最近AR/VRが話題になっているけど、どうやって作っているのか気になる方もいらっしゃると思います。AR/VRは「Unity」と呼ばれるゲームエンジンを使って、開発します。この記事ではAR/VR開発の「Unity」について解説いたします。ぜひ参考にしてください。
「Unity」とは?
「Unity」とは、ユニティ・テクノロジーズが開発しているゲームエンジンのことです。
ゲームエンジンとは、ゲームを開発するためによく使用する機能を簡単に使えるようにまとめたプラットフォームのことです。
- Unity
- Unreal Engine 4
- Cocos2d-x
- OpenSiv3d
- GameMakerなど
世の中には数多くのゲームエンジンがあります。その中でもUnityは一般的なゲームエンジンと考えられています。
このエンジンは,インディーズゲームやモバイルゲームの開発環境として知られている。一部のデータはそのイメージを部分的に支持している:2019年9月現在,上位1000のモバイルゲームの52%がUnityを搭載しており,すべてのAR/VRコンテンツの60%を同社が占めているとしている。Unityのゲームプレイヤーは195か国に存在する。これは文字どおり,地球上のすべての国だ。
(引用:GamesIndustry.biz)
Unityでできること
この章ではUnityでできることを簡単にまとめました。Unityは主に下記のようなことができます。
- 2D・3Dのゲームを作れる
- 複数のプラットフォームに対応している
- ノンプログラミングでゲーム制作することが可能
VR開発はUnityと相性がいいと言われています。Pokemon GOや、スーパーマリオランなど人気ゲームもUnityで制作されています。
【解説】Unity Hubのダウンロード方法
ここからは実際にゲーム開発エンジンに必要なUnityの環境を構築していきましょう。
手順1
まずUnity公式HPから、Unity Hubをダウンロードします。
▼Unity公式HP
https://unity3d.com/jp/get-unity/update/
◎Unity Hubって何?
Unityをより便利に使うためのツールです。Unity Hubを通して、様々なバージョンのUnityをダウンロードできます。
手順2
手順3
手順4
手順5
手順6
手順7
これでUnity Hubのダウンロードは終了です。後編からUnityのアカウント作成やインストール方法について解説いたします。
まとめ 【前編】
いかがでしたか。ここまで「Unity」の簡単な説明とゲームエンジンとは何なのかという解説をしました。そして記事の後半から、「Unity」のダウンロード方法について画像付きで紹介してきました。
後編の記事からUnity Hubのサインインやライセンス、Unityのダウンロードについて紹介します。
AR/VR開発をUnityでやろう【後編】
AR/VRは「Unity」と呼ばれるゲームエンジンを使って、開発します。この記事では前編に引き続き「Unity」のサインイン方法、ライセンス認証方法、インストール方法について解説いたします。ぜひ参考にしてください。
Unity Hubのサインイン方法
Unity Hubにサインインするには、Unity IDが必要です。ここではUnity IDの作り方とサインイン方法を解説します。
手順1
Unity Hubを開き、歯車アイコンの横にある右上の人型アイコンをクリックします。
手順2
クリックするとドロップダウンの一番下に「サインイン」があるのでクリックします。
手順3
Unity IDの入力が求められます。(今回は初めてUnity IDを作成する前提で進めます。)青字の「IDを作成」をクリックしましょう。
手順4
ユーザー情報を登録していきます。
- ・メールアドレス
- ・パスワード
- ・ユーザーネーム
- ・フルネーム
の4点を入力します。
その後、Unityの利用規約とプライバシーポリシーのチェックを入れます。またプロモーションの広告を受け取るチェックを入れます。
全て入力したら、一番下の青いボタン「Unity ID アカウントを作成」をクリックします。
手順5
登録したメールに確認メールが送られた通知が表示されます。
7の続行はこの場で押さずに、メールを確認しましょう。
手順6
メールボックスから該当のメールを探し、「Link to confirm email」をクリックします。
手順7
「I’m not a robot」にチェックを入れ、続行を押します。
手順8
先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力します。入力したら、「サインイン」をクリックします。
Unity Hubのライセンス認証方法
Unityを利用するには、ライセンスが必要です。ここでは、ライセンス認証の方法をまとめました。
手順1
Unity Hubに入るとおそらく「ライセンス認証」がまだされていません。ライセンス認証をしましょう。
「ライセンスを管理」をクリックします。
手順2
画面右上の「新規ライセンスの認証」をクリックします。
手順3
オプションを聞かれるので、個人で使用する場合は「Unity Personal」を選択します。
手順4
新たな選択肢が表示されます。当てはまる使用用途を選択し、実行を押しましょう。
手順5
ライセンスが認証されると、以下の画面に遷移します。
Unity インストール方法
Unity Hub内でUnityをインストールすることができます。ここでは、Unityをインストールするまでの流れをまとめました。
手順1
Unityをインストールするには、プロジェクト画面の左側にある一覧から「インストール」を選択します。
手順2
右上の「インストール」ボタンをクリックします。
手順3
インストールしたいUnityのバージョンを選択し、「次へ」をクリックします。
手順4
追加したいモジュールやドキュメント、サポートにチェックを入れます。チェックを入れ終わったら、「次へ」をクリックします。
手順5
エンドユーザーライセンス契約に同意します。同意する場合は、チェックボタンをいれましょう。その後、「実行」ボタンを押します。
手順6
Unityのインストールが始まります。
手順7
インストールが終了すると、青いバーが消えます。
Unity アンインストール方法
インストールしたUnityのバージョンを間違えたという場合、アンインストールする必要があります。ここでは、アンインストールの方法をまとめました。
手順1
Unityをアンインストールする場合、該当Unityの右上の三点リーダーをクリックします。
手順2
ドロップダウンの一番下の「アンインストール」を選択しましょう。
まとめ 【後編】
いかがでしたか。ここまで「Unity」のサインインやライセンス認証方法、Unityのインストール方法について画像付きで紹介いたしました。
Unityの利用はオプションがPersonalの場合、無料で使用することができます。AR/VR開発に関心がある人は、パソコンのスペックや容量を確認し、Unityをインストールするといいでしょう。
Unityは世界でも使用ユーザーが多く、数多くのゲーム機に搭載されています。ノンプログラミングで直感的に操作できる点から、ゲーム開発が効率化されることが人気な点です。ほかのプログラミングの学習より学習コストが少なく、ゲーム開発の入門としてとっつきやすいゲームエンジンです。
しかしゲームエンジンをパソコンに入れてもうまく操作ができない、ゲーム制作の時間が充分にとれない、制作で困った点があるなど様々な困りごとがあると思います。
すでにONETECH ASIAでは、Unity開発の実績もございます。Unity開発やAR、VR、XR
開発、Unity開発、3DCG制作でお困りのことがあればお気軽にお問い合わせください。
ONETECHはベトナムオフショア開発でAR/MR/VRソフトウェアの開発に力を入れています。AR/MR/VRソフトウェアの開発のご相談はぜひOne Technology Japanへお気軽にお問い合わせください。