「ARやVR、MRを活用してソフトウェアを開発したい」
「最新ARアプリや活用事例が気になる」
スマホのスペックがかなり向上している今では、ARやVRに対応したアプリを提供する企業は増えています。より便利なアプリを提供するには最新事例を知っておくことが重要です。
この記事では企業によるVR/AR/MRの最新事例を5つ紹介します。
VR/AR/MRの活用事例5選
従来ではVR/ARといった技術はゲーム分野でよく活用されていました。しかし、最近ではゲーム以外の業界でもAR/VRアプリを開発するようになり、手持ちのスマホで仮想空間を体験できます。
これからアプリを開発したい人が見ておくべきVR/AR/MRの活用事例は次の5つです。
- スターバックス「Holijoy」
- 写真共有アプリ「Snapchat」
- 3D教材アプリ「DataMesh Director」
- 物件案内アプリ「ROOMWARP」
- ライブプラットフォーム「VARK」
それぞれの事例について詳しく解説します。
スターバックス「Holijoy」
コーヒーチェーンであるスターバックスでは、Instagram専用ARフィルター「Holijoy」を提供。starbucksアカウントにアクセスしてギャラリーから「Holijoy」を選ぶだけで利用できます。
そしてARに対応したカップをスマホで見ることでARアニメーションが再生される仕組みです。実際にARフィルターを試した動画はIT系まとめサイトで確認できます。
写真共有アプリ「Snapchat」
Snapchatというアプリを提供するSnap社では、ARエフェクトを普及させるために大手通信会社であるVerizonとパートナーシップを締結しました。
アプリが建物やオブジェクトを認識して、アニメーションやエフェクトを重ねるのがARエフェクト。2019年8月時点のエフェクト数は14箇所と少なく、Snap社にはパートナーシップによりARを普及させる狙いがあります。
写真共有アプリケーション「Snapchat」AR
3D教材アプリ「DataMesh Director」
DataMesh社は製造業界向けの3D教材アプリ「DataMesh Director」を提供しています。2019年11月にバージョン3.1がリリースされ、より簡単に3D教材を作成できるようになったのが特徴。
ユーザーは3Dモデルをクラウドにアップロードすることで、アプリから3Dシナリオを編集できます。作成した3DシナリオはiOSやHoloLens 2で再生させることが可能です。
3D教材「Director of DataMesh」の適用 + Hololens 2
アプリの紹介動画はYoutubeの「DataMesh Director 3.1」にて確認できます。
物件案内アプリ「ROOMWARP」
株式会社ハウスマイルはVR内見をアップデートして、バーチャルキャラクターによる物件案内を実現しました。不動産業界において仮想のキャラクターが物件案内するのは国内で初めてです。
ユーザーはVRで物件を細かく見れるほか、設備や周辺情報などをバーチャルキャラクターから教えてもらえます。24時間いつでも物件案内してもらえるのがROOMWARPの魅力です。
ライブプラットフォーム「VARK」
株式会社ActEvolveではVRプラットフォーム「VARK」を運営しています。クオリティの高いステージで歌うアーティストをVRで鑑賞できるのがVARKの特徴です。
2019年12月にはVARKの運営会社は家入一真が束ねるNOW社から資金調達を実施しました。調達した資金は新機能であるVARKプラットフォームの開発に投資される見込みです。
まとめ
HMDやAR対応スマホが普及している最近では、多数の企業がAR/VR/MRを活かしたアプリを開発・提供しています。より便利なサービスを提供するために最新技術によるアプリ開発を検討しましょう。
ONETECHは2013年にスタートしました。現在ベトナムのVR開発会社、AR開発会社、MR開発会社として最も開発実績のある企業の一つとなっています。創業当初、数人のベトナムのゲームエンジニアがUnityでアプリを作っていました。
弊社でもHoloLensなどの先端デバイス、AI(人工知能)での画像認識技術、WebRTCを使った通信技術、ARKitなどの先端ARフレームワーク、クラウドネットワークで負荷分散技術、ハイポリゴンでの3DCG技術などとVR、AR、MRがあいまって進化を続けています。
One Technologyは、VR/ARコンテンツを様々な環境、目的で活用するためのアプリケーション開発を承っております。VR/ARを活用するためのあらゆるアプリケーション開発に対応する事ができます。お気軽にご相談ください。