ベトナムオフショア開発でMVP(実用最小限の製品)開発をして分かったこと

MVP(実用最小限の製品)とはなにか?自社に適した必要最小限の機能を持つ製品・サービスを開発するための概念

MVP(実用最小限の製品:Minimum Viable Product)という概念に基づき、プロダクトを顧客へ提供するための具体的な企業活動が、どんなものか疑問ではありませんか?そこで、この記事ではMVPについて触れながらクライアントと対話を続けながら必要最小限の機能を持つモックアップを作り上げる考え方・手法についてお伝えします。私たちもベトナムオフショア開発ラボ型開発である企業様とこの概念を共有し実用最小限の製品を開発し、クライアントの営業がエンドクライアントへプレゼンテーションし、フィードバックがあり修正するということを実施しております。

ベトナムオフショア開発でMVP(実用最小限の製品)開発をして分かったこと
ベトナムオフショア開発でMVP

自分たちの企業に適した良い製品・サービスを使いたいとお考えの担当者の方もぜひ参考にしてみてください。

MVP(実用最小限の製品:Minimum Viable Product)とは?

MVP(Minimum Viable Product)とは「実用最小限の製品」を意味し、必要最低限の機能を持った製品を開発するプロセス(工程)です。MVPは顧客からの要望を形にした上で、市場で有効な実証・検証を行い評価を得る上で十分な機能を有しています。開発段階であれもこれもと不必要な機能に注目した結果として、明確なビジョンを体現するための「製品それ自体が持つ価値」を持たない製品を開発し続けないためにも役立ちます。モックアップ(製品)を初期段階でリリースすることでユーザーのフィードバック(反応)を集め、実装可能な機能と不要な機能を予測できます。

MVP戦略とはなにか?

Minimum Viable Product: a guideによればMVPは「和訳:最小の実行可能な製品は、チームが最小限の労力で顧客について検証された学習の最大量を収集できるようにする新しい製品のバージョン」と定義されます。

また、書籍「リーン・スタート・アップ」の本家エリック・リースによればMVPは「和訳:MVPとは、(Build-Measure-Learnの)フィードバック・ループ1周を回せる『必要最低限の労力』+『最低限の実装時間』バージョンの製品」と定義されます。

特に注目したいのは、MVP戦略は顧客にとって最大限の価値がある製品開発をするために役立つ点です。そして、どの顧客層へ製品の魅力を届けるのかを決定する上で、初期の製品構想が二転三転しづらい理由から、開発者側が迷うことなく製品開発へ注力可能です。

MVP戦略とオープンソース戦略の違い

MVP戦略は顧客へ提供するプロダクトにおいて、最も効率よく仮説検証しながらトライアンドエラーを重ねていく「プロセス自体」を意味します。一方、MVP戦略はオープンソース戦略で使用される「早期のリリース、頻繁なリリース」と比較されます。しかし、MVP戦略はあくまで仮説検証のための製品開発を意味しているため、オープンソース戦略とは相違点があります。

MVPプロセスのメリット

MVPプロセスのメリットとしては
MVPプロセスのメリットとしては

MVPプロセスのメリットとしては、次のような点があります。

・製品を通じた顧客調査がしやすい
・市場へ素早いサイクルで製品提供がしやすい
・開発側が必要な機能へ集中して開発しやすい

あなたがどの戦略を選んだとしても表面化する利点、欠点があると言えるでしょう。戦略決定段階で最も顧客へ製品を提供する上で必要だと感じた点が多い考えを選定する必要があります。
その点から言えば、MVP戦略は顧客目線のプロダクト(モックアップ)を作りながらブラッシュアップしていくプロセスになるため、メリットが大きいと言えます。

ベトナムオフショア開発 におけるMVPプロセス

ベトナムオフショア開発 におけるMVPプロセスを活用した事例をご紹介します。このクライアントは建設業回向けのシステム・アプリ開発会社です。営業が客先を回り「こんな製品があれば検討したい」というニーズがありました。そのニーズに対してできるだけ具体化したモックを提示することで受注率を上げていこうというのが目的です。まずは、クライアントとの契約形態はラボ型契約としました。理由は実用最低限を機能定義するフェーズでは、すぐに仕様は固まりません。クライアントとの対話の中で開発コストとの費用対効果も鑑みながら実用最低限の定義があるからです。クライアントはB2B先の顧客ニーズという観点でONETECHはベトナムオフショア開発なのでテクノロジー観点で対話に参加します。

 

MVPプロセス開発の分野としては弊社の得意としていて技術ナレッジのある、AR・VR分野としました。例えばARマーカーはどのフレームワークを使うなどの知見や、すでに部分的なソースコードがある場合や、フレームワークを利用した経験があります。これにより、実用最低限の要件定義の際に機能定義のスピードが上がります。

また目標として2カ月間という期間設定をしました。この期間制限により実用最低限の機能定義がよりブラッシュアップされました。2カ月ごとに新製品のモックアップが上がり営業のアポイント獲得効率や、受注率が上がっていきます。モックアップをクライアント側で検討しフィードバックがあればアジャイル方式で開発を継続していき最終的には製品としていきます。

まとめ

MVP(実用最小限の製品:Minimum Viable Product)はプロダクト・サービスを提供する際の最小単位として扱われ、顧客と企業が「本質的に求めている製品」を0から作り上げる上で重要なプロセスです。エンドクライアントが「こんな製品・サービスがあるなら使ってみたい」というニーズを営業が拾い上げて、最も重要な必要最小限の機能を持つモックアップを開発し、意見・要望を聞きながら機能の優先づけを納期とコスト制限の中で開発し続けるサイクルになります。

最後にご紹介したONETECHのトナムオフショア開発 におけるMVPプロセスを活用した開発手法が初期段階においてMVP的であり、プロダクトが一旦完成し、開発後の運用段階になった時点でアジャイル的に開発を継続し、保守・運用を行います。オフショア開発を起点にしている上に技術力が高く、費用対効果もあるためおすすめです。

ベトナムオフショア開発のONETECH

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ベトナムオフショア開発のONETECH

ONETECHはベトナムオフショア開発でAR/MR/VRソフトウェアの開発、AI、Iotの開発に力を入れています。AR/MR/VRソフトウェアの開発、AI、Iotの開発のご相談はOne Technology Japanへお気軽にお問い合わせください。

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