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UnityWebRTCでARコンテンツ共有とビデオ通話を実施する実績

UnityWebRTCでARコンテンツ共有とビデオ通話を実施する実績
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UnityWebRTCでARコンテンツ共有とビデオ通話を実施する実績

UnityWebRTCを使用したプロジェクトでは、ARコンテンツ共有とビデオ通話を統合し、没入型のコラボレーション体験を実現しました。ユーザーはリアルタイムでARコンテンツを共有しながら、ビデオ通話を行い、遠隔地にいる仲間とコミュニケーションを取ることが可能です。この技術の活用により、教育、ビジネス、エンターテイメントなどの様々な分野で新たな可能性が開かれました。

WebRTCとは

WebRTC(Web Real-Time Communication)は、ウェブブラウザやネイティブアプリケーションを通じて、リアルタイムで音声、ビデオ、データを交換するためのオープンなプロトコルとAPIセットです。これにより、ユーザーは高品質な通信を確立し、リアルタイムコラボレーションやコミュニケーションを実現できます。WebRTCはP2P通信やクライアントサーバーモデルの両方をサポートし、ウェブブラウジング環境でのシームレスな統合を提供します。ビデオ通話、音声通話、ファイル共有、画面共有など、さまざまなアプリケーションで活用されています。

WebRTCとAR共有の特徴

WebRTCを活用したARコンテンツ共有とビデオ通話は、現実世界と仮想コンテンツを融合させる革新的な体験を提供します。このテクノロジーは、遠隔地にいるユーザー同士がリアルタイムでARコンテンツを共有し、同時にビデオ通話を行うことを可能にします。

ユーザーは自身のデバイスを介して、仮想オブジェクトや情報を実際の環境にプレースメントでき、他のユーザーと共有できます。教育分野では、教師が遠隔地の生徒にARで補完された教材を提供し、対話的な学習を促進します。ビジネス分野では、遠隔地のチームがデザインやプロトタイプを共有しながら、ビデオ通話でコラボレーションできます。

ビデオ通話機能により、ARコンテンツ共有中も顔を見てコミュニケーションが可能です。高品質な映像と音声により、遠隔地同士でも臨場感あるコミュニケーションを楽しめます。WebRTCの柔軟なAPIを活用することで、ウェブやアプリケーション内でシームレスに統合でき、リッチなAR体験とビデオ通話を提供します。この革新的な組み合わせにより、教育、ビジネス、エンターテイメント分野で新たなコミュニケーションのあり方が切り拓かれています。

機能一覧

  • PCのユーザーとiOSのユーザーはルームへアクセスする
  • 待合室で相手の接続を待ち
  • Signalingサーバー経由でPCとiOSをお互いに接続する
  • 切断の時、再度同じルームへアクセス
  • iOSデバイスでARkitを利用してARコンテンツを表示する
  • ARコンテンツの画面をPCに送信する
  • 2人のユーザーはビデオ通話する
  • カメラ・マイクをON/OFFする

開発期間

  • 期間: 2023年2月~2023年6月
  • 準委任契約

対応範囲

  • 要件分析
  • 通信シーケンス図を設計
  • シーケンス図に沿って開発する
  • SignalingサーバーをAWSにデプロイ
  • プロキシ環境を設定
  • HTTPプロキシ環境で通話をテスト
  • HTTPSプロキシ環境で通話をテスト
  • PCアプリの開発言語:Unity
  • iOSアプリの開発言語:Unity
  • Signalingサーバー:Nodejs

今後のアップデート

現時点では、iOSプラットフォームにおいてARコンテンツの提供を行っていますが、将来的にはこの技術をスマートグラス(Hololens 2、Magic Leap 2、Nrealなど)にも拡張する予定です。この進化によって、ユーザーはこれらのスマートグラスを使用して、PC側の操作内容や表示情報を遠隔地からリアルタイムで確認できるようになります。これにより、遠隔地の専門家が実際の現場を視覚的にサポートし、リモートコラボレーションを向上させることが期待されています。

