スマートグラスで寿司職人トレーニング。ホロレンズARアプリ開発
業界 | 飲食業 寿司 |
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ジャンル | Microsoft Hololens2 MRアプリ |
開発言語 | Unity、3DSMAX |
対応範囲 | 企画、設計、製造、テスト |
対応期間 | 2ヶ月間 |
スマートグラスで寿司職人トレーニング。ホロレンズARアプリ開発
寿司協会様からの依頼で寿司職人向けのトレーニング補助アプリをスマートグラス「マイクロソフト ホロレンズ2」で作成しました。CGコンテンツは3DsMAXで製作し、ホロレンズARアプリはUNITYで制作しました。今回は要望を聞き取り企画から提案しアプリ制作まで実施しました。
真鯛の捌き方のアプリの概要
・ホロレンズアプリを起動
・実際の真鯛にデジタルガイドを位置合わせ
・声やエアタップでページめくり
・真鯛の捌き方の手順が空間上に表示される
・実際の真鯛に包丁を入れる位置をアニメーションで表示。
アプリ開発の背景
現在日本ではさまざまな業界で人材不足が叫ばれています。またせっかく就業しても職業訓練や研修トレーニングに費やす時間が取れずに即戦力になるには相応の時間がかかります。今回は寿司職人を育成する専門学校がエンドユーザーです。魚の捌き方をAR(Augumented reality)を使ってトレーニングに活かします。スマートグラスのマイクロソフトホロレンズ2は米軍にも採用されるなど進化を遂げています。このスマートグラスを利用して業界の課題を解決しようという先進的な取り組みです。
新型ARゴーグル「マイクロソフトホロレンズ2」の紹介記事
ARゴーグルは仮想の視覚情報が現実とミックスされる体験を生み、現在ではスマホ用タイプのものが開発されるなどして注目を集めています。使用用途はエンターテインメントから医療、また軍事利用など幅広いものとなっています。新型ARゴーグル「マイクロソフトホロレンズ2」の紹介。
■開発期間
開発期間
2021年10月から2021年12月
開発規模
2人月
■対応範囲
課題のヒヤリング
対応内容をご提供いただきアプリの提案
要件定義
ONETECHが要件をヒヤリングしながら定義
基本設計・詳細設計
ONETECHが要件をヒヤリングしながら定義
CG制作
一部CGを3DsMaxで制作
コーディング
UNITYで開発
環境構築
マイクロソフト ホロレンズへのアプリインストール手順を作成し
クライアント環境で確認
システムテスト
単体テスト・結合テスト
受入テスト
クライアント様が担当
システム保守・運用
対応なし
■対応技術
- Unity Engine
- HoloLens SDK
■類似実績
ホロレンズ、スマホで工作機械の起動手順、保守点検作業をARでガイドします。定期的な保守点検作業では作業記録を本アプリで記録して本部に送付することで業務効率化が実現できます。ポイントは、任意のARガイドの設定ができるので汎用性の高いシステムになっています。UNITYで制作しました。
■今後の展開
次の展開として、より多くのCGアニメーションをコンテンツに組み込み、さらにわかりやすい研修アプリにアップデートする予定です。
ONETECHは、業務システムを始めさまざまなシステム開発、アプリ開発、ソフトウェア開発をベトナム オフショアで開発しています。