5GMFアプリケーション委員会にて「オフショアで実現するXR開発」講演
イベント名 | 5GMFアプリケーション委員会にて「オフショアで実現するXR開発」講演 |
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開催日時 | 2021 年 6 月 4 日 (金) 10:00~12:00 |
概要 | 第 5 世代モバイル推進フォーラム5GMFアプリケーション委員会(第13回) USG/APPLF合同WG会合にて「オフショアで実現するXR開発」の講演。受注から見るXRトレンド、XRの業務への活用例、オフショア開発の活用の仕方 |
状況 | 開催済みのセミナー |
開催場所 | オンライン |
参加人数 | 50名程度 |
開催費用 | 会員限定 |
5GMFアプリケーション委員会にて「オフショアで実現するXR開発」講演
日時:2021 年 6 月 4 日 (金) 10:00~12:00 場所:WebEX による遠隔開催
第 5 世代モバイル推進フォーラム5GMFアプリケーション委員会(第13回) USG/APPLF合同WG会合にて「オフショアで実現するXR開発」の講演をしました。
◆受注から見るXRのトレンド
ONETECHではVR元年よりXR開発に力を入れてきました。おかげさまで最近では毎月10件ほどのXR開発の相談が来るようになりました。2021年はVRのトレーニング、研修の相談やアプリ開発依頼が増えました。ARよりVRの方が受注数は増えています。MRに関してはハードウェアや環境の制約解除が見込まれ研究開発やPOCが盛んになってきました。まさに現時点はデジタルツインの夜明け前のような状況です。
◆XRの活用例の紹介
COVID-19の影響で在宅勤務、テレワークなどの非接触型のコミュニケーションが注目されています。とくに前回のセミナーでご紹介したVR会議システムはお問い合わせが多く、VRでの住宅シミュレーション、VRオフィス、VR展示会、VRライブなど非接触型のニューノーマルコミュニケーションツールとして期待されています。
◆ベトナムでのオフショア開発の利点
・国民性
政府レベル、民間レベルでも日本と友好な関係を保っています。勤勉でまじめな性格が多いです。オフはスポーツや旅行をしたり飲みに行ったり明るく活気のある性格です。
・日本語能力
日本語学習者が6万人(世界8位:2015年)とありますが、すでに留学生は8万人(2019年)日本に滞在しているベトナム人は41万人います。2016年、全土の小学校で日本語を「第1外国語」として教えることを目指す方針を発表しています。
・技術能力
政府がIT産業と教育に優遇策を施行して力を入れています。基盤となる数学、科学の分野では国際的にも上位ランクに位置しています。
・人材の豊富さ・若さ
ベトナムの国全体の平均年齢は28才です。政府は2020年中に100万人のITエンジニアを輩出しようと政策を打ち出しています。継続的に人材の供給が可能です。
・地理的要因
ベトナムとの時差は2時間です。始業時間は日本より早いので時差の影響が少ないのが特徴です。祝日が日本と比べて半分ほどしかなく稼働日数が長いのも特徴です。
第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)とは
第5世代モバイル推進フォーラム(5GMF)は、第5世代移動通信システム(ローカル5Gを含む、以下同じ)の社会実装に向けたさらなる高度化を図り、地域における利用促進並びに産業並びに公共利用促進及び社会課題解決のため、電気通信利用の健全な発展に寄与することを目的としています。本サイトでは5GMFの活動・トピックス・各フォーラムでの成果等をご紹介しつつ、5G関連ニュースやオピニオン等もお届けします。
https://5gmf.jp