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VR技術を応用した医療者向け教育ツールの開発

VR技術を応用した医療者向け教育ツールの開発
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内容

■VR技術を応用した医療者向け教育ツールの開発

北海道科学大学の診療放射線学科 菊地明泰准教授と情報工学科の和田直史准教授による「VR技術を応用した医療者向け教育ツール」のVRアプリの制作を担当しました。
今回は、診療放射線機器の操作トレーニングをVRアプリで行います。デバイスは一体型VRヘッドセットのPico Neo2で、Unityで開発しアプリを実装しました。Pico Neo2のコントローラを使用して現実に近い体験が可能です。デバイス同士を接続することにより10人以上で同時にVRトレーニング(マルチプレイ)することも可能です。

画像引用元
NEWSリリース
菊池明泰准教授と和田直史准教授の共同研究による教育ツールが学生にお披露目されました
2022年2月15日

■X線検査のVRトレーニングアプリの特徴

北海道科学大学の診療放射線学科にある実習室をリアルに再現
検査台には人体モデルが設置

Pico Neo2のコントローラを使用して人体モデルを様々な体勢と位置を動かしレントゲン撮影が出来るように調整

コントローラーで診療放射線機器を操作し撮影
・レントゲン撮影機器の移動
・カメラの倍率を変更
・十字形の影を投射
撮影

撮影データのクラウド保存

マルチプレイにより複数のVRヘッドセットで同時にトレーニングを閲覧することが可能です。
先生がガイド役となり、生徒が体験することも可能となり効率的な学習を実現できます。

■研究開発の背景

VR研修のメリット

VR研修・トレーニング・学習のメリットとして「研修・教育のコストダウン」「学習効率の向上」が挙げることができます。作業員の研修・教育のために大きなインフラを抱える必要はありません。近年ではOclulusやPicoNeoなど比較的安価でVR機器(HMD)を調達することも可能です。またHMDはスタンドアロン(ネットワークやPCとの接続なし)でも動作しますので場所を選ばずに研修を実施することも可能です。またVRの最大の特徴である没入感、360度の映像だけでなくオンラインゲームのようにインタラクティブ(双方通信)による体感や、モーションセンサー、音声など人間の感覚に近づいてきているので実際の体験に近い疑似体験が可能です。

補助金に採択されてプロジェクト推進

「VR技術を応用した医療者向け教育ツールの開発」は、公益財団法人北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)の「2021年度 医療機関ニーズ対応型開発補助金」に採択されたもので、菊池准教授、和田准教授のほか、VR制作業務などに携わる株式会社キシブル(札幌)、医療法人社団 みつわ整形外科クリニック(札幌)も共同で研究開発が進められました。

■開発期間

開発期間
2021年12月から2022年2月
開発規模
2人月

■対応範囲

課題のヒヤリング
企画書をご提供いただき仕様把握

要件定義
クライアントが実施

基本設計・詳細設計
コンテンツシナリオを弊社で作成し内部の仕様設計含めて対応

アニメーション制作
CGモデルは大学から提供いただきX線機器操作、人体動作などのアニメーションを制作

コーディング
Unityで開発
3DsMaxを調整で使用

環境構築
Pico neo22台で検証実施

システムテスト
単体テスト・結合テストを弊社対応

受入テスト
クライアント様が担当

■対応技術

Unity
3DsMax

■類似実績

医療系専門学校で臨床工学士向けの心臓カテーテル検査のトレーニングが行われています。研修では実際の手術の状況での機器の操作の仕方などを学ぶことには限界があります。そこで実際の医療現場に近い状況をバーチャル空間で再現して、反復練習できるVRの活用に注目が集まっています。

 

VRの技術進歩によりいまVR研修やVR安全教育が注目されています。
スタンドアローン型のHMDにより高スペックのPCがなくてもハイクオリティな
VR体験が低コストで可能になりました。
教育、研修、訓練といった体験が重視される分野で、
最新のAR、MRを取り入れ、最良の教育ソリューションを提供します。

■XR開発に特化したベトナムオフショア開発企業 ONETECH

ONETECHは、XRに特化した開発会社です。
VR/AR
コンテンツ開発を始めさまざまなシステム開発アプリ開発ソフトウェア開発をベトナム オフショアで開発しています。ベトナムのXRトップ企業として紹介されています。

2015年の創業から上場企業からスタートアップ企業までお客様100社以上の300以上のプロジェクトに関わってきた豊富な開発実績があります。

ONETECHはUNITYAR/VRアプリの開発
AR/VR/MR
開発は2015年より取り組んでおります。UNITYの技術者育成に力を入れて取り組んでいます。

VR開発:ベトナムでのVR開発分野において最も開発実績のある企業の一つとなっています。

AR開発ARkitARcoreなどを利用して多数のアプリ開発、Babylon.js8thWallなどでのWebAR開発実績がございます。

UNITY開発ONETECHUNITYを利用し様々なVR開発AR開発、アプリ開発をしています。HoloLens/Oculus/HTC VIVE/Pico/Nreal Lightなど最新のデバイスも取り揃えています。

ホロレンズ開発:ベトナムで最も多くのHoloLens開発実績のある企業の一社です。

WEBXR開発WEBXRは、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)および混合現実(MR)をWebブラウザで利用するための技術スタンダードです。ユーザーは、特別なアプリをダウンロードすることなく、多様なデバイスで豊かな3Dコンテンツを体験できます。

CG制作:製品やゲームのアセット、業務用の映像などの3DCGコンテンツの3DCG制作(モデリング・アニメーション・レンダリング)をエンジニアと連携しながらワンストップで受けることが可能です。

フロントエンド、バックエンド、サーバサイドの開発も一括して受けられます。
AR/VR/MR
アプリ開発、AI開発、3DCG制作、HoloLensアプリ開発に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

実績一覧

VR対応アプリケーション用3Dモデリング実績を紹介。ポリゴン数やブラウザでも表示するという制約内でリアルな車両モデルの製作。質・技術の向上に注力。クライアント満足実績多数。ベトナムオフショアで低コストで製作可能。

今回、HoloLensアプリをMeta Quest3に移植し、保守メンテナンスの手順をAR(拡張現実)で表示するアプリを制作しました。このプロジェクトは、大手機械メーカーのメンテナンス作業を効率化し、

工場内で使用される運搬車両の位置情報をリアルタイムで管理し、導線を可視化するWindowsアプリを開発しました。 本アプリは、デバイスから取得した位置情報をCSVファイルとして出力する機能を搭載し、運搬車両の動きを詳細に記録します。

LiDARスキャンデータを活用し、効率的にCGデータを生成しました。m区敵はメタバースとデジタルツインを構築です。Gaussian Splattingなどの最新技術を応用し、今後は自動化されたCG制作技術の研究開発にも取り組む予定です。現実空間とCG空間を連動させる次世代の技術を提供します。

ONETECHはベトナムでVR(バーチャルリアリティ:仮想現実)空間でアバターでコミュニケーションができるバーチャルオフィスシステムを開発しています。 今回のアップデートで、実際のオフィスのようにエントランスからロビーを通り会議室に入室して会議ができるように更新しました。

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