一方、セキュリティの向上にも取り組んでおり、HTTPSプロキシを導入してアカウントログインのプロセスを保護しています。このプロキシにより、通信経路が暗号化され、ユーザーのアカウント情報や通信データが安全に保護されます。これにより、プライバシーや機密性に関する懸念が低減され、ユーザーは安心してサービスを利用できます。

総括すると、今後の展望ではiOSのAR提供を基盤に、スマートグラスへの対応やセキュリティの強化を通じて、より高度なAR体験と安全なコミュニケーション環境を提供することを目指しています。これによって、産業界や教育分野などでの効果的な活用が見込まれ、新たなコラボレーションの形が実現することでしょう。

■XR開発に特化したベトナムオフショア開発企業 ONETECH

ONETECHは、XRに特化した開発会社です。
VR/AR
コンテンツ開発を始めさまざまなシステム開発アプリ開発ソフトウェア開発をベトナム オフショアで開発しています。ベトナムのXRトップ企業として紹介されています。

2015年の創業から上場企業からスタートアップ企業までお客様100社以上の300以上のプロジェクトに関わってきた豊富な開発実績があります。

ONETECHはUNITYAR/VRアプリの開発
AR/VR/MR
開発は2015年より取り組んでおります。UNITYの技術者育成に力を入れて取り組んでいます。

VR開発:ベトナムでのVR開発分野において最も開発実績のある企業の一つとなっています。

AR開発ARkitARcoreなどを利用して多数のアプリ開発、Babylon.js8thWallなどでのWebAR開発実績がございます。

UNITY開発ONETECHUNITYを利用し様々なVR開発AR開発、アプリ開発をしています。HoloLens/Oculus/HTC VIVE/Pico/Nreal Lightなど最新のデバイスも取り揃えています。

ホロレンズ開発:ベトナムで最も多くのHoloLens開発実績のある企業の一社です。

WEBXR開発WEBXRは、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)および混合現実(MR)をWebブラウザで利用するための技術スタンダードです。ユーザーは、特別なアプリをダウンロードすることなく、多様なデバイスで豊かな3Dコンテンツを体験できます。

CG制作:製品やゲームのアセット、業務用の映像などの3DCGコンテンツの3DCG制作(モデリング・アニメーション・レンダリング)をエンジニアと連携しながらワンストップで受けることが可能です。

フロントエンド、バックエンド、サーバサイドの開発も一括して受けられます。
AR/VR/MR
アプリ開発、AI開発、3DCG制作、HoloLensアプリ開発に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

 

 

実績一覧

博物館ガイドUnityアプリを保守でバージョンアップ対応しました。 iBeaconを利用していて博物館内に設置されたBeaconを検知してタブレットに作品・展示情報を表示 展示コーナーでは作品の解説や音声ガイドを再生

北海道科学大学と連携して診療放射線機器の操作トレーニングのためのVRアプリを開発しました。 このアップデートでは新規シナリオが追加され、立位モードでは人体の向きを自由に変更することができるようになりました。 また、撮影時の手順を詳細にガイドするシナリオモードも実装されました。

デジタル活用教育推進に伴い、教育機関向けにVRアプリを開発しました。 複数のVRデバイスからアバターを選択して360度動画のVR空間に参加することができます。 ホストはVRコントローラーを操作して、動画の一時停止やポインターで空間の特定の位置を指し示しながら授業が可能です。

■医療者向けひざ角度測定 VRトレーニングアプリ対応 北海道科学大学と協力して、患者のひざの状態を確認するトレーニングのためのVRアプリを開発しました。 このアップデートでは、新しいシナリオが追加され

XRを活用したホロレンズトレーニングアプリをアップデートしました。寿司職人が実際にマダイを捌く動画を完全にCGアニメーション化しました。microsoftホロレンズ2でマダイの捌き方のアニメーション動画を現実空間に投影しながらXRを活用して業界の人手不足を解決する試みです。

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