Matterport(マターポート)とは?VRでのMatterportの機能と利点の紹介

最近ではバーチャル展示会やVRを利用した物件のバーチャル見学など、最先端技術による撮影手法があらゆる業界で活用されています。

そしてそれらを実現しているカメラの一つ、Matterport(マターポート)を皆さんご存知でしょうか。

Matterport(マターポート)とは?

Matterport(マターポート)とは?

今回の記事では、マターポートが一体どんなカメラなのか、そしてその驚きの機能や活用方法まで、詳しく解説していきます。

マターポートとは?

マターポートとは、「自由な角度から俯瞰的に空間を見ることができる、3Dの模型データを作成するカメラ(サービス)」です。

使用するカメラは、アメリカ・サンフランシスコのシリコンバレーにあるベンチャー企業、Matterport社が発売している3Dカメラです。

マターポートは現在、不動産や建築・建設、旅行・ホテル業界など様々な企業や分野で活用されています。

90秒でMatterportを知ろう

Matterport website: https://matterport.com/

使用するカメラについて

Matterportは少し変わった形をしたカメラです。

実際に使用する際は、そのカメラとiPadやiPhoneなどのデバイスと接続し、デバイス上でカメラを操作します。

これらを活用することで3Dの立体空間を作ることが可能となります。

マターポートの特徴

続いて、マターポートの特徴についてご説明します。

4K・高画質

マターポートは最新の撮影技術を利用しているため、非常に高画質で細部まで鮮明な画像を楽しむことができます。

特に4Kは拡大しても画素の目立ちがなく、細かなところまで綺麗に写ります。

Matterport Pro2カメラ|簡単に現実をキャプチャ

撮影した空間は3パターンで楽しめる

Matterportを使用して撮影した空間データは、「立体空間」「平面図」「空間移動」の3パターンで見ることができます。

まず、「立体空間」では、例えば施設を上や横など様々な角度から見ることができ、施設の全体像を立体的に見ることができます。

次に「平面図」では、施設を真上から見る視点のことで、フロアマップとも呼ばれます。

主に広い建物内など、どこに何があるのかを一瞬で把握するときに便利です。

最後に、「空間移動」では空間を自由自在に移動することができます。

皆さんもGoogleストリートビューなどで体験したことがあるのではないでしょうか?

この機能を使うと、まるで実際に空間を移動しているかのように、空間内を移動することができます。

撮影データはスマホやPCで簡単にVR表示

撮影した空間は、実際にどのように見ることができるのでしょうか?

マターポートで生成された3Dモデルは、特定のアプリケーションなどをインストールせず、簡単にスマートフォンやPCで見ることができます。

理由としては、3Dモデルは発行されたURL上で動くため、そのURLを一度発行すれば様々な媒体で使用できるからです。

また、3DモデルはVRでも見ることができます。

画質が鮮明で綺麗なため、VRを使用する際もストレスなく楽しむことができます。

その結果、最近ではVR内覧が多くの業界で導入されており、ユーザーの行動を促す効果が実際にあるとされています。

このように、Matterportの3Dテクノロジーは多くの業界でビジネスの一新に活用されているのです。

マターポートは皆のためです

マターポートは皆のためです

マターポート導入のメリット

続いて、マターポートを実際に企業へ導入するメリットについてご紹介します。

コスト削減・業務効率化

マターポートはユーザーや顧客へのPRに使われることがイメージされやすいかと思いますが、社内ツールにもなります。

例えば、会社で利用する様々な施設をデジタル化することで、部署・社員間での情報共有に用いられたり、新人社員の教育にも活用されたりします。

唯一無二のPRで他者との差別化

マターポートを使用する最大の魅力は、やはり革新的な技術です。

写真や動画だけでは伝わりにくい臨場感や細かな部分まで、リアルに表現することができます。

実際にお客さんが施設に訪れなくても、オンライン上でその場にいるかのような疑似体験をすることができるため、サービスの満足度や購買力の向上につながります。

マターポートの活用シーン

最後に、マターポートは実際どのように活用されるのか、代表的な例をいくつかご紹介します。

ホームページへ掲載

マターポートの撮影データはURLの生成によって、どの媒体でも閲覧可能になります。

そのため、ホームページに掲載する際も、発行されたURLをサイトに埋め込むだけで、簡単に活用することができます。

社内共有データ

マターポートのデータは、パスワードを設定し公開範囲を設定することもできます。

公開範囲を社内で設定すれば、内部向けのツールとして様々なデータを扱うことができます。

施設内の備品管理

マターポートを使って、実際に現場にいなくても、1つのデータで施設内のどこに何があるのかを全て把握することができます。

さらに、データ内にはテキスト情報を埋め込むことも可能なため、備品の詳細等も簡単に管理・共有することができます。

おわりに

今回はマターポートの概要から、その驚きの機能や活用方法まで詳しく解説しました。

最近では日本のみならず世界各国で、マターポートの技術は活用されています。

ぜひ気になった方は、社内の業務効率化だけでなく、顧客へのPRにも積極的にマターポートを活用してみてください。

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