網膜投影ディスプレイのAvegant、ピント調整で「現実にある」感覚が強まるARデバイスを発表 網膜投影ディスプレイのAvegant、ピント調整で「現実にある」感覚が強まるARデバイスを発表

2017.03.15
網膜投影ディスプレイのAvegant、ピント調整で「現実にある」感覚が強まるARデバイスを発表

Avegant社はライトフィールドの技術を使った新たなMRデバイス「Avegant Light Field」を発表しました。ピント調整により「現実と同じ感覚でMRを体験できる」とのこと。

 

HoloLensでもまだ実現できていないこと

 

MRデバイスといえば、すでにマイクロソフトのHoloLensが知られています。HoloLensは現実にウィンドウや3Dモデルなどさまざまなデジタル情報を置くことができます。

 

Avegantは、こうしたMRデバイス(ARデバイスを含みます)にはミッシングリンク(欠けた部分)があり、それがライトフィールドだと主張しています。

 

ライトフィールドはピントを調整することのできるようになる技術であり、これまでのデバイスで足りていないとされているのは「ピント調整」です。

 

人間はモノを見るとき、注意して見たいモノにピントを合わせ、その周辺のモノや奥にあるものを無意識に区別してピントを合わせます。

 

手の上に3Dモデルを置いた場合を考えてみます。通常のARデバイスでは、3Dモデルを見ると実際は「ディスプレイに映っている」3Dモデルを見ることになるので、現実ではその奥にある手がぼやけて見えてしまいます。逆に手を見た場合、より手間にあるディスプレイに映っている3Dモデルはぼやけてしまいます。

 

 

 

本当に現実に3Dモデルがあるという感覚を得るためには、3Dモデルと手が同じ距離にあるようにピント調整が行われなければなりません。

 

奥行きを再現するライトフィールド技術を使用

 

「Avegant Light Field」は、ライトフィールド技術を使い、このピント調整をMRデバイスで実現することを目指したものです。ライトフィールドディスプレイはVRヘッドマウントディスプレイでも将来的な形の一つとして検討されている技術で、奥行きを再現することができます。

 

「Avegant Light Field」によって、ユーザーはより自然に3Dモデルを見ることができます。

 

 

奥にある火星の3Dモデルとの対比。手とディスプレイに映っている3Dモデルへのピントが同じため、より3Dモデルが「現実に存在している」感覚になる。

 

「Avegantライトフィールドはいかに私たち人間がリアルにそこにあるモノを目で捉えているか、その再現を追求したものです」とAvegant社の最高技術責任者(CTO)であるEdward Tang氏は語ります。

 

Avegant社はこれまでも、ディスプレイに映像を移すのではなく、目に直接映像を投影するヘッドセットAvegant Glyphや水中での装着を可能にしたヘッドセットの開発なども行ってきました。

 

同社が、今後どのようなロードマップで「Avegant Light Field」の製品化を目指すのか、視野角などの他の性能はどの程度のものなのか、引き続き注目したいところです。

 

Source: http://www.moguravr.com




「AI白書 2017」を読めば、人工知能の情報をキャッチアップできる

News|2017.08.28

7月20日、人工知能の今を網羅した「AI白書 2017」が角川アスキー総合研究所より刊行された。「ディープラーニングが、すべてを変えた」というキャッチコピーにもある通り、昨今話題のディープラーニングの話を軸の一つに据えて、人工知能の今に迫った一冊だ。

NASAの研究者はVR技術で火星を調査している

News|2017.05.18

VRであれば、実際には行くのが難しかったり、行くことができない場所にも本当に行ったかのような体験が可能になる。その性質と特に相性の良い舞台の一つが宇宙だ。

Felix & Paul StudiosとOculus、元大統領のガイドでホワイトハウスツアーを楽しめるVRドキュメンタリーフィルムをリリース!

News|2017.05.03

Felix & Paul StudiosとOculusがTribeca Film FestivalでフルVRドキュメンタリーフィルム「The People’s House」をリリースした。

レンタルオフィスのCROSSCOOP SINGAPORE、 受付業務省力化に向けてNAOを使った実験開始

News|2017.03.29

CROSSCOOP SINGAPOREが人型ロボット「NAO」を使ったレンタルオフィスの受付業務省力化の実証実験を開始した。