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建設予定の倉庫を3Dホログラムで表示。HoloLens2(ホロレンズ)プレゼン用MRアプリ開発

建設予定の倉庫を3Dホログラムで表示。HoloLens2(ホロレンズ)プレゼン用MRアプリ開発
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内容

■建設予定の倉庫を3Dホログラムで表示。HoloLens2(ホロレンズ)プレゼン用MRアプリ開発

建設予定の倉庫を3Dでホログラムでプレゼンテーションが可能です。机の上に倉庫の3Dモデルが現れプレゼンターがiPadでホロレンズ側の3Dホログラムを動かすしながら説明ができます。

以前に開発した「3Dホログラムによるプレゼン用デジタル模型_HoloLens(ホロレンズ)アプリ開発」のアプリをベースに開発しました。
マイクロソフトのMRデバイスHololens2向けに対応
ホログラムで見る「動くデジタル模型」
建設予定の施設のエリア情報や導線などを立体的に把握できます。
物流業者向けに複数のホロレンズで3Dの物流倉庫の建屋や内装情報を共有。
物流倉庫内のコンテンツ再生や表示制御もホロレンズアプリで実装。

■クライアントの課題

今までは、実際の模型を利用してプレゼンをしていました。持ち運びや作り直しに多くのコストがかかっていました。

■システムの特徴

実際の模型からMRバーチャル模型へ
実際には都市再生計画のため、複合型の都市計画をしています。
その中の一つの施設が物流拠点としての倉庫として活用される予定です。
いままでは一般的に実際の模型を使ってプレゼンテーションをしていたそうです。
そこで考えたのがHoloLensを使ったMRアプリです。
営業マンはHoloLensを抱えクライアントへこのアプリを提示します。
営業担当者は、タブレットからHoloLensアプリを操作します。
リモートアプリでHololens内のホログラムの表示切替を操作可能です。

実際の建屋の中を透かして確認したり、トラックが動いている様子がアニメーションで見ることが可能です。
営業プレゼンテーション以外にも倉庫内レイアウトや導線のシミュレーションにも活用できます。

ONETECHではマイクロソフトのMixed RealityデバイスHoloLens(ホロレンズ) 2を2019年に入手しまして、すでにいくつかのHoloLensアプリを制作しております。
ホロレンズ2については弊社のブログでも紹介しております。

プレゼンテーションの流れ
1)アプリケーション起動して、マーカーを読み込み、外観全体を表示します。
2)ホログラムのデフォルトサイズで建物を表示する。
3)外観・外構エリアの情報を表示し、構内の配置を見ます。
4)1F平断面の表示で、トラック導線・エントランス・休憩室・事務室の配置を見ます。
5)候補エリア(1F or 2F or 3F or 4・5F)を見ます。
6)気になるポイントに戻り、再度詳細に説明します。

気になるところを自由な視点でプレゼンテーションすることができます。

■開発期間

開発期間
2020年2月から2020年5月
開発規模
3人月

■対応範囲

企画書をご提供いただき技術的部分をサポートいたしました。

要件定義
クライアントはまとめて定義しましたが、技術的部分をサポートいたしました。

基本設計・詳細設計
要件定義を基づいてシステムの詳細設計書を作成しました。

コーディング
Unityコーデイング規約に沿って、コーデイングを実施した

システムテスト
単体テスト、結合テストをしました。

受入テスト
クライアント様にて対応。

■対応技術

Unity

■今後のアップデート

ジオラマとホログラムコンテンツを重ね合わせ、将来計画や街の様子のアニメーションを見せたいと考えております。
物流施設と異なり、現実のジオラマを使用したMRコンテンツなので、空間のスキャニングなど機能的にも高度な制御になるのかなと考えております。

■類似実績

3Dホログラムによるプレゼン用デジタル模型_HoloLens(ホロレンズ)アプリ開発
物流業務向けに複数のホロレンズで3Dの物流倉庫の建屋や内装情報を共有。
物流倉庫内のコンテンツ再生や表示制御もホロレンズアプリで実装。

ONETECHでは、フロントエンド、バックエンド、サーバーサイドの開発も一括して受けられます。
AR/VR/MRアプリ開発AI開発、3DCG制作、HoloLensアプリ開発に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

