【おすすめ3選】ライブ配信ができるD2C音楽ファンクラブ制作サービス

新型コロナウイルスが2020年に日本で確認されてから、ライブ公演が激減しています。

コロナ禍でライブ公演が激減し、音楽業界へ大きな影響を与えました。

ぴあ総研株式会社の調査によれば、2020年度の市場規模は2019年度に比べ82.4%も減少していると報告しています。それだけ新型コロナウイルスが音楽業界に与えた影響が大きかったのです。
(参考記事:CPRA Article

ライブ配信ができるD2C音楽ファンクラブ制作サービスONETECH
(引用画像:Pexels)

現在音楽業界では、ライブ公演が激減し、代わりにオンラインライブが増えてきました。そのため、チケットの販売方法や従来ライブ公演で行なっていたファングッズ販売方法にも変化が起こっています。

この記事では、音楽アーティストがなぜファンサイト/クラブを用意する必要があるのか。音楽系アーティストのファンサイト/クラブを制作する上で、おすすめのサービスを紹介いたします。ぜひ参考にしてください。

D2C音楽系アーティストファンクラブ/サイトとは?

2020年以降、音楽系アーティストファンクラブ/サイトには、数多くの機能が求められています。

ライブ配信

・チケット管理

・グッズ販売

・ファンクラブの入会/退会の管理

・ニュースレターの送信

・課金管理

・有料コンテンツ

など

特にサイトひとつでライブ配信も含めたサイトを制作することは、2019年まであまり求められていなかったと思われます。

2020年、日本で新型コロナウイルス(COVID-19)が確認されてから、エンタメ業界は大きく変わりました。

音楽アーティストは、ファンとの関わり方が変わります。ファンへ自らの作品や芸術を届けるために、ファンサイト/クラブの作り方も大きく変わってきたのです。

なぜ音楽系アーティストはD2Cのファンクラブが必要なのか

コロナ禍により、ライブ会場での直接販売が少なくなりました。これは音楽系アーティストにとって大きな問題です。音楽アーティストにとって、ライブで販売するグッズ収益やチケット代が大きな収入源だからです。

音楽アーティストは、リアルのライブ会場で公演できなくなり、代わりにオンラインライブに移行していきました。しかしオンラインライブのチケット代は、リアルのライブの1/2から1/3まで下がります。

ではチケット代が下がった分、グッズを多く販売して収益を稼ぐと考える方もいるでしょう。

しかしオンラインに移行できても、グッズの販売はカンタンではありません。この問題はオンラインでグッズ販売をして解決できる問題ではないからです。

リアルとオンラインでは、音楽の楽しみ方が変わってきます。

リアルの会場でグッズを購入する理由として、次の3点をあげました。

・ライブ後のテンションでグッズを購入する

・会場との一体感を得るためにグッズを購入する

・ライブ同行者が購入しているため

リアルの会場に行ったテンションで購入するグッズとオンラインで購入されるグッズは異なります。

リアルの会場ではTシャツやタオルを購入する方が多く、オンラインライブを楽しむ方はスマホスタンド、グラス、タンブラー、マスク、マスクケースなど実用的なグッズが購入されています。

オンラインライブでグッズの展開にも変化が?
オンラインライブでグッズの展開にも変化が? (参考記事:TRANS

このようにファングッズの購入の心理が変わってきています。

例えばオンラインのライブ公演をしてグッズを購入したいと思ったときに、グッズ購入サイトが別サイトだとファンの手間がひとつ増えます。

これがファンクラブサイトで

・チケット購入

・ライブ試聴

・グッズ購入

・ファンクラブ会員限定サイト

など

これらの機能が全てひとつのサイトに完結していれば、ファンの手間は減り、かつ満足度が高いオンラインライブ公演になるでしょう。

芸能界にもファンと直接取引をするオンラインのファンクラブサイトなどのD2Cの流れが来ています。

【おすすめ3選】音楽アーティストファンクラブ/サイト制作サービス

先ほどの章では、音楽アーティストのファンクラブ/サイトがD2Cの形態に移行していることをまとめました。

この章では、音楽アーティストのファンクラブ/サイト制作サービスでおすすめのサービスを3選ほど紹介いたします。

サービス1 ロム・シェアリング

サービス1 ロム・シェアリング (引用画像:ロム・シェアリング)
サービス1 ロム・シェアリング (引用画像:ロム・シェアリング

株式会社ロム・シェアリングは、設立2002年のファンクラブ運営・顧客マネジメントを中心に事業を行なっています。

ロム・シェアリングは、「新規FC設立」「今あるFCの移管」 「システムだけ利用したい」「スポットでの外注」 「コンサルティング」等々、小規模~数十万名の顧客管理まで、あらゆる対応が可能なロム・シェアリング。システム面だけでなく、運営も依頼することが可能です。

