更新:小甲健(AXConstruct代表、ONETECH顧問)
監修:河本直己(One Technology Japan代表取締役)
最終更新日:2026年2月
この記事では、間取り図作成アプリ「MagicPlan」がどんな機能を持っているのか、またどんな分野で活用できるのかという点で記事にまとめました。
間取り図作成アプリ「MagicPlan」はiOS、Andoroidのどちらのアプリも用意されているので、引っ越し先の家具の配置決めやリフォームを行う時に設計士とイメージを共有する際に使うと便利なアプリです。
間取り図作成アプリ「MagicPlan」の活用方法が気になる方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
※重要な変更 Android版「MagicPlan」
2025年以降、Android端末ではAR Scan機能が完全に廃止されました。
技術的制限により、AR Scan機能(オートスキャン含む)を使用する
場合はiOSデバイスが必須となります。
Androidユーザーは、手動測定、コーナーの定義、インポートと描画
など、ARスキャン以外の方法で「MagicPlan」を利用できます。
(2026年2月時点)
この記事では、間取り図作成アプリ「MagicPlan」がどんな機能を持っているのか、またどんな分野で活用できるのかという点で記事にまとめました。
間取り図作成アプリ「MagicPlan」はiOS、Andoroidのどちらのアプリも用意されているので、引っ越し先の家具の配置決めやリフォームを行う時に設計士とイメージを共有する際に使うと便利なアプリです。

間取り図作成アプリ「MagicPlan」の活用方法が気になる方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
MagicPlanアプリの仕様要件
「MagicPlan」はiOSとAndroidの両方のデバイスで利用できるアプリです。
しかし「MagicPlan」はOSごとに仕様要件が異なるので、アプリを使う場合は利用できるバージョンなのか事前に確認しておく必要があります。
・iOS
iOS 15.0以上
ARKitを搭載しているiOSデバイスは、スキャン機能を使って簡単にスキャンすることができます。
さらにLiDARが搭載されているiOSの場合は、オートスキャン機能を利用することも可能です。
▼【AppStore】iOS MagicPlanダウンロード
https://apps.apple.com/jp/app/magicplan/id427424432
MagicPlan 料金価格
間取り図作成アプリ「MagicPlan」の料金価格をまとめました。
2025年以降の最新料金プラン体系
| プラン | 月額料金 | 年額料金 | 内容 |
|---|---|---|---|
| プロジェクトベース | $40/プロジェクト | – | 月契約、プロジェクト数は10から選択可能(12, 25, 38など) 60+プロジェクト/月はカスタム価格 |
| Sketch | $9.99/月 | $8.33/月 | 基本的なスケッチ機能 |
| Report | $29.99/月 | $24.99/月 | レポート作成機能を含む |
| Estimate | $89.99/月 | $74.99/月 | 見積もり作成機能を含む |
| Enterprise | 要相談 | 要相談 | 大規模ビジネス向け |
全プランに含まれる内容
- ✔️ ユーザー数無制限
- ✔️ 無制限のクラウドストレージ
- ✔️ 編集可能なフロアプラン、無制限の平方フィート
- ✔️ 未使用プロジェクトの翌月繰り越し可能
- ✔️ 完全なジョブドキュメンテーション
(表は2026年2月時点の料金価格です)
注記:2024年以前の「PRO 24」「PRO 12」「PRO FLEX」「PRO ESTIMATOR」プランは廃止され、上記の新料金体系に移行しています。
MagicPlanアプリの使用方法
アプリのインストールは簡単で、初期設定も直感的に行えます。
スキャンの手順は、デバイスを持って部屋を歩き回るだけで、詳細な間取り図が生成されます。
MagicPlanにログインする
手順①:
AppStore/GooglePlayから「MagicPlan」アプリをダウンロードします。
手順②:
アプリをダウンロードすると、デモプロジェクトを表示できるホーム画面に移動します。
プロジェクトの作成を開始するには、サインインするか、アカウントを作成する必要があります。
MagicPlanのアカウント作成方法は、下記URLの公式サイトのヘルプセンターに記載されているのでアカウントを作成してみましょう。
▼ヘルプセンター Magicplanアカウントを作成
