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寿司職人育成の専門学校向けにMR(Mixed Reality)を活用

寿司職人育成の専門学校向けにMR(Mixed Reality)を活用
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内容

寿司職人育成の専門学校向けにMR(Mixed Reality)を活用

寿司職人の育成のための専門学校向けMRによる真鯛の捌き方アプリを作成
真鯛の捌き方をリアルに再現するための3Dモデリングとアニメーション
Microsoft HoloLens 2アプリをUnityで開発
HoloLens 2を装着してリアルな体験ができるインタラクティブな学習体験の設計
今回は2021年に作成したアプリを大幅に改善しました。
スマートグラスで寿司職人トレーニング。ホロレンズARアプリ開発


ユーザー(生徒)はHoloLens 2で魚の捌き方のARアニメーションを体験し、エアタップで操作しながら学ぶことができます。
開発プロセスでは、モデリングやアニメーションの段階でのレビューや修正が行われました。

 

寿司職人の育成のための専門学校向けMRによる真鯛の捌き方アプリの提供方法

  1. 3Dモデリングとアニメーション
    • 真鯛の捌き方をリアルに再現するために、職人が実際に真鯛を捌いている動画の提供
    • 3Dモデリングとアニメーションで忠実に再現
    • モデリングソフトウェア(3DSMAX)を使って、真鯛が捌かれていく様子を忠実に再現
  2. MRハードウェア
    • MR体験を提供するために、専門学校にMRヘッドセットやコントローラーなどのハードウェアを導入
    •  Microsoft HoloLens2を準備
  3. プログラミングとアプリケーション開発
    • Microsoft HoloLens2で真鯛の捌き方のアプリケーションを開発
    • 弊社が要件定義からUI設計まで担当
    • Unityゲーム開発エンジンを活用してアプリケーションを制作
  4. インタラクティブな学習体験の設計
    • ユーザーはHoloLens2を装着し、職人捌き方のARアニメーションをリアルに体験
    • 「通しで見る」と「捌きながらステップごとにインタラクティブ操作」の二つのモード
    • 実際のまな板の上の魚の上に、3Dを投影、エアタップなどで魚と3Dモデルのサイズを合わせる
    • 包丁を持ちながら音声での操作
    • 一時停止、倍速早送り、スキップなどでユーザー自身が操作
  5. 開発プロセスでの改善
    • 3Dモデリング、テクスチャリング、アニメーションの各段階でレビューを実施
    • アプリ設計書でのレビュー、モックアップ作成後の繰り返しの修正、第三者レビュー後の修正を繰り返す

 

アプリ開発の背景

現在日本ではさまざまな業界で人材不足が叫ばれています。またせっかく就業しても職業訓練や研修トレーニングに費やす時間が取れずに即戦力になるには相応の時間がかかります。今回は寿司職人を育成する専門学校がエンドユーザーです。魚の捌き方をAR(Augumented reality)を使ってトレーニングに活かします。スマートグラスのマイクロソフトホロレンズ2は米軍にも採用されるなど進化を遂げています。このスマートグラスを利用して業界の課題を解決しようという先進的な取り組みです。

 

新型ARゴーグル「マイクロソフトホロレンズ2」の紹介記事

ARゴーグルは仮想の視覚情報が現実とミックスされる体験を生み、現在ではスマホ用タイプのものが開発されるなどして注目を集めています。使用用途はエンターテインメントから医療、また軍事利用など幅広いものとなっています。新型ARゴーグル「マイクロソフトホロレンズ2」の紹介。

 

