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運送業の基幹システムのマイグレーション、WindowsXPからWindows7へ移行

運送業の基幹システムのマイグレーション、WindowsXPからWindows7へ移行
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内容

■運送業の基幹システムのマイグレーション(Migration)window7へ移行

運送業の基幹システムは、VB.Net・.net Framework 4.0、ActiveReport for .Net 7.0J、VisualStudio2010、Oracle 10gで動作していました。今回のマイグレーションではツール類も動作保証されているWindows7に対応しているバージョンに変更し、システム動作保証をしました。

■WindowsXPからWindows7の動作保証へ変換

現行

変換

開発言語・フレームワーク

・VB.Net
・.net Framework 4.0

・VB.Net
・.net Framework 4.8

サードパーティ ツール

・ActiveReport for .Net 7.0J

・ActiveReport for .Net 12.0J

IDE

・VisualStudio2010

・VisualStudio2017

データベース

・Oracle 10g

・Oracle 19c

 

■WindowsXP継続利用のリスク

パソコンが常にサイバー攻撃にさらされ続ける

企業の機密情報やクレジット情報の抜き取りなどのリスクに晒され続けます。近年では金銭目的のサイバー攻撃も増えています。

セキュリティーやテクノロジーの進化への機能強化がなくなる

多重防御の仕組みも享受できない

1つのセキュリティ対策でサイバー攻撃からパソコンを守るのは難しいです。
Windows7は複数のセキュリティ機能を組み合わせた多重防御でお客様のパソコンを守ります。

 

■ベトナムオフショア開発でマイグレーションをするメリット

• コスト削減
ベトナムでオフショア開発をする上で日本での人月単価が100万円だとすると一人当たりのコストを70%近くコストダウンすることが可能です。また長く続く保守運用コスト を削減できるところに大きな魅力があります

• 開発リソース

ベトナムの平均年齢は28歳です。日本と比べ非常に若者が多く、また エンジニアの育成にも国として力を入れています。

• 理解コストが不要

一般的にオフショア開発ではシステムを理解するための、コミュニケーションが課題 になります。これを理解コストと言います。マイグレーションは現行システムの機能をそのまま引き継ぎます。エンジニアはソースコードベースでシステムを理解することができます。つまり通常のオフ ショアでのシステム開発と比較するとコミュニケーションが少なくてすみます。

■Windows7マイグレーションサービスの手順

①資産可視化

• プログラム棚卸
• マイグレーション対象範囲明確

②調査・分析

• Microsoftアップグレードツール
• アップグレードの問題点洗い出し
• 既存問題をパターン化

③変換設計

• パターン化した問題に対して機能の代替、変更方法の検討
• ツール変換・手作業変換の切り分け
• 変換ツール作成及びカスタマイズ

④サンプル変換

• 特性機能変換、テストを実施
• 変換ツールの検証
• 追加対応が必要な項目を洗い出し修正

⑤変換修正

• 全ソースを変換ツールで変換、手作業での対象分を修正(設計したツールでコード自動変換、コンパイルエラーは手動変換)

⑥比較検証

• 現行処理結果との比較を実施

⑦ 受入テスト

• 顧客の検証を支援
• 発生した問題の対応を実施

■開発期間

開発期間
2021年04月から2022年12月

開発規模
300人月

■対応範囲

課題のヒヤリング
見積書依頼書、改修要件定義書を提供いただき仕様把握

要件定義
改修要件定義書をクライアント様にて作成

基本設計・詳細設計
既存システムの詳細設計書とソースファイルを提供いただく
変更仕様書を弊社で作成

コーディング
.Net Framework 4.8
AWS RDS Oracle19c

環境構築
開発環境を提供いただき開発

システムテスト
単体テスト
テスト仕様書・テストレポートを作成

受入テスト
クライアント様が担当

システム保守・運用
対応なし

■対応技術

VB.Netプログラミング
オンプレミスOracle10gからAWS RDS Oracle 19cへ移行
アプリケーションサーバーからドメインコントローラー経由ユーザーへ展開する

■類似実績

Windows7のサポートが2020年1月14日に終了しました。 クライアントは 現行の製造・在庫・販売管理システムについてVB6から.Netへの移行を行いWindows10での 動作を可能としました。VB6.0での継続には様々なリスクをマイグレーションすることで解消しました。

 

ONETECHは、業務システムを始めさまざまなシステム開発、アプリ開発ソフトウェア開発をベトナム オフショアで開発しています。

実績一覧

さくらクラウドでのシステム対応できるエンジニアを確保できないため、AWSクラウドへマイグレーションします。

住宅の内装を360コンテンツで回遊できるシステムを開発しました。住宅メーカーはリコーTHETAなどの360度カメラで撮影したデータをCMS(コンテンツマネジメントシステム)から簡単に登録できます。各部屋への移動を設定でき簡単に360コンテンツを作成できます。

ファンコミュニティの構築と活動は、デジタル技術の進化により、新たな段階になっています。 ファンコミュニティに特化したシステムを構築しました。 ファン同士のコミュニケーションを最大化することを目的としたライブ配信プラットフォームを構築

郵便料金の値上げに対する対策として、郵便料金の値上げを機に電子請求に切り替えることで、コスト削減だけでなく、業務効率化や環境負荷軽減といったさまざまなメリットが得られますので電子請求システムを開発しました。

気象情報に応じてGoogle広告やFacebook広告を制御できるシステムを開発しました。GoogleおよびFacebookの地域情報と広告キャンペーンと気象情報により最適な広告を自動的に配信できる仕組みです。AWSベストプラクティスを参考にインフラ設計も担当しました。

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