「大容量・高速通信に対応したシステムを開発したい」
「GO言語が5Gで注目されるのか気になる」
国内では2020年春に5Gが利用可能となり、より早い速度で通信できるようになります。大容量のデータをシステムが処理するためには、並列処理が得意なGO言語を活用することがオススメ。 本記事では5G時代に注目されるGO言語についてメリットや活用事例を紹介します。
5Gで注目されるGO言語とは
GO言語(Golang)はGoogleにより設計されたプログラミング言語です。Googleでは過去にソフトウェアのコードが多すぎる問題があり、問題解決のためにGO言語を開発しました。 Javaなど従来のプログラミング言語よりも簡単であり、効率の良いシステムを構築できるのが特徴。開発者はGolangのホームページでGO言語を試したり、ソースコードをダウンロードしたりできます。 5Gが普及する2020年からは大容量のデータを処理する機会が増え、システムの効率性が重視される見込みです。なぜGO言語が5G時代に注目されるのか、理由やメリットを見てみましょう。
人々から注目される理由
GO言語にはシステムの実行速度が速く、データの並列処理が得意である特徴があります。コードを直接機械語に変換する仕様であるほか、内部処理が簡略化されているため高速処理が可能です。 また、goroutineやchannelといった機能の活用により、少ない負荷で並列処理できるのも魅力の1つ。たくさんのデータを一度に扱えることで5Gのメリットをうまく活かせます。
GO言語を学ぶメリット
効率性に優れているGO言語は多数のWebアプリケーションなどに採用され、開発者の求人も増えています。開発者はGO言語を学ぶことで高単価の案件やより良い求人を狙うことが可能です。 とあるIT求人・案件サイトの調査によると、GO言語の月額相場単価は25万円から100万円。経験年数が5年以上であれば月100万円の案件を受注でき、年収1,000万円超を達成できるでしょう。 比較的新しいGO言語は他のプログラミング言語よりも単価相場が高く、開発者が稼ぎやすい魅力があります。「今よりも収入をアップさせたい」と思ったときはGO言語を学びましょう。
GO言語の活用事例
「どのような分野でGO言語が使われているのか気になる」と思った人はいるかもしれません。今では多数のIT企業が以下のような分野でGO言語を活用したシステム開発を行っています。
アプリケーション
Android・iOSに対応しているGO言語はスマホで利用できるアプリケーションの開発に活用されています。例えばフリマアプリで有名なメルカリはGO言語を一部利用して開発されました。 また、キャッシュレス決済アプリであるメルペイもGO言語により開発。チームにGO言語を理解してもらうために、メルカリ社内では知識のあるエンジニアが教育しています。
マイクロサービス
最近では小さなサービスを複数開発して、APIで連携させるマイクロサービスという開発手法があります。上記で紹介したメルカリにおいてもマイクロサービスをGO言語で開発中です。 サービスを独立させることで設計しやすくなり、従来のシステムよりも処理速度を向上できるのがメリット。また、マイクロサービスの導入により新機能を追加しやすくなる利点もあります。
まとめ
開発者がプログラミングしやすく、処理速度が速いシステムを開発するのに便利なのがGO言語です。5Gがスタートすれば大量のデータを一度に処理する必要性があり、並列処理に優れたGO言語が役に立ちます。
GO言語はシンプルだから学びやすく、経験年数が長いほど高収入を狙えるのもメリットです。「効率性の高いシステムを開発したい」と思ったときはGO言語を検討しましょう。
日本のITエンジニア人材の不足
2030年には約79万人のITエンジニア人材不足が予想される。これは市場の伸び率を2〜4%程度(アンケート結果に基づく将来見込み)とした高位シナリオの場合の数値です。経済産業省が平成28年に発表しました。
そしてさらに今後はさらに悪化するだろうと予測しています。
「我が国の人口減少に伴い、労働人口(特に若年人口)が減少することから、今後、IT人材の獲得は現在以上に難しくなると考えられる。こ のように、IT需要の拡大にもかかわらず、国内の人材供給力が低下することから、ITエンジニア人材不足は今後より一層深刻化する可能性が高い。」
出典:IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果 (経済産業省)
日本のITエンジニア人材の不足は量より質(先端IT技術人材の不足)
特にIT人材の不足が深刻な分野としては、AIやビックデータ(2020年に4.8万人不足)、セキュリティ(2020年に19.3万人不足)が挙げられています。
まずは、将来的なIT関連市場の拡大を実現する上で、先端IT技術といわれる「ビッグデータ」、「IoT」、「人工知能」「ロボット」等か重要な鍵を握ると考えられる。
これらの先端IT技術は、今後、産業界を大きく変革する可能性があると指摘されており、今後の活用に向けた期待は非常に大きい。今後特に大幅な市場拡大が予想される「ビッグデータ」、「IoT」、「人工知能」を担う人材のほか「ロボット」に関する人材が不足されていると言われている。
続いて「 情報セキュリティ対策を担う人材は、これまでと同様に、今後も産業界全体において非常に重要な役割を担うことが強く期待されている。」というように今後も日本で2020年のオリンピック・パラリンピックや大阪万博などの国際イベントが続く中でサイバーテロの増加が懸念されているため企業のセキュリティ対策が急がれるという事情も背景にあるようです。
しかし実情としては、セキュリティ分野、AI・機械学習分野はともに高いスキルを必要とするため、企業側の要求を満たせる人材が少ないという意味で不足と言われています。逆にそれらの分野に精通した人材の市場価値は非常に高いと言えます。
出典:IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果 (経済産業省)
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