https://help.magicplan.app/create-your-magicplan-account
今回はアカウントを作成した前提で、サインアップを行います。画面の「ログイン」をタップします。アカウントのメールアドレスとパスワードを入力してログインを行います。
プロジェクトを作成する
手順①:
アプリのホーム画面に入ります。
手順②:
「+新規プロジェクト」アイコンをタップします。
手順③:
プロジェクトダッシュボードに移動し、プロジェクト名、説明、アドレスなど、プロジェクトの詳細を追加できます。
下記URLの公式サイトヘルプセンターにプロジェクトの作成の詳細なガイドがまとめられています。
▼ヘルプセンター プロジェクトの作成
https://help.magicplan.app/create-a-project
MagicPlanアプリの2025年新機能
「MagicPlan」は2025年に入り、さらに多くの新機能が追加され、2026年現在も継続的にアップデートされています。
・360°カメラ統合(2025年5月実装)
主要な360°カメラと直接統合が可能になり、没入型の空間ビジュアルを簡単にキャプチャできるようになりました。物件のウォークスルーやバーチャルツアーの作成に最適です。
・GPS座標表示機能
撮影した写真に位置情報を直接表示できるようになりました。現場検査やレポート作成に便利です。カメラ設定で有効化できます。
・Leica DISTO X6対応
新たにLeica DISTO X6レーザー距離計に対応。より多くのBluetooth対応レーザー測定器(Leica、Bosch、Stanley等)との連携が可能になりました。
・AR Auto-Scanの強化
ドアや窓のタイプを自動検出する機能が追加されました。開き戸、フレンチ窓、木製ドア、ガラスドアなどを自動で分類し、手動調整も可能です。(iOS版のみ)
・ビデオ録画機能
アプリ内で直接ビデオを撮影できるようになり、問題点の記録やウォークスルー、プロジェクトの進捗報告が簡単になりました。
・自動クラウド同期
プロジェクトが自動的にクラウドと同期されるようになり、手動アップロードが不要になりました。必要なデータのみをダウンロードするため、パフォーマンスも向上しています。
MagicPlanアプリの活用事例

(引用画像:MagicPlan)
「MagicPlan」はリノベーションやインテリアデザイン、不動産業界での具体的な活用事例など様々な場面で活躍します。
この章では「MagicPlan」を活用した三事例を公式サイトから抜粋し要約しました。
・事例①アスベスト研究所が不動産検査トレーニングをどのように変革するか「Link」
アスベスト研究所(The Asbestos Institute, Inc.)は、アリゾナ州フェニックスに拠点を置き、オンラインおよびオンサイトでのトレーニングを提供しています。
彼らは、建物検査官、管理プランナー、プロジェクト設計者などに対して、アスベスト検査と報告のための効率的な方法を教えています。
従来の方法では、情報の入力や報告書の作成に多くの時間がかかっていました。
今回「MagicPlan」を導入することで、これらの事務処理を大幅に削減することができました。「MagicPlan」は、迅速かつ正確なデジタルツールとして、アスベスト検査において非常に役立っています。
・事例②「フローリング会社でMagicPlanを使用していない場合、間違いなく損をしています」KBAC Flooringとのインタビュー 「Link」
KBAC Flooringは、南アフリカのケープタウンとヨハネスブルグに拠点を置く主要なフローリングサプライヤーおよびインストーラーです。
彼らは「MagicPlan」を使用することで、フローリングの設置プロセスを大幅に効率化しました。
特に、ホテルや商業施設のフローリング交換において、「MagicPlan」を使って迅速かつ正確な測定と計画を行っています。
これにより、現場での作業時間を大幅に削減し、クライアントに対するサービスの質を向上させることができました。
また「MagicPlan」のクラウド機能を活用することで、過去のプロジェクトデータに簡単にアクセスでき、現地への再訪問の必要がなくなりました。
・事例③MagicPlan:リノベーションプロジェクトのプロセスを効率化「Link」
B&O Groupは、ドイツ最大のリノベーションおよびメンテナンス会社の一つで、2000人以上の職人を抱えています。年間600,000以上のアパートを維持し、40,000以上の改装プロジェクトを完了しています。
従来、見積もり作成には最大3週間かかっていましたが、「MagicPlan」を導入することで、45分以内にプロジェクトの承認を得ることができるようになりました。
「MagicPlan」を使用することで、現場での測定とデジタル図面の作成が迅速かつ正確に行えるようになり、リノベーションプロジェクトのプロセスが大幅に効率化されました。
これにより、B&Oは時間とコストを大幅に節約し、顧客満足度を向上させることができました。
MagicPlanアプリの利点と課題

(引用画像:MagicPlan)
「MagicPlan」は手軽なスキャンによる使いやすさが大きなメリットですが、スキャンデータの精度の限界などの課題もあります。
この章では「MagicPlan」の利点と課題をそれぞれ2つあげ、解説していきます。
利点
高精度なスキャン、使いやすさ、時間の節約など様々な利点があります。
・利点① 模様替えをする際、高速でシミュレーションができる
MagicPlanは部屋の模様替えをシミュレーションするのに適しています。一般ユーザーも「MagicPlanが一番使いやすかった」「内装の現調に壁・床面積をざっと取るには必要十分」とレビューをあげているくらい、手軽に測定を行うことが可能な点が利点です。
・利点② 高精度なスキャン
LiDARセンサーが搭載されているiPhoneやiPadにデバイスが制限されています。現状、Androidでの利用ができません。
課題
MagicPlanは手軽にスキャンを行い、すぐに間取り図を作成する利点があります。一方日本向けの間取りのスキャンの難しさやスキャンデータの精度の限界などの課題もあります。
・課題① 日本向けの間取りのスキャンは不向きか
Sensopia.incはカナダで設立された企業です。海外と日本の間取りは大きく異なっており、日本向けの間取りの測定は難しいようです。
また日本の家具や建具であるふすま、障子などのオブジェクトはアプリ内に用意されてないので注意しましょう。
・課題② 正確な測定を行うには、Bluetoothレーザーメーターなどの接続が必要
正確な測定を行うにはスマートフォンだけでは難しいです。MagicPlanのARスキャン機能(iOS/Android)は95%の精度と公式サイトに記載されています。(2024年11月末時点)
95%以上のスキャン結果を求める場合、MagicPlan単独での測定は難しいでしょう。互換性のあるBluetoothレーザー測定器をスマートフォンと接続する必要があります。
Bluetoothレーザー測定器を使うことで、正確な測定を行うことができます。使う目的に応じて、どのくらいの測定精度を求めているのか事前に把握しておきましょう。
▼YouTube How to Get the Most Out of Your Laser Measure | magicplan
まとめ

(引用画像:MagicPlan)
いかがでしたか?この記事は間取り図作成アプリ「MagicPlan」について記事にまとめました。
「MagicPlan」アプリは、間取り図作成技術の未来を切り開く存在です。今後の技術進化により、さらに多くの分野での活用が期待されます。
「MagicPlan」を使えば手軽に住宅内を3Dスキャンすることができ、ユーザーがスキャンした3Dデータを専門家が加工し竣工に役立てることができます。
従来の方法では住宅内のスキャンを専門家が全て行う場合多くの時間を要しました。
しかし「MagicPlan」なら一般ユーザーが自分のスマホで手軽にスキャンをすることが可能であり、短時間で測定データを手に入れることができます。
高精度な住宅内の3Dデータが必要な場合は専門家に依頼することをお勧めしますが、模様替えなどざっくりとしたスキャンデータで必要十分の場合、「MagicPlan」の利用でも必要充分でしょう。
しかし「MagicPlan」は外国製のアプリのため、日本で使用する際に悩むこともあるかと思います。「MagicPlan」をどのように利用したらいいか困ったときは、ぜひONETECHにご相談ください。
またONETECHでは住宅内をスキャンできる「MagicPlan」に似たアプリ「バーチャル住宅展示システム:HOUSE DECOR」を開発しております。
もし住宅展示での3Dシミュレーションの生成でお困りのことがありましたら、ご相談ください。
▼住宅、マンション3Dシミュレーション「HOUSE DECOR」追加改修
住宅、マンション3Dシミュレーション「HOUSE DECOR」追加改修
下記にONETECHでの3Dシーン生成事例「iPhoneのLiDARを使用し、保守点検業務で必要な空間の点群データ作成」をあげました。
▼保守点検業務でiPhoneのLiDARで空間の点群データを作成
保守点検業務でiPhoneのLidarで空間の点群データを作成 | ONETECH開発実績
ほかにもONETECHはベトナムオフショア開発で受託開発も請け負っております。幅広い分野で開発してきた実績がありますので、ソフトウェア開発のご相談はぜひOne Technology Japanへお気軽にお問い合わせください。