■開発期間

開発期間(改善フェーズ)
2022年12月から2023年4月
開発規模
2人月

■対応範囲

課題のヒヤリング
対応内容を提供いただきアプリの提案

要件定義
ONETECHが要件をヒヤリングしながら定義

基本設計・詳細設計
ONETECHが要件をヒヤリングしながら定義

CG制作
一部CGを3DsMaxで制作

コーディング
UNITYで開発

環境構築
マイクロソフト ホロレンズへのアプリインストール手順を作成し
クライアント環境で確認

システムテスト
単体テスト・結合テスト

受入テスト
クライアント様が担当

システム保守・運用
対応なし

■対応技術

■類似実績

ホロレンズ、スマホで工作機械の起動手順、保守点検作業をARでガイドします。定期的な保守点検作業では作業記録を本アプリで記録して本部に送付することで業務効率化が実現できます。ポイントは、任意のARガイドの設定ができるので汎用性の高いシステムになっています。UNITYで制作しました。

■今後の展開

次の展開として、より多くのCGアニメーションをコンテンツに組み込み、さらにわかりやすい研修アプリにアップデートする予定です。

■XR開発に特化したベトナムオフショア開発企業 ONETECH

ONETECHは、XRに特化した開発会社です。
VR/AR
コンテンツ開発を始めさまざまなシステム開発アプリ開発ソフトウェア開発をベトナム オフショアで開発しています。ベトナムのXRトップ企業として紹介されています。

2015年の創業から上場企業からスタートアップ企業までお客様100社以上の300以上のプロジェクトに関わってきた豊富な開発実績があります。

ONETECHはUNITYAR/VRアプリの開発
AR/VR/MR
開発は2015年より取り組んでおります。UNITYの技術者育成に力を入れて取り組んでいます。

VR開発:ベトナムでのVR開発分野において最も開発実績のある企業の一つとなっています。

AR開発ARkitARcoreなどを利用して多数のアプリ開発、Babylon.js8thWallなどでのWebAR開発実績がございます。

UNITY開発ONETECHUNITYを利用し様々なVR開発AR開発、アプリ開発をしています。HoloLens/Oculus/HTC VIVE/Pico/Nreal Lightなど最新のデバイスも取り揃えています。

ホロレンズ開発:ベトナムで最も多くのHoloLens開発実績のある企業の一社です。

WEBXR開発WEBXRは、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)および混合現実(MR)をWebブラウザで利用するための技術スタンダードです。ユーザーは、特別なアプリをダウンロードすることなく、多様なデバイスで豊かな3Dコンテンツを体験できます。

CG制作:製品やゲームのアセット、業務用の映像などの3DCGコンテンツの3DCG制作(モデリング・アニメーション・レンダリング)をエンジニアと連携しながらワンストップで受けることが可能です。

フロントエンド、バックエンド、サーバサイドの開発も一括して受けられます。
AR/VR/MR
アプリ開発、AI開発、3DCG制作、HoloLensアプリ開発に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

実績一覧

今回、HoloLensアプリをMeta Quest3に移植し、保守メンテナンスの手順をAR(拡張現実)で表示するアプリを制作しました。このプロジェクトは、大手機械メーカーのメンテナンス作業を効率化し、

今回のご依頼は、フォトリアルなデジタルツイン空間に少しだけ架空の要素を加えたCG制作です。クライアントの要望に応じて、現実の風景や建物を忠実に再現しつつ、ファンタジーやサイエンスフィクションの要素を取り入れることで、より魅力的なデジタルツインを作成します。

LiDARスキャンデータを活用し、効率的にCGデータを生成しました。m区敵はメタバースとデジタルツインを構築です。Gaussian Splattingなどの最新技術を応用し、今後は自動化されたCG制作技術の研究開発にも取り組む予定です。現実空間とCG空間を連動させる次世代の技術を提供します。

WEBブラウザで家具やソファーなどのインテリアのシミュレーションができるアプリケーション向けのコンテンツのCG制作

ある商品(消費財)のAI画像認識のための教師データ用のCGを制作しました。商品の現物を参考にしながら酷似したCGモデルを制作しました。CGモデルをUnityで様々な角度や陰影をつけた画像をAIの学習データとして抽出します。Unityのツールも開発しました。

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