「仕事でうまく外国人と話せるか心配」
「やさしい日本語で話しかけるコツを知りたい」
IT業界では外国人と関わる機会が多く、連携して働くにはコミュニケーションが必要です。なるべくやさしい日本語を使って話すことで、仕事におけるコミュニケーションミスを避けられます。
この記事では仕事で外国人に関わる人に向けて、日本語で話すときのコツを紹介します。
自分から話すときのコツ
ミーテイングや連絡など、仕事をしていると外国人に話しかける機会が多くあります。自分から外国人に日本語で話しかけるときは、以下にある4つのコツに注意しましょう。
- 漢字と難しい言葉をなるべく避ける
- カタカナ語や擬態語、擬音語を使わない
- 曖昧な表現に注意する
- 時間と年月は外国人に伝わる形式にする
それぞれのコツについて詳しく解説します。
漢字と難しい言葉をなるべく避ける
外国人向けにメールやドキュメントを作るときは、難易度の高い言葉や漢字を使わないよう気をつけましょう。特に難しい漢字は外国人に伝わらず、情報を誤って伝達してしまう原因となります。
もし漢字を使う場合は文章にルビを振っておき、ひらがなのみ読める人でも理解できるよう工夫することがオススメ。1文に3語程度の漢字を入れることで正しい意味を相手に伝えることができます。
カタカナ語や擬態語、擬音語を使わない
外国人とのコミュニケーションではカタカナ語や擬態語、擬音語を使わないことも重要です。カタカナ語は日本と海外で意味が変わることが多く、間違った情報を伝えてしまう原因となります。
また、「ドカドカ」や「すいすい」などの擬態語・擬音語は日本人でなければ理解しにくい表現です。相手に的確な意味を伝えるために、カタカナ語や擬態語、擬音語は避けましょう。
曖昧な表現に注意する
「もしかすると」「多分」といった曖昧な表現を利用する人は多くいるはず。外国人は曖昧な表現を理解できない場合がよくあるため、コミュニケーションでは的確に意味を伝えましょう。
例えばソフトに不具合があるときは「アプリがバグっていたりする」ではなく、「アプリの○○がおかしい」と伝えることで、外国人とスムーズに現状を共有できます。
時間と年月は外国人に伝わる形式にする
外国人に日本語で時間や年月を伝えるときは、相手が理解しやすい形式に従いましょう。日本語に慣れている人が意識すべきポイントは3つあります。
- 年月は西暦で表現して、スラッシュは使わない
- 12時間表記で時を示す
- 時間を指定するときは「~」ではなく「から」を使う
これらのポイントを守るだけで、外国人に間違った時間や月日を伝えてしまうリスクを減らせます。
相手から話を聞くときのコツ
会議や打ち合わせでは外国人から話しかけられる機会が多くあります。日本語が不得意な外国人から話を聞くコツは「話したことを繰り返す」と「理解していることを示す」ことです。
話したことを繰り返す
多くの外国人は自分の日本語で相手に意味が伝わっているか不安に思っています。相手が話した内容を繰り返すことで、相手の心配を和らげてスムーズにコミュニケーションできます。
外国人との会話ではオウム返しを意識して、話してくれた相手の言ったことを確認しましょう。
理解していることを示す
もし時間が短くて話したことを繰り返すのが難しい場合は、「分かります」「たしかに」といった言葉で理解を示すこともオススメです。あいづちを多く打つことで外国人の話すハードルが低くなります。
まとめ
グローバル化やオフショア開発が進むIT業界では、仕事で外国人と話す機会がよくあります。外国人は日本語が不得意であることが多く、やさしい日本語で話すことが重要です。
コミュニケーションミスを防ぐために、本記事で紹介したコツを意識して会話しましょう。
ベトナムオフショア開発のONETECH
ONETECHはベトナムオフショア開発でVR/AR/MRソフトウェアの開発、AI、Iotの開発に力を入れています。
VR分野は、Oculus、VIVEなどのVR向けHDM、スマホを利用したVRアプリ開発の実績が多数あります。
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ベトナムオフショア開発での日本語コミュニケーション
優秀なPMと日本語堪能なコミュニケーターがプロジェクトをリードし、頭脳明晰なITエンジニアがイノベーションのお手伝いをしていきます。本稿にあるようにコミュニケーションは非常に重要です。ほとんどのプロジェクトの進行におけるトラブルはコミュニケーションによるものと言っても過言ではありません。
弊社内部のコミュニケーション能力や言語能力のスキルアップはもちろんお客様にもコミュニケーションのTIPSをおつたえして最終的な結果としてプロジェクトの成功を達成できるようにチームとしてお願いしております。
私も日本人ですが、まだまだこちら側から歩み寄る、勉強する学習する領域はたくさんあります。外国人は当たり前ですがネィティブスピーカーではありません。ネィティブレベルの空気を読む、行間を読むことはたとえ日本語検定1級レベルの方でも難しいです。ましてや日本人同士でもコミュニケーショントラブルも日常茶飯事です。
今回の投稿で改めてコミュニケーションの重要さを認識しベトナムオフショア開発でのプロジェクト進行の品質を高めていきたいと思います。
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