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OpenCV+ AI Yoloで画像認識の研究開発。飲食店向けARクーポンアプリのデモ

OpenCV+ AI Yoloで画像認識の研究開発。飲食店向けARクーポンアプリのデモ
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内容

OpenCV+ AI Yolo画像認識の研究開発

今回は2018年のセミナーのプレゼンテーションのために以下の3つのデモを研究開発した実績をご紹介します。

  • (1)OpenCV+ AI Yoloで飲食店でのARクーポンアプリ
  • (2)OpenCV+ AI Yolo交通標識認識ARアプリ
  • (3)OpenCV+ AI Yolo缶コーヒーの銘柄画像認識

AI(人工知能)で画像認識:画像内の複数の物体を検出するYOLO

YOLOとは画像から物体を検出する画像認識ライブラリです。
「You Only Look Once」(一目見るだけで)の頭文字をとった略語で、画像を一度だけCNN(Convolutional Neural Network:畳み込みニューラルネットワーク)に通すだけで、画像内の複数の物体を検出および認識を人工知能ディープラーニングで同時に行うアルゴリズムです。

OpenCVで画像処理

YOLOではDARKNETと呼ばれるC/C++の物体検出ライブラリもありますが、今回はOpenCVとYOLOの組み合わせで実装しました。OpenCVは、もともとはインテルが開発・公開した画像処理・画像解析および機械学習等の機能を持つオープンソースのライブラリです。Pythonを始め、C/C++、Java、MATLAB用として公開されています。

OpenCV+ AI Yoloでアプリのデモ

今回は2018年のセミナーのプレゼンテーションのために以下の3つのデモを研究開発した実績をご紹介します。

(1)OpenCV+ AI Yoloで飲食店でのARクーポンアプリ

弊社グループのバインミーバーバーの看板を読み取り、クーポン券やWEBサイトを表示!いままでのクーポンアプリとの違いは、ビーコンやマーカーの読み取りではなくAI Yolo + OpenCVで実行しています。バインミーバーバー の画像データを50枚ほど教師データとしてAI Yoloでディープラーニング。周囲が薄暗くなっても読み取れました。

今後の進化としては、アプリから複数の写真を教師データとしてサーバへ送りAI Yoloでディープラーニングで処理し、AIロジックだけアプリ側に格納してクーポンアプリを実行します。

 

(2)【運輸・配送業向け】OpenCV+ AI Yolo交通標識認識ARアプリ

iPhoneアプリで、交通標識を自動で画像認識します。
ARで交通標識の意味を表示しています。運転中、屋外でもかなりの精度で読み取れました。

外国人が他国で生活する時、運転する時に標識の意味がわからないことがよくあります。このソリューションでどこへ行っても大丈夫です。多言語翻訳にも対応しております。
AI Yolo + OpenCVをカスタマイズして開発しました。スマホカメラでも十分に高度な画像認識が可能です。

 

(3)【流通業向け】OpenCV+ AI Yolo缶コーヒーの銘柄画像認識

日本で流通している複数の缶コーヒーを画像認識できるかの実験です。見事に成功しました。様々な方向や角度から撮影した画像データを教師データとして読み込ませました。商品を認識すると商品情報がAR表示されます。

CMSで画像データ(教師データ)、店舗、GPS、URL、クーポンなどのメタ情報を登録し、アプリ完結でクーポンアプリが作れます。

 

ONETECHは、ベトナムオフショアでさまざまなアプリを開発しています。特にVR/AR/MR、画像認識、AIに力を入れています。

現在は社内でラインを組み毎月何かしらの先端テクノロジーを使った研究開発をしています。それらをクライアント様に提案することで、課題と解決するためのテクノロジーがマッチして製品に繋がったケースも生まれました。

ONETECHは、ベトナムオフショアロボット操作シミュレーションアプリ開発

ONETECHは、ベトナムオフショアロボット操作シミュレーションアプリ開発

またラボ型開発の一つの形としてXRやAIでひたすら研究開発を続けるというお客様もおります。これはオフショア開発が単にコストダウンのためではなく、ベトナムの優秀な技術力を活用し始めている証左でもあります。このクライン後も「業務課題と解決するためのテクノロジーがマッチ」した事例も出ました。

先端テクノロジーの研究開発にオフショア のラボの検討もいかがでしょうか。

 

実績一覧

ある商品(消費財)のAI画像認識のための教師データ用のCGを制作しました。商品の現物を参考にしながら酷似したCGモデルを制作しました。CGモデルをUnityで様々な角度や陰影をつけた画像をAIの学習データとして抽出します。Unityのツールも開発しました。

7セグメントディスプレイのデジタル数字を認識するモジュールを開発しました。 デバイスのデジタル数字が表示されている枠内の数字を自動解析します。決定木の手法と SSOCR(seven segment optical character recognition)を利用しました。 このモジュールはホロレンズ(Microsoft HoloLens)、スマホなども応用可能です。

英作文自動採点のためのAI(人工知能)システムを開発しました。 大学の英語のライティングテスト自動評価システムに機械学習(Machine Learning)を導入。 採点ルールや特徴を抽出し、教師データとして学習させ最適な採点結果を出力。

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