eYACHOとは?便利な使い方・活用事例・ダウンロード手順を解説

現場管理の効率化やデジタルトランスフォーメーション(DX)を目指し、日々の業務で役立つデジタルツールを検討している方も多いのではないでしょうか。それなら、現場作業の効率を飛躍的に高める「eYACHO」の導入がおすすめです。

このコラムでは、現場に即した使い勝手をもつ魅力的なアプリ「eYACHO」について、機能や便利な使い方、活用事例をわかりやすく解説します。また、ダウンロード手順も解説しているので、現場での導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

eYACHO
(引用画像:eyacho)

eYACHOとは?

eYACHOは、株式会社eNoteが提供する現場管理や報告書の作成業務などを効率化するための電子野帳アプリです。例えば、次のような現場でアプリを使えます。

  • 資料・図面チェックや書き込みが必要な現場
  • 事務所とのリアルタイム連携が必要な現場
  • 記録や日誌をまとめる現場
  • 測量による標高確認が必要な現場
  • 定期的に実施が必要なパトロール

スマートフォンやタブレットを活用して、現場の情報をデジタルで記録・管理できるのが特徴です。紙の野帳に代わり、あらゆる情報をクラウド上で共有することで、担当者同士のスムーズな連携やリアルタイムでの進捗を確認できます。

また、導入することで、現場作業の記録や進捗状況の報告をすべてひとつのアプリで完結できるのが魅力です。紙を使ってバラバラに管理していた方は、DX化の実現のためにアプリを導入してみてはいかがでしょうか。

提供元株式会社eNote
実績契約企業:600者以上 利用ユーザー:6万人以上
活用業界建設、土木、設備管理、発注者の工程管理など

eYACHOの便利な使い方

当アプリには、現場で役立つさまざまな機能が搭載されています。ここでは、機能の特徴と特に便利な使い方をご紹介します。

電子野帳

電子野帳機能は、次のような情報を記録する際に便利な機能です。

  • メモ
  • 図面の注釈
  • 写真の添付
  • 動画撮影

従来、紙の野帳を使っていたときには、書き込み量が増えて記入スペースがなくなるということが多々あります。一方で電子野帳は、スペースの限界にとらわれず、好きな場所に情報を書き込めるのが魅力です。

また、アプリで表示した資料や図面には、現場で撮影した写真・動画の添付にも対応しています。人に伝わるわかりやすい野帳を作成したいなら、クラウド保存にも対応しているeYACHOを導入してみてください。

録音

当アプリの録音機能を使えば、野帳に録音データを挿入できます。

例えば、音声を録音して、野帳の箇所に埋め込めば、共有した別の人が音声を再生できるのが魅力です。文章だけでは伝えるのに時間がかかってしまいますが、録音機能を活用すれば、最短速度で情報を届けられます。

「野帳に番号だけを振り、具体的な情報は音声で記録する」といった便利な使い方もできるので、野帳記録を手間に感じている方は、ぜひ活用してみてください。

現場状況の動画共有

eYACHOを使えば、野帳に撮影した動画を掲載できます。

現場の様子を動画で記録し、オフィスやほかの関係者にスピーディーにデータを共有できるのが魅力です。リモートから現場を確認できるのはもちろん、後から見返して検証や振り返りにも活用できます。

また、現場で撮影した動画を野帳に蓄積することで、新入社員マニュアルや現場状況の説明資料としても利用が可能です。現場状況を詳細に伝えたい場合には、アプリを使って動画を管理しておきましょう。

書類・報告書・工事写真台帳の作成

当アプリを活用すれば、ワンタッチで次の資料を作成できます。

  • 記録表
  • 報告書
  • 日誌
  • 工事写真台帳

現場でよく使う資料のテンプレートが用意されているほか、自社で新たなテンプレートを作成することも可能です。紙の資料に書き込んで、事務所に帰ってからエクセルデータに記入するといった二度手間を避けられるので、アプリ活用のノウハウを浸透できれば、作業効率化を期待できるでしょう。

AIテンプレート

ひとつずつ野帳のテンプレートを用意するのが面倒だという方は、eYACHOに搭載されているAIテンプレートと呼ばれる機能を活用するのがおすすめです。

AIテンプレート機能は、現場で頻繁に使用される書式や文書を自動生成できます。テンプレートに必要な情報を指定するだけで、入力内容から必要なフォーマットに合わせて自動的に作成されるので、自分でデザインや構成をつくる必要がありません。

また「紙に出力された過去のデータだけ残っている」という場合にも、画像認識AIを使うことで、テンプレート化が可能です。自社で使っているExcelテンプレートも、画像化してアプリに読み込ませるだけで利用できるため、手間なく野帳の電子化を移行できるでしょう。

承認・工程管理

当アプリは、時間と手間がかかりやすい「プロジェクト内の承認フロー」「工程管理の承認」にクラウド対応できます。例えば、次のような手順で承認作業が可能です。

  1. 現場担当者が承認を申請する
  2. 事務所にいる管理者が内容をチェックして承認する
  3. 本社へ情報が届き最終承認が終わる

遠く離れた場所にいる人と連携できることから、承認の時間を必要最小限に抑えられるでしょう。

また承認機能は工程管理にも役立ちます。当アプリは現場関係者(協力会社や下請けなど)とも連携ができるので、関係者間での連携をスムーズに進めたい方におすすめです。

eYACHOの料金情報

eYACHOは、サブスクリプション形式の料金プランを採用しており、利用規模に応じて最適なプランを選択できます。

ベーシック版スタンダード版プレミアム版限定ユーザー版
月額ライセンス(税込)3,520円4,620円5,720円1,320円
年間ライセンス(税込)31,680円41,580円51,480円13,200円
初期導入費用(税込)330,000円
ライセンス数5ライセンス~1ライセンス~
クラウドデータ容量ライセンス数×10GBライセンス数×10GB

メインのプランを導入する際には、初期導入に330,000円、その後に継続して月額、年額での費用がかかります。

しかし、機能を使わずに高額な導入を判断できないという人も多いでしょう。そこでおすすめなのが、eYACHOの無料トライアルからスタートする導入方法です。

当アプリは30日間の無料お試しを利用できます。公式サイトから申し込むだけでアプリを利用し始めることができるので申し込んでみてください。

eYACHOの活用事例

eYACHOをどのように利用すべきかイメージできないという方向けに、業種別の活用例をまとめました。自社が抱えている課題を解決できそうなのか、気になる項目をチェックしてみてください。

建築・土木分野における活用

現場に出かけることが多い建築・土木分野では、当アプリのほとんどの機能を活用できます。

例えば複数人で動く必要がある現場は、各担当者の進捗管理をしければならないほか、急ぎの報告業務などがあります。また、現場写真台帳など、資料への書き込みや写真撮影などが必要です。

ここでeYACHOを活用すれば、アプリ内ですべての対応が可能です。資料や図面を電子化することでスマートフォンやタブレットで管理できるのはもちろん、書き込みなどもアプリで完結できます。さらには関係者との連絡・連携にも使えるので、現場の資料管理などにお困りなら、アプリの導入がおすすめです。

設備・内装分野における活用

当アプリは、設備や内装工事の現場など、寸法や位置の確認などを記録する際に役立ちます。

まず、設備の図面を準備して現地確認をしたら、状態や損傷などを電子野帳に書き込みます。また、設備や内装の状況を報告書にまとめるために、写真を撮影して野帳に添付するという流れでアプリを活用できるでしょう。

また、現場と事務所で担当者が分かれている場合には、撮影した資料や図面をクラウド上で共有することにより、すばやく上司などから承認を得られます。設計変更の対応もすばやく進められるので、作業効率を向上したい場合に役立つでしょう。

発注者における活用

発注者側にもeYACHOを活用する魅力があります。

例えば、発注者が管理している各現場の進捗確認や報告をeYACHOで一元管理できるのが魅力です。当アプリは他社との連携も可能であることから、わざわざパソコンでフォルダ管理をする必要がありません。

また、発注者として動く場合には、何度も承認作業が登場します。アプリの承認機能を活用すれば、1つの画面で各発注業務を管理できるので、管理が複雑化しているならぜひアプリ導入を検討してみてください。

eYACHOのダウンロード手順

初めてeYACHOを導入しようと考えている人向けに、無料トライアルを使ったアプリの導入手順をまとめました。

  1. 公式サイトにアクセスし、無料トライアルの申し込みページを開く
  2. 会社情報やアドレスなどを入力して申し込みする
  3. 3営業日中に連絡が来るため指示に従いながらダウンロードを進める
  4. インストールを終えたら30日間の無料トライアルがスタートする

以上より、無料トライアルの申込みさえ終われば、数日中に導入を終えられます。よくあるアプリ導入手順と同じですので、ぜひ無料トライアルを利用してみてください。

おわりに

この記事では、eYACHOの特徴や使える機能、活用例についてわかりやすくまとめました。

結論として、アナログな現場管理や資料作成を実施しているなら、アプリを導入してDX化をスタートするのがおすすめです。アナログな作業は人件費がかかるほか、従業員満足度を減らすことにつながります。

一方でeYACHOがあれば、現場作業の効率化により業務品質が高まることはもちろん、従業員もゆとりを持ちながら仕事をできるのが魅力です。無料トライアルも用意されているので、まずはどのようなアプリなのか機能をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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