※Hololens(ホロレンズ)で点検、メンテナンス

Hololens(ホロレンズ)はシミュレーション以外でも点検や、メンテナンス、サポートツールなど様々な分野での活用が広まっています。

HoloLens 2は初代HoloLensからスペックや操作性などが改善されたデバイスです。
体験でも初代のHololensと比べて、性能が大幅に良くなっています。
大幅に拡大された視野によって、ユーザーの快適性が向上していて、長く装着していても疲れにくいデバイスになっています。

ONETECHの優秀なエンジニアは、積極的にAR MR Hololens アプリの研究開発に取り組んでいます。

※MR(エムアール) とは

MRとは、Mixed Realityの略で「複合現実」などと訳されます。ARだけでは表現しきれないに拡張現実に仮想現実(VR)の要素を加えたり、反対に、VRに拡張現実(AR)の要素を加えたりすることによって、現実世界と仮想現実を融合させる技術です。大きく括ればMRVRARと同様に、現実の世界と仮想の世界をITの活用で融合させる技術のひとつである

※Microsoft HoloLens|マイクロソフトホロレンズとは

HoloLens(ホロレンズ)とは、2016年に米国マイクロソフト社が開発したシースルー(透過)型と呼ばれるヘッドマウントディスプレイ(HMD)型の表示装置です。MRデバイスの先駆的な製品で、様々な産業(医療、建設、建築、製造、教育、流通、物流)の作業現場などでのビジネス活用も進んでいます。ONETECHは、2017年からHoloLens(ホロレンズ)アプリ開発を始めました。

※Microsoft HoloLens 2|マイクロソフトホロレンズ2とは

2019年にHoloLens 2が発売されました。初代HoloLensから進化したポイントの1つとして、解像度と視野角が倍増した点があります。HoloLensの解像度がHDであるのに対して、HoloLens 2は2Kの解像度を採用。また、HoloLens 2には1度につき47ピクセルの視野角があり、初代機よりもキレイな映像を体験できます。軽量化により装着感が改善されていて、デバイスの使いやすさが向上しているのも特徴です。

【主な改良点】

視野の拡大: HoloLens 2は前作の2倍の視野角を確保
装着感の改善: 快適性が前作に比べて3倍まで向上
操作性の向上: ハンドトラッキングの改善で両手の指を認識し3Dオブジェクトを掴むことが可能
スペックの向上: プロセッサの性能アップにより使いやすさを改良
クラウド連携: Microsoft Azureとの連携強化

より産業用に特化したHoloLens 2は、まだ世の中で想像もできていないような領域や業務の改善ができる可能性があります。
デジタル技術の進歩により、世界はクラウドコンピューティング、IoT、スマートスペース、スマート工場のようなインダストリー4.0に入りました。
VR/AR/MR技術に関係するHoloLensアプリ開発は、すべての分野で作業効率を最適化します。

実績一覧

本件は2017年に弊社が作成してリリースされたVRアプリの改修です。 UNITYのバージョンアップ、Google Cardboard SDKのバージョンアップ、UIの修正などを実施しました。 VR元年に大変話題になったVRアプリの改修です。

ゴルフのグリーン上のラインを読むためのARアプリの研究開発です。iPhone13 proのLiDARを使い、Unityで開発したアプリでは、画面上にグリーンの傾斜をメッシュで表示します。最終的に地面の傾斜や摩擦などを物理エンジンで計算してカップまでをARでラインを表示します。

好きなキャラクターや3DアバターがARで出現して、一緒に撮影できるARアプリを開発しました。 ARで表示したアバターは、小さくしたり大きくしたり自由に変形することできます。 アバターごとに個別のモーションを実装し、好きなキャラクターで様々なシチュエーションで撮影することができます。 自動で月額課金するアプリ内課金のサブスクリプションも実装しました。

本アプリは定期的に点検業務が必要なある機器の点検手順をARで補助するホロレンズアプリです。業務の標準化による人手不足の解消などに役立つソリューションとなります。UNITYで開発しました。HoloLensは、現時点では最も優れたMRのデバイスの一つでもあります。

医療系専門学校で臨床工学士向けの心臓カテーテル検査のトレーニングが行われています。研修では実際の手術の状況での機器の操作の仕方などを学ぶことには限界があります。そこで実際の医療現場に近い状況をバーチャル空間で再現して、反復練習できるVRの活用に注目が集まっています。

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