ロム・シェアリングの強みは、特殊形態のファンクラブ設立のノウハウがある点です。期間限定のファンクラブ、超高額のファンクラブなども対応しています。

サービス2 コネクトプラス株式会社

サービス2 コネクトプラス株式会社
サービス2 コネクトプラス株式会社 (引用画像:コネクトプラス

コネクトプラス株式会社は、2016年設立の企業です。サイト構成、運営、アプリ展開、さらに通販サービスの対応に大きな強みがあります。

ライブやイベントの配信では、有観客or無観客ライブの開催。オンライントークイベント、オンラインサイン会、定期的なコメント動画などの多種多様なコンテンツを配信することができます。

会員限定グッズの製作も行なっており、CD・DVD/Blue-rayなどの購入されたファンへの購入特典をつけるなど、ファンの満足度を高めるサービスを提供しています。

コネクトプラス株式会社は、過去の実績を紹介しており、SEKAI NO OWARIなど人気アーティストたちが利用しています。

◎過去のサイト制作実績

・SEKAI NO OWARI

・椎名林檎

・清木場俊介

・大原櫻子

・from ARGONAVIS

・THE BAWDIES

など

サービス3 Fanplus

サービス3 Fanplus    (引用画像:Fanplus)
サービス3 Fanplus   (引用画像:Fanplus

株式会社Fanplusは、2007年設立の企業です。

Fanplusが提供するファンサイト・ファンクラブ事業では、有名アーティストのオフィシャルサイト、ファンサイト、ECサイトの制作を行なっております。

特に強みとしてあげられる特徴は「オールインワンシステム」と「グローバル対応」の2つです。

オールインワンシステムは、サイトの管理を音楽アーティストや事務所で行ないたい場合におすすめです。企画や機能をモジュール化し、シーンに応じてセットアップできるため、ひとつの管理画面でオフィシャルサイトや有料会員サイトを一元管理できます。

2つめの強みとして、日本から海外へ向けたグローバル展開ができる点です。英語、中国語(繁体字)、韓国語に対応しており、銀聯・PayPalなどの幅広い課金方式も実装しています。

株式会社Fanplusも実績を紹介しており、数多くの人気アーティストが利用しています。

◎過去のサイト制作実績

・あいみょん

・UVERworld

・Official髭男dism

・クリープハイプ

・GLAY

・コブクロ

・THE YELLOW MONKEY

・JO1

・サカナクション

・TWICE

・DISH//

・back number

など

ONETECHでベトナムオフショアで構築した事例

①AdmintTVを利用したマルチ配信者を管理できるシステムの構築

さまざまな音楽系の配信者を想定して、複数の配信者が複数の視聴者限定でライブ配信ができつプラットフォームの構築をしました。AdmintTVというライブ配信プラットフォームを利用しています。

AdmintTVとは

admintTVは、VOD配信、ライブ配信、CDN機能、HTML5プレイヤーを標準で提供します。 著作権を保護しながら、大規模な配信時にも安定した動画配信の環境を、 ワンストップで提供するクラウドサービスです。

admintTVは、主要3社のDRM(デジタル著作権管理)をすべてサポートしており、 世界最高レベルのセキュリティで不正コピーや違法ダウンロードからコンテンツを守ります。

admintTVの動画配信プラットフォームは、コンテンツ保護やSSAIなど ビジネスユースのニーズに応える最新機能を搭載しています。

■マルチライブ配信プラットフォームの特徴

▽主な機能
・会員管理
・新規入会・継続の決済機能
・ニュース機能
・作品コンテンツ制作機能
・ブログ機能
・壁紙ダウンロード機能
・ライブ動画配信
・Q&A投稿・配信機能
・メール配信
・会員向けメール送信テンプレート管理
・問い合わせ管理
・決済管理
・EC機能
・オリジナル通貨機能(コイン)

 

 

②VIMEOをライブ配信システムとして利用して構築したファンクラブサイト

VIMEOをライブ配信機能として利用してファンクラブサイトを構築しました。複数のアーティストやアーティスト事務所にも対応したプラットフォームとなります。

VIMEOとは

VIMEOは2004年に誕生した動画プラットフォームです。YouTubeが誕生したのが2005年なので、VIMEOのほうがYouTubeより早く世に誕生しています。

VIMEOの特徴として、次の4点が挙げられます。

  • 特徴1 投稿する作品の規約が厳しい
  • 特徴2 広告がない
  • 特徴3 公開範囲を細かく設定することができる
  • 特徴4 Vimeoのプラットフォーム上で動画の販売・レンタルが可能

注目すべき特徴は、特徴4 Vimeoのプラットフォーム上で動画の販売・レンタルが可能です。

VIMEOについて詳しく書いたブログはこちら

■ファンクラブプラットフォームの特徴

1年間のファンクