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薬学生向けVR調剤トレーニングアプリ開発|Meta Quest2 × Unityによる医療教育VRシステム

薬学生向けVR調剤トレーニングアプリ開発|Meta Quest2 × Unityによる医療教育VRシステム
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内容

薬学生向けVR調剤トレーニングアプリ開発|Meta Quest2 × Unityによる医療教育VRシステム

薬学部の学生向けに提供されているVR調剤トレーニングアプリの機能改修および最適化開発を実施しました。
本プロジェクトでは既存のVRアプリケーションを引き継ぎ、教育現場での実践的なトレーニング精度を高めるため、
操作フローの改善や機能追加、UI表示の最適化を行いました。

本システムはMeta Quest2 を利用したVR環境で調剤業務を疑似体験できる医療教育アプリケーションです。
処方箋を確認しながら、薬剤の選択、秤量、調合といった調剤工程を仮想空間上で再現し、
薬学生が安全な環境で実践的なスキルを学ぶことができます。

医療現場では調剤ミスが重大な事故につながる可能性があるため、VR空間で繰り返しトレーニングすることで、
正しい手順や確認作業を身につけることが可能です。

アプリでは処方箋に基づく調剤手順をステップ形式で進行し、各工程ごとに正解・不正解の判定を行う仕組みを採用しています。
すべての作業が終了すると最終評価が表示され、学生は自身の理解度や操作精度を確認できます。
また、練習モードと試験モードの2つの学習モードを実装しており、
練習モードではVR空間上にアノテーションを表示しながら操作手順を学ぶことができ、
試験モードでは実践的なスキル評価が行われます。

今回の改修では、医療安全を意識した確認アラート機能の追加を中心にシステム改善を実施しました。
具体的には、メートグラスの正しい持ち方を確認するアラート、薬剤の取り出し・秤量・棚戻しの安全チェックアラート、
薬剤の瓶口がメートグラスの接触判定アラートなどを追加し、
実際の調剤現場で重要とされる確認プロセスをVR内で再現しています。

また、処方箋表示の改善として、医薬品表示改善、品名と成分量記載、医薬品名称の表記変更などのUI改善を実施しました。
さらにVR空間内の実際の目盛りを追加し、測りトレーニングの精度向上を図っています。

操作面では、液体の測り操作の従来の仕組みを見直し、実際に作業工程を追加しました。
これにより、より実務に近いトレーニングが可能となっています。
また、学習テンポの向上を目的として**制限時間の短縮(60秒から30秒)**や、
操作確定後に正誤判定を行うなどのユーザー体験の改善も実施しました。

本プロジェクトでは、
既存システムの構造を解析した上でUnity / C# によるVRアプリケーションの改修開発を行い、
教育現場での利用を想定した操作性とトレーニング効果の向上を実現しました。

■開発期間

開発期間:2025年5月 ~ 2025年8月
開発規模:4人月

■対応範囲

要件整理・仕様確認
既存VRアプリの仕様調査と教育用途に合わせた改善要件の整理

基本設計・詳細設計
VR操作フロー、アラート仕様、箋表示UIの設計

VRアプリ開発
Unity / C# によるVRトレーニング機能の改修および追加実装

UI / UX改善
処方箋表示、調剤器具表示、操作アラートの最適化

テスト
単体テスト・結合テスト

受入テスト
クライアント様にて実施

■対応技術

Unity / C# / Meta Quest2 / VRアプリ開発 / 医療教育シミュレーション / XRトレーニングシステム

■類似実績

医療者向けひざ角度測定 VRトレーニングアプリ

弊社は2015年より、80社以上のクライアントに対し、300以上のアプリ・100以上のWebシステムを開発してきました。
お見積もりは無料で承っております。開発のご相談や要件化のご依頼は、お気軽にお問い合わせください。

実績一覧

製造業のエンドクライアントからの要望でホロレンズMR遠隔支援アプリを制作 製造現場の複数拠点から3Dモデルも共有しながらリアルタイム通話で打ち合わせを実施できます。 UNITYとAR Foundationを利用して開発しました。

ラボ契約でWebARの研究開発の概要をご紹介します。パノラマカメラやLidarカメラで取得したデータを点群化してVPSとして処理します。xyzの座標データを元に任意の位置にARコンテンツをThree.js、8thWallなどのWebARフレームワークで表示します。

HoloLensアプリのアップデートにより、Bluetoothを用いたiPadとのシームレスな遠隔管理を実現した事例をご紹介します。この技術革新により、どのように作業効率が向上し、現場での協力作業が進化したかを詳しく見ていきましょう。

ホロレンズ、スマホで工作機械の起動手順、保守点検作業をARでガイドします。定期的な保守点検作業では作業記録を本アプリで記録して本部に送付することで業務効率化が実現できます。ポイントは、任意のARガイドの設定ができるので汎用性の高いシステムになっています。UNITYで制作しました。

北海道科学大学の診療放射線機器の操作トレーニングのVRアプリのアップデートを対応しました。 Ultraleap社製のハンドトラッキングセンサ製品を実装し、ハンドラッキング(urtraleap)でトレーニング操作が行えるようになりました。