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Oculus QuestでVR会議、VRオフィスシステムを研究開発

Oculus QuestでVR会議、VRオフィスシステムを研究開発
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内容

Oculus QuestでVR会議、VRオフィスシステムを研究開発

ウィズコロナ時代のニューノーマル非日接触型コミュニケーションとして期待されているVR会議システム、VRオフィスシステムのモックアップを研究開発で制作しました。第一弾としてOculus Questを利用したVR会議システムのモックを作りました。

動画があるのでまずはご覧ください。

VR会議システムフロー

  1. 主催者が会議設定
  2. 会議名・会議日をセット
  3. 会議資料をアップロード
  4. 参加者と席を選択
  5. 会議室を選択
  6. 招待者に招待リンクを送る
  7. Oculus Questから会議室に参加
  8. 会議開始
  9. 参加者同士で、テキストでのチャット、音声でのチャット
  10. 主催者が会議資料を元にプレゼンテーション
  11. 製品(3Dオブジェクト)のレビュー
  12. VRリモコンでバーチャル空間にフリーラインを描写
  13. 会議室の変更

非接触型コミュニケーションツールとしてのVR会議

VR会議が進む背景の理由は、4つあります

  1. ハードやソフトなどのVRインフラの整備
  2. 働き方改革などのテレワークや時短勤務
  3. covid-19での非接触でのコミュニケーション

まず、ハードやソフトなどのVRインフラの整備ですが、Oculus Questなどのスタンドアローン型HMDによって高スペックのPCがなくても高品質のVR映像が楽しめるようになりました。またOculus Questは手頃な価格で入手可能です。ちなみにOculus Quest2が2020年10月には日本でも入るようになります。またクラウドサーバの普及や5Gなどのインフラの整備、UNITYを使ったソフトウェア開発などVR開発の敷居が下がったと言えます。

つぎに働き方改革などの働き方の見直しでDXというキーワードのもと企業のIT化の一つとしてオンライン会議が推奨されています。一方でオンライン会議ではコミュニケーション頻度が減ったや相手に意思が伝わりにくいなどの懸念もあります。それを進化させたのVR会議です。ただHMDをわざわざつけなくなくてはいけないとか、HMDの普及のハードルなどがあるのも事実です。

最後に新型コロナウィルスが収まらない中、私たちはウィズコロナの時代を生き抜かなくてはなりません。東京などでのは通常通りに勤務できない状態が続きます。そこで注目されているのがVR会議システム、VRオフィスシステムです。

 

VR会議、オフィスシステム特徴

今回紹介するのはVR(仮想現実技術)を利用した会議システムです。

設定はZOOMなどのように、会議の日時を選択します。通常のオンラインツールとの違いは会議の座席や、いくつものバーチャル会議室が選択できる点です。

Oculus QuestのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着するとアバターに扮した会議の参加者が既にバーチャル会議室に着席しています。あらかじめセットした会議資料が仮想空間のモニターに映し出せされています。

口頭での会話はもちろんチャットでも挨拶ができます。誰が話しているかわかるようにアバターからは吹き出しがでています。

プレゼンテーションが始まりました。今回はベトナムでの新型冷蔵庫の販売会議のようです。

モニターにはグラフなどの資料が映し出されていてプレゼンターがレーザーポインタで資料を説明します。レーザーポインタはOculus Questのコントローラーで操作できます。

会議室に今回販売する冷蔵庫のCGが登場しました。プレゼンターは冷蔵庫のドアを開けて見せます。

会議参加者が、冷蔵庫の棚割りの変更を提案しているようですがうまく伝わらないので

VR空間に手書きの線で棚割りを示しています。

会議が煮詰まってくると議長は空気を変えるために会議室を南の島に移しました。

空気が変わりリラックスした雰囲気で会議が進行します。

リアルの会議室ではホワイトボードで何かを書いてコミュニケーションしますが仮想空間全てがホワイトボードです。

9月には、VR会議室バージョン2の研究開発も実施予定です。

ONETECHベトナムオフショア開発で研究開発としてVR会議システムを開発しました。アプリケーションの貸し出しも行っておりますので下記からお問い合わせください。

https://onetech.jp/contact

 

開発

UNITYで開発

開発期間:1ヶ月間

今回のCGはフリーアセットを利用

Photon Voiceで通話開発

実績一覧

AR技術のVPSの研究開発の一環としてVPSベースのマーカ不要のARアプリを開発しました。 VPSにより空間認識を正確に処理しマーカーレスで屋内の道順を案内できるARアプリです。 空間を認識した上で、道順を作成するコンテンツ作成機能も実装しました。

建設業向けのシステムに強いお客様より建設工事の施工管理アプリの開発をお請けしました。 ホロレンズを利用して施工の進捗、品質管理、レポートが行えるように対応しました。

ゴルフのグリーン上のラインを読むためのARアプリの研究開発です。iPhone13 proのLiDARを使い、Unityで開発したアプリでは、画面上にグリーンの傾斜をメッシュで表示します。最終的に地面の傾斜や摩擦などを物理エンジンで計算してカップまでをARでラインを表示します。

本アプリは定期的に点検業務が必要なある機器の点検手順をARで補助するホロレンズアプリです。業務の標準化による人手不足の解消などに役立つソリューションとなります。UNITYで開発しました。HoloLensは、現時点では最も優れたMRのデバイスの一つでもあります。

寿司職人の育成のための専門学校向けMRによる真鯛の捌き方アプリを作成 真鯛の捌き方をリアルに再現するための3Dモデリングとアニメーション Microsoft HoloLens 2アプリをUnityで開発 HoloLens 2を装着してリアルな体験ができるインタラクティブな学習体験の設計

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