeb上に構築する
・Linkedinメンバーを検索し、プロフィールを閲覧する
・InMailメッセージを制限なしに受信する
・信頼のおける大規模なプロフェッショナルネットワークを構築・維持する
・同僚や上司などと進行を深める

有料プランでできること

Linkedin

有料プランはPremium契約プランになります。LinkedInの機能をフルに活用するためにはPremiumアカウントに契約する必要があります。Basicプランに加え、休職中のユーザーや営業や採用者向けのオプションが提供されます。

1ヶ月間無料で試せるPremiumアカウントを提供しているので、有料プランで追加される以下の情報を参考にしながら、お試しで使ってみるのもいいでしょう。

・Premium Careerでチャンスを掴んでキャリアを促進する
・Recruiter Liteで人材を探して雇用する
・Sales Navigatorで見込み客を獲得し、顧客を掴む
・Linkedin Learningで自分の持っているスキルを向上させ、新しいスキルを学習する

LinkedIn(リンクトイン)の企業ページを作成する方法(5ステップ)

LinkedInの企業ページの作成は簡単にすぐ作成することができます。

1. LinkedInのホームページの右上にある「その他」のアイコンをクリック
2.「企業ページの作成」をクリックします
3.事業の大きさに合わせて、「Small business」か「Medium to large business」から選択します
4.ページID、企業の詳細とプロフィール詳細の情報を入力します
5.最後に「ページ作成」をクリックします

LinkedIn(リンクトイン)の企業ページを作成する方法(5ステップ)

LinkedIn(リンクトイン)の企業ページを作成する方法(5ステップ)

これらのステップを順に入力することで、企業ページの作成は完了します。このときに企業を代表する権限があるか確認されるのでチェックボックスにはチェックを忘れないようにします。

LinkedIn(リンクトイン)の個人ページを作成する方法(4ステップ)

次にLinkedInの個人ページの作成方法についてご紹介します。

1.LinkedInのホームページで「名前」「メールアドレス」「パスワード」を入力します
2.主な活動エリア(居住地域)を入力します
3.次に「職種・役職」「会社名」を入力します
4.はじめに登録したメールアドレスに届いたコードを入力します

これで個人ページの登録は完了します。その後は、LinkedInに登録しているユーザーと繋がることや、プロフィール写真を設定するなどを聞かれますが、スキップすることが可能なので面倒だと感じたら飛ばすことができます。

プロフィールの詳細を入力することにより、より多くのユーザーと繋がることができ、プロフィールの訪問者が増えます。また、プロフィールの公開に抵抗がある場合は、プロフィールの公開範囲を設定することができるので活用してみてください。

LinkedIn(リンクトイン)の企業ページを最大限活かす運用方法

Linkedinの企業ページを作成しても、すぐには企業ページの訪問者数が増えるわけではありません。新しく人材を採用したくても求職者に魅力を伝えていかないと応募してくれない。という状況にならないようにしなくてはなりません。

訪問者に魅力が伝わるように会社紹介のページを作る

企業ページを作った後に「会社概要」のページを作りましょう。Linkedinで企業のプロフィールをクリックした時に最初に目に入る部分のため、ここで魅力を伝えることが大切です。

サービスや商品の魅力を伝える

会社概要ページに訪問してきた方にサービスや商品を知ってもらえるチャンスです。自社のサービスや販売している商品の価値を提供することで購入してもらえる可能性が高くなります。

サービスの価値を提供することによって、その利用者はどんな価値を受け取るのかを伝えられるとサービスの利用につながります。ただ商品やサービスを宣伝するスペースではなく、価値を提供する場所として魅力を伝えましょう。

自社の魅力をストーリで伝える

自社のサービスを提供したとしても、あまり印象に残らない可能性があります。会社概要のページに訪問したとしても事実のみで、退屈だと訪問者が感じてしまい、ページから離れた場合記憶に残りにくいです。

そこで、訪問者の記憶に残こすためには、商品やサービスの価値をも提供した際のストーリーを記載することで印象に残りやすくなります。人は事実だけよりもその事実に基づくストーリーがあると覚えるようになっているので、その会社情報も一緒に覚えてくれます。

企業ページの更新を定期的にする

企業ページが更新されていないと、このサービスを受けられるのか不安になったり、問合せをためらってしまします。定期的に更新している場合、企業をフォローしている利用者に情報が届くため、親近感が沸きやすくなります。

企業とのコンタクトの心理的ハードルを下げることによって、つながり自体を維持し、自社サービスの利用をしてみたいと思うようになります。

自社の働く環境の魅力をアピールする

よい人材を採用したと考えている場合は、自社の働く環境がよいとアピールし、その理由を示す必要があります。求職者は今の状況よりも、仕事環境や待遇面の部分でよい部分がなければ応募してくれません。

そんな人材を求めているのかを詳細に記載する必要がありますが、自社の労働環境に魅力を感じなければ、応募してくれる求職者は少なくなってしまいます。自社で働くことで何かアピールできることを見つけ、求人情報にしっかり掲載しておくことができれば、よい人材が応募してくれるようになります。

LinkedIn(リンクトイン)の企業ページを管理する方法と権限の種類

LinkedInでは企業ページを管理する方法とその権限の種類が以下の4タイプあります。

・専任管理者
・スポンサードコンテンツ投稿者
・リード獲得フォーム管理者
・Pipeline Builder管理者

専任管理者

専任管理者は、企業で働く任命された社員がページの編集や、他の管理者の追加、ページの更新やアップデートを行うことができます。

スポンサードコンテンツ投稿者

スポンサードコンテンツ投稿者はLinkedInの企業ページに関するアップデートの共有やスポンサードの設定ができます。

リード獲得フォーム管理者

リード獲得フォーム管理者は、キャンペーンマネージャーからリードをダウンロードできます。キャンペーンマネージャーはLinkedInの広告ツールで、LinkedIn広告キャンペーンを作成と公開ができ、その効果を評価することができる機能です。

Pipeline Builder管理者

Pipeline Builder管理者は、Pipeline Builderページを作成、管理をすることができます。Pipeline Builderを使用することで、関心をもっている見込み客に対してメッセージや関連する情報を表示させることができます。

LinkedIn(リンクトイン)を活用している5社の国内企業の事例

マーケティングやブラディング、採用活動などのビジネス活動に幅広く使われているLinkedInを活用している国内企業5社をご紹介します。

Rakuten

世界最大級のビジネス特化型プラットフォームで、優秀な転職潜在層へのダイレクトなアプローチが可能でした。その結果、事業ニーズにマッチした高い人材を採用することに成功しました。

またダイレクトに求職者とつながれることで、採用コストの削減し、効率化を図ることができました。ブランディングにより、企業に対する認知や理解を直接説明できたため、向上させることができました。

(参考:https://www.slideshare.net/linkedinjapan/rakuten-lts-casefinal

freee

企業のビジョンやミッションを転職潜在層へダイレクトにアプローチすることができるため、freeeへの共感を増やしていくことが可能でした。採用したいと思える方が多く存在しているため、効率的にアプローチできました。

その結果、エンジニアとビジネスサイドの高いスキルを持った人を採用できました。また、内定までに至らなくても、引き続き検討してもらえ、企業の認知や理解を深めることに成功しました。

(参考:https://www.slideshare.net/linkedinjapan/freee-66754476

パナソニック

優秀な人材を獲得することや、グローバルで活躍する人材を発掘するために、LinkedInを導入しました。また、企業ページを活用することで、企業の情報を転職潜在層に直接、情報発信することができるため、採用ブランディンに活かしました。

その結果、北米でのキャリア採用は、8割がLinkedInを利用して採用実績をあげ、ブラジルやインドでもその成果が出てきています。引き続き他の地域でも積極的に活用しいく考えです。

(参考:https://www.slideshare.net/linkedinjapan/panasonic-case-study20140301

Moneytree

多様性のある優秀な人材にリーチすることができ、フィンテック業界での特定スキルを持つ候補者に直接アプローチをするために導入しました。また、SNSという特性により、その時点では直接の候補者とはならない層にも長期的に繋がっておくことができると考えているためです。

その結果、多様性のある人材を採用することができ、社員構成は27か国の国籍の社員が在籍していて、費用対効果が非常に高かったです。

(参考:https://www.slideshare.net/linkedinjapan/moneytree-233990366

メルカリ

本名で登録し、どのような共通の知り合いがいるかがわかるため、人柄を掴みやすく転職潜在層とつながりをもつことができるために導入しました。働く環境の発信にも役立てています。

その結果、自社開催のイベントに参加してほしい候補者を招待でき、メルカリのファンの繋がりを拡大することができました。また、会社の雰囲気や働く環境の理解度が向上しました。

(参考:https://www.slideshare.net/linkedinjapan/ss-55230495

LinkedIn(リンクトイン)の企業ページを活用しましょう

LinkedInの企業ページを活用することで、自社の魅力を発信でき、新たな人材を採用することができます。その結果、企業の理解度が高まり企業ブランドの向上につながっています。自社の事業拡大や、人材獲得をするために、LInkedInの企業ページを活用してみてはいかがでしょうか。

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