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ビジネスを次のステップへ - オンライン展示会プラットフォームでDXを実現。

ビジネスを次のステップへ - オンライン展示会プラットフォームでDXを実現。
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内容

ビジネスを次のステップへ – オンライン展示会プラットフォームでDXを実現。

 

オンライン展示会プラットフォームの概要

クライアントは従来の紙の商品カタログ方式から一歩進んだ形のビジネス展開を可能にしました。展示会が開催され見積もりから注文までオンラインで完結します。ユーザーは数百もの出展者と直接交流し、商品情報や業界トレンドをリアルタイムで把握することができます。 新製品の発表やエキスパートによるセミナーも随時開催され、より深い情報交換を実現します。このプラットフォームは、ビジネスのデジタル変革(DX)を推進し、新たな市場へのアクセスを可能にします。
これにより、ビジネスの視野を広げ、新たな可能性を切り開く力となります。


オンライン展示会プラットフォームの特徴

私たちが開発したオンライン展示会プラットフォームは、プラットフォーム管理者、展示会主催者、出展者、訪問者にとっての管理やコミュニケーションを簡単にします。全体の監視から出展者のブース設定、参加者との直接コミュニケーションまで、一貫したユーザーエクスペリエンスを提供します。リアルタイムのデータ分析を活用して、展示会の進行を監視し、最適化します。これにより、新たなビジネスチャンスを創出する強力なプラットフォームを提供します。

プラットフォーム管理者
プラットフォーム管理者には全体の監視と制御の能力があります。具体的には、出展者や訪問者のアカウントを管理し、データ分析を通じて行動パターンを把握し、展示会の成功を測定することが可能です。また、ユーザーエクスペリエンスを向上させるためのフィードバックを収集することも可能です。

展示会主催者
展示会主催者にとって、当社のプラットフォームはあらゆる種類のオンライン展示会の設計、開催、管理を簡単にします。主催者は出展者の管理、参加者とのコミュニケーション、ウェビナーやワークショップのスケジュール管理などを行うことができます。また、リアルタイムのデータ分析を利用して、展示会の進行を監視し、必要に応じて調整することもできます。

出展者(サプライヤー)
出展者は、ブースの設定と管理、新製品のプレゼンテーション、参加者との直接的なコミュニケーション、リアルタイムでのフィードバック収集など、フェイス・トゥ・フェイスの展示会でできることを全て行うことができます。また、出展者は自社の製品やサービスをグローバルに展開する絶好の機会を得ることができます。

訪問者(バイヤー)
訪問者は、自分の興味やニーズに合った展示ブースを自由に訪れることができます。また、出展者と直接コミュニケーションをとることで、製品やサービスについて深く理解することが可能です。ウェビナーやセミナーに参加して業界のトレンドや最新情報を得ることもできます。

 

クライアントの課題と従来の業務フロー

クライアントの印刷会社様は多くの顧客(サプライヤー)に商品カタログを提供している創業50年以上の歴史を持つ会社です。既存のサプライヤーを核にBtoBのオンライン展示会システムの構築プロジェクトを開始しました。

現在の業務フロー

現在の業務はバイヤーが電話やFAXでカタログの商品の見積もりをサプライヤーに依頼します。
サプライヤーは見積書をFAXで送るのが主流です。
顧客には2次卸販売をするケースもありカタログから自作の商品提案書を作るケースもあるそうです。
さらに見積書から注文をするという流れです。

 

オンライン展示会プラットフォームの特徴

  1. バイヤー(訪問者)向け機能:
    • 商品注文機能: プラットフォーム内で直接商品を注文でき、購入プロセスが容易になり、時間を節約できます。
  2. サプライヤー(出展者)向け機能:
    • バイヤー管理: プラットフォーム上でバイヤーを管理し、その活動を追跡できます。
    • 売れ筋分析: 自社商品の販売トレンドを確認し、人気商品を特定できます。
    • バイヤー分析: バイヤーの購買行動や傾向を分析し、マーケティング戦略を最適化できます。
    • 複数展示会への出展: 一度に複数の展示会に出展可能で、広範囲のバイヤーに商品を紹介できます。
    • 見積もり管理、注文管理: 見積もりや注文を簡単に管理し、ビジネスプロセスが効率化します。
  3. 展示会主催者向け機能:
    • バイヤー管理: バイヤーを管理し、その活動を追跡できます。
    • サプライヤー管理: 参加するサプライヤーを管理し、パフォーマンスを追跡できます。
    • 売れ筋分析: 展示会全体の販売トレンドを分析し、人気商品やカテゴリを特定できます。
    • バイヤー分析: バイヤーの行動や傾向を分析し、次回の展示会の改善点を見つけることができます。
    • サプライヤー分析: 出展するサプライヤーのパフォーマンスを分析し、展示会の効果を最大化する戦略を立てることができます。
  4. プラットフォーム管理者向け機能:
    • 全体の監視と制御: 出展者や訪問者のアカウントを管理し、データ分析を通じて行動パターンを把握し、展示会の成功を測定することが可能です。
    • フィードバック収集: ユーザーエクスペリエンスを向上させるためのフィードバックを収集することができます。

これらの機能を通じて、当社のオンライン展示会プラットフォームは、各ユーザーが最大限の利益を得ることを支援します。

 

プロジェクトの進行と成功のポイント

  1. 課題のヒヤリングと新業務フローの作成: クライアントから現在の課題を聴き出し、新しい業務フローを作成する。開発は複数のフェーズに分けて進行し、各フェーズで業務フローと機能一覧を見直す。
  2. 画面設計書とUIデザイン: フロントのデザインはクライアントが担当し、バックエンド(管理画面)のデザインは開発者が担当する。画面定義書作成はクライアントと開発者で分担し、業務フローと機能の見直しも行う。
  3. 技術選定: AWSサーバレスを採用し、サービス及びシステムの拡張が柔軟かつコスト最適に行えるように設計する。また、チーム開発に適した開発言語を選択し、将来的にはクライアント側でもシステム運用ができるように設計する。
  4. オフショア開発の活用: 開発はベトナムのオフショアチームが担当する。業務フローの理解からベトナムの担当者も参加し、画面設計書の作成も一部ベトナムで行う。
  5. 品質確保: 上流の設計段階で定義漏れを極力なくし、最終的なシステム品質を確保する。このために、エンジニアからの質問を受け付け、定義漏れを極力なくしていく。

これらのポイントを把握し、適切な計画と実行を行うことで、プロジェクトの成功につなげることができました。

 

技術観点からのポイント

  1. 術観点: AWSサーバレスを用いてサービスとシステムの拡張が柔軟かつコスト最適に行われるように設計。フロントエンド開発ではチーム開発に適した言語を選択し、クライアント側でも将来的にシステム運用できるよう設計。
  2. フロントエンド開発: Vue.jsとTypeScriptを使用して開発。
  3. バックエンド(管理画面)開発: Laravel(PHP)を使用して開発。ONETECHはLaravelでの管理画面開発に多数の実績がある。
  4. AWSアーキテクチャ(マイクロサービス): 各種AWSサービスを使用し、全体のアーキテクチャを設計。Elastic Load Balance、EC2、ECS Fargate、ECR、Aurora、DynamoDB、AppSync、Cloudfront、ElastiCache for Redis、API Gateway、Lambda、WAF、SQS、SNS、SES、S3、CICD、CloudWatch等を使用。
  5. UIデザイン: ページマップと外部設計を確認しながらクライアントが作成。AdobeXDを使用し、要件定義との整合性を確認。CMSのデザインは既存のCMSテンプレートを使用。
  6. 製造・テスト: ハウスルールに従ってコード規約やレビューを徹底。Node.jsでコーディング。テスト仕様書を作成し、単体テスト、結合テストをテスターが担当。受け入れテストはクライアントが実施。
  7. 環境構築: クライアントのAWSアカウントにIAMロールを付与して開発チームが環境を構築。開発環境、ステージング環境、本番環境で運用予定。本番稼働後の保守運用も開発チームが担当。

本件は最低限の性能要件からスタートしますが、AWSサーバレスで設計することによってサービス及びシステムの拡張が柔軟かつコスト最適で行われることを考えて設計しました。またフロントエンド開発ではチーム開発に向いている開発言語を選択して将来的にはクライアント側でもシステム運用ができるよう設計しています。

βリリース後の保守運用

1. ファイアウォールやセキュリティグループの設定と管理

セキュリティグループはAWSにおける仮想ファイアウォールで、インスタンスに対するトラフィックの種類とアクセス元を制御します。適切なセキュリティグループの設定と管理は、不要なトラフィックをブロックし、必要なトラフィックのみを許可することでインスタンスのセキュリティを強化します。また、セキュリティグループのルールは定期的に見直し、最新のセキュリティ要件に合わせて調整することが求められます。

2. 脆弱性スキャンとパッチ管理

システムの安全を維持するためには、定期的に脆弱性スキャンを行い、発見したセキュリティホールを埋める必要があります。これには、使用しているソフトウェアの最新バージョンを維持し、セキュリティパッチを定期的に適用することが含まれます。また、新たな脆弱性が発見された場合には、すみやかに対応する体制も必要となります。

3. 不正アクセスやマルウェアの検知と対応

AWSには、異常なトラフィックパターンや潜在的なセキュリティ脅威を検出するためのツールがいくつか用意されています。例えば、GuardDutyはネットワーク活動とアカウント行動を分析して不正アクセスやマルウェアを検知します。また、Security Hubはセキュリティアラートとコンプライアンススコアを一元的に表示します。これらのツールを用いてセキュリティ状況を常に監視し、問題が検出された場合には迅速に対応します。

4. バックアップと復元

AWSでは、RDSやEBSなどのサービスを利用してデータの定期的なバックアップを自動的に実行できます。また、S3は大量のデータを安全に保管するためのストレージサービスであり、バックアップデータの保管場所としても利用できます。定期的なバックアップに加えて、バックアップデータからシステムを復元する手順をドキュメント化し、定期的にテストを行うことで、障害時のリカバリー能力を確保します。

 

AWSセレクトティアサービスパートナー

株式会社One Technology JapanとONETECH ASIA JSCは、AWSパートナーネットワークにて「AWSセレクトティアサービスパートナー」に認定されました。
顧客のクラウド環境のビジネス課題に対し、AWSを活用したコンサルティングやマネージドサービスを提供できることが証明されました。豊富なAWSの知識と経験でお客様のビジネス課題解決に優れたソリューションを提供し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進します。

 

今後の予定

小さく始めて大きく育てる。
まず半年間、懇意のサプライヤーに実験的にプラットフォームを使ってもらいます。
その後改修を重ね現在考えている機能の追加をしていきます。
まずは最低限の機能で開始します。
市場と対話しながら本当に必要な機能を見極めながらシステムをブラッシュアップする予定です。

 

プロジェクト詳細

■サイト開発期間

開発期間
2022年12月から2023年6月
開発規模
10人月

■対応範囲

企画サポート
要件定義
基本設計・詳細設計
コーディング
テスト

 

類似実績のご紹介

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ONETECHは、Webサイトを始めさまざまなシステム開発アプリ開発ソフトウェア開発をベトナム オフショアで開発しています。

2015年から上場企業からスタートアップ企業までお客様100社以上の300以上のプロジェクトに関わってきた豊富な開発実績があります。最近では海外からの発注も増えておりグローバルな展開をしています。

 

ベトナムオフショア開発会社 ONETECHはAWSセレクトティアパートナー

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ONETECHはオフショア開発会社として100社以上との取引実績を誇ります。
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音楽系アーティストの共同プロジェクトでのコーポレイトサイトを開発しました。 開発後のシステムの保守も担当しました。 性能要件をヒアリングして設計フェーズからお手伝いしました。 AWSとLaravel (PHP)でサイト構築

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