就労ビザ申請代行を行政書士に依頼するメリット&デメリット

就労ビザ申請のためには多くの時間と労力を必要としますが、行政書士へ就労ビザ申請を依頼すれば専門知識に基づくサポートを受けられます。今回は、就労ビザ申請を行政書士へ依頼した場合のメリットとデメリットをご紹介します。

行政書士:柏木 太郎(カシワギ タロウ)
東証一部上場企業の法務部門での勤務を経て行政書士として開業。
行政書士として外国人のVISA申請を手掛けるとともに、法務部員としての
経験を活かし契約書の作成・修正や企業のコンプライアンスを受け持つ。

行政書士へ依頼するメリット

就労ビザ申請代行を行政書士に依頼するメリット&デメリット

就労ビザ申請代行を行政書士に依頼するメリット&デメリット

行政書士へ依頼するメリットは4つあります。

許可される可能性がどれだけあるか分かる

就労ビザには多くの種類があり、それぞれ在留資格該当性や許可の要件が異なります。これらを満たさなければ就労ビザの許可は得られません。
行政書士へ依頼すると、専門知識と実務経験に基づき、従事する業務やクライアントの経歴などをヒアリングしたうえで許可の可能性がどれだけあるか判断してくれます。

就労ビザ申請のための書類を作成してくれる

就労ビザ申請を行うためには、入国管理局へ申請書類を提出しなければなりません。申請書類の作成は面倒ですし、何より理由書の作成には専門知識が必要です。理由書とは、就労ビザ申請を行う外国人本人の経歴や従事する業務を明らかにし、外国人が許可要件を満たすことを証明する書類です。行政書士へ依頼すれば、専門知識に基づき、許可へ向け証明力の高い書類を作成してくれます。
また、就労ビザの申請のためには官公庁発行の証明書も提出しなければならず、これを集めるのも一苦労です。行政書士によっては有料もしくは無料で書類の収集も代行してくれます。

入国管理局へ出向く必要がなくなる

就労ビザ申請のためには多くの時間と労力を必要としますが、行政書士へ就労ビザ申請を依頼すれば専門知識に基づくサポートを受けられます。

就労ビザ申請のためには多くの時間と労力を必要としますが、行政書士へ就労ビザ申請を依頼すれば専門知識に基づくサポートを受けられます。

就労ビザ申請のためには出入国在留管理局へ出向かなければなりません。出入国在留管理局の開庁時間は平日の9時から16時までと決して長くありません。休日・祝日は開庁していませんから、仕事や学校の合間を休む必要も生じるでしょう。加えて、全国の出入国在留管理局はどこもすさまじい混雑具合です。2時間待ちなどは頻繁にあります。許可された場合には在留カードを受け取るためにまた長い時間待たなければなりません。
行政書士へ依頼すれば、本人に代わって出入国在留管理局へ出向き手続を行います。会社や学校を休む必要も長時間待つ必要もありません。本人に代わって出入国在留管理局へ出向いてくれますから、平日は忙しく時間がとれない人にとっては大きなメリットとなるでしょう。

許可の可能性が上がる

これが最も大きいメリットです。行政書士は専門知識に基づき許可要件を満たすよう理路整然とした書類を作成しますから、就労ビザの許可が出る可能性が高まります。書類の見た目の良さにもこだわるので、審査をする出入国在留管理局へ与える印象も良くなります。見た目の良さなんて大した問題ではないだろうと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、就労ビザの審査も人間が行う以上、書類の見た目はとても重要です。

許可後の手続についてアドバイスしてくれる

就労ビザ申請が許可されたとしても、それで終わりではありません。転職した場合や引っ越した場合には手続が必要ですし、在留期限が迫れば就労ビザの更新又は変更の申請がしなければなりません。許可後の素行が善良でなければ、更新・変更は許可されにくくなります。
行政書士へ依頼すれば、許可後の生活や手続についてアドバイスをもらうことができます。就労ビザ更新や変更についても、同じ行政書士へ依頼すれば過去の記録を持っているためスムーズに申請できるでしょう。

行政書士へ依頼するデメリット

就労ビザ申請は難しく、許可を得るためにはきちんとした準備が必要です。

就労ビザ申請は難しく、許可を得るためにはきちんとした準備が必要です。

行政書へ依頼するデメリットは、行政書士へ報酬を支払う必要があることです。本人の経歴や手続の内容によっても変わりますが、就労ビザ申請1件当たり数万円~数十万円の報酬が発生します。

メリットとデメリットの比較

前述の通り、就労ビザ申請代行を行政書士へ依頼した場合にはメリットとデメリットがあります。
就労ビザ申請の手続は難解で、申請書類の作成のためには専門知識が求められますから、自分で作成する際は“これで許可がもらえるのか”という不安がつきものです。また、官公庁の証明書を集めるのも出入国在留管理局へ出向くのも大きな負担となります。交通費も無視できません。
他方、デメリットは行政書士への報酬のみ。就労ビザを取得しなければ当然日本で働くことはできませんし、そもそも日本に在留できないというケースもあるでしょう。就労ビザの許可をもらえるか否かは人生に直結するのです。このことを加味して上記のメリットと比較すると、やはり専門家である行政書士へ依頼するメリットの方が大きいかもしれません。

まとめ

この記事では、就労ビザ申請代行を行政書士へ依頼した場合のメリットとデメリットをご紹介しました。就労ビザ申請は難しく、許可を得るためにはきちんとした準備が必要です。行政書士へ依頼すれば、報酬を支払うことで専門知識に基づいたサポートを受けられます。
就労ビザ申請代行を行政書士へ依頼するかどうか迷っている方は、この記事を参考にメリットとデメリットをよく検討してみましょう。

 

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