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現場の課題解決のためのARの応用。医療機器のARマニュアルアプリ

現場の課題解決のためのARの応用。医療機器のARマニュアルアプリ
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内容

■医療機器のARマニュアルアプリ開発

ARマニュアルアプリを起動して医療機器をスキャンます。ARマニュアルアプリ通してして機器を自動認識でマニュアルが表示されます。AR(オーグメンテッドリアリティ:拡張現実)

機器で表示される数字やボタンなどの説明が表示されます。主にAR表示されたボタンををタップすると各機能の説明が表示されます。その後、操作する順番に応じてARマニュアルが表示されます。

 

■医療現場の課題

医療現場にはたくさんの種類の医療機器が装備されています。医療機器の操作ミスは致命的な事故につながります。また医療現場は慢性的な人手不足が続いています。COVID-19では医療崩壊などでより一層医療現場の作業は非常に激務となっています。

限られた人員でたくさんの種類の医療機器の操作方法を覚え、正確に操作することには限界があります。各現場ではマニュアルをわかりやすくしたり、チェックフローの徹底や誤操作防止の機能などにより正確な操作を実行しています。このアプリはARを利用することで医療現場の負担を少しでも軽減することが可能です。

■医療機器ARアプリマニュアルの特徴

iPadでARマニュアルアプリを開き医療機器をマーカーで認識します。マーカーの認識にはVuforia Object Scannerを利用しました。医療機器に医療機器のARマニュアルがかぶさって表示されます。ARマニュアルで表示されたボタンをタップすると各機能の説明が表示されます。

■開発期間

開発期間:2020年11月~2020年03月

開発規模:10人月

■対応範囲

 課題ヒアリング

医療機器の誤操作防止と、わかりやすさ、使いやすさをまとめてARをどのように応用するかを提案しました。

 基本設計・詳細設計

要件定義書をもとに、基本設計と詳細設計を実施しました

 コーディング

弊社のUnity開発規約に沿って開発しました

 システムテスト
単体テスト、結合テストをしました

 受入テスト
クライアントが担当

■対応技術

言語:Unity

ARエンジン: Vuforia Object Scanner

ONETECHはPTCジャパンのオフィシャルパートナーです)

 

■今後のアップデート

このアプリは第一弾です。社内評価を実施し、その後一部のユーザーが利用します。

■ARマニュアルアプリの類似実績

3Dホログラムを活用したHoloLens(ホロレンズ)2アプリ開発

物流業務向けに複数のホロレンズで3Dの物流倉庫の建屋や内装情報を共有。
物流倉庫内のコンテンツ再生や表示制御もHoloLens(ホロレンズ)アプリを開発
計画中の施設のエリア情報や倉庫の導線を立体的に把握することができます。

 

今後もAR、MRのマニュアル業界には注目していきたいと思います。

実績一覧

デジタル活用教育推進に伴い、教育機関向けにVRアプリを開発しました。 複数のVRデバイスからアバターを選択して360度動画のVR空間に参加することができます。 ホストはVRコントローラーを操作して、動画の一時停止やポインターで空間の特定の位置を指し示しながら授業が可能です。

北海道科学大学と連携して診療放射線機器の操作トレーニングのためのVRアプリを開発しました。 このアップデートでは新規シナリオが追加され、立位モードでは人体の向きを自由に変更することができるようになりました。 また、撮影時の手順を詳細にガイドするシナリオモードも実装されました。

XRを活用したホロレンズトレーニングアプリをアップデートしました。寿司職人が実際にマダイを捌く動画を完全にCGアニメーション化しました。microsoftホロレンズ2でマダイの捌き方のアニメーション動画を現実空間に投影しながらXRを活用して業界の人手不足を解決する試みです。

■医療者向けひざ角度測定 VRトレーニングアプリ対応 北海道科学大学と協力して、患者のひざの状態を確認するトレーニングのためのVRアプリを開発しました。 このアップデートでは、新しいシナリオが追加され

AR技術のVPSの研究開発の一環としてVPSベースのマーカ不要のARアプリを開発しました。 VPSにより空間認識を正確に処理しマーカーレスで屋内の道順を案内できるARアプリです。 空間を認識した上で、道順を作成するコンテンツ作成機能も実装しました。

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