iPhoneの物理センサーを利用した計測アプリの研究開発

業界 | デジタル技術 |
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ジャンル | iPhoneアプリ開発 |
開発言語 | swift |
デバイス | iPhoneSE2 |
対応範囲 | 設計、製造、テスト |
リリース日 | 2023/04 |
■iPhoneの物理センサーを利用した計測アプリの研究開発
iPhoneに搭載されている物理センサーを活用して計測アプリの研究開発しました。
加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、およびGNSS(Global Navigation Satellite System)を用いて
高度な位置測定と動きの検出し計測できるiPhoneアプリを実装しました。
■加速度/ジャイロセンサー/GNSS計測アプリの特徴
iPhoneデバイスの物理センサーで取得した記録データをCSVで保存します。
画面にリアルタイムでグラフを表示します。一目見ただけ分かりやすいグラフで気を付けて対応しました。
保存したCSVデータをアプリ上でリプレイ再生することができてグラフで視覚的に見返すことができます。
機能一覧
・センサー記録_CSV保存
GNSS、加速度、ジャイロ、地磁気
・計測データをグラフ表示
・計測データのリプレイ再生
・CSVデータ外部出力機能
※加速度センサーを活用
加速度センサーは、端末の加速度を測定するためのセンサーで、主に歩数計算や運動量の検出に使用されます。
端末の自由落下による衝撃を検出します。
端末のメンテナンスや交換のタイミングを適切に把握できます。
※ジャイロセンサーを活用
ジャイロセンサーは、端末の回転を検出するセンサーで主に端末の向きや傾きを測定することができます。
アプリは水平器としての機能を持つとともに、建築現場や土木工事での作業効率を向上させることができます。
ジャイロセンサーのデータを利用して、現実世界と仮想世界を融合させたAR(Augmented Reality)でもよく利用されます。
※地磁気センサーを活用
地磁気センサーは、地球の磁場を検出するセンサーで、主にコンパス機能の実装されます。
ユーザーは現在地と目的地を正確に把握し、適切なルート案内が可能となります。
また、地磁気センサーを活用した屋内ナビゲーション機能で商業施設や公共施設などの屋内での迷子防止や効率的な移動手段も提供することができます。
※GNSS(Global Navigation Satellite System)とは?
全球般的な位置情報や時間情報を提供する衛星測位システムの総称です。
異なる国や地域が開発・運用する複数の衛星測位システムが存在し、それらを総合的に指します。
これらのシステムは、軍事利用や航空・海洋航行、測量、自動車のナビゲーション、防災、環境モニタリングなど幅広い分野で利用されています。
■対応範囲
課題のヒヤリング
数回のお打ち合わせを行い、お客様の要件をヒアリングして仕様把握しました。
要件定義
お客様にて要件定義書を作成して提供いただきました。
基本設計・詳細設計
画面定義、内部設計、簡単なUIデザインを弊社にて対応
コーディング
スマホアプリはSwiftで開発
システムテスト
単体テスト、結合テストをしました。
受入テスト
クライアント様にて対応
ストア公開
弊社にてAppleストアの申請代行を行いました。
■対応技術
Swift
■今後の対応
引き続き機能拡張を行い製品版用にアップデートを行っている予定です。
■類似実績
・iPhoneの LiDARスキャンでゴルフのラインを表示するARアプリの研究開発
本件はゴルフのグリーン上のラインを読むためのARアプリの研究開発です。
iPhone13 proのLiDARを使い、ゴルフのグリーンとホールとボールをスキャンします。
Unityで開発したアプリでは、画面上にグリーンの傾斜をメッシュで表示します。
ONETECHは、業務システムを始めさまざまなシステム開発、アプリ開発、ソフトウェア開発をベトナム オフショアで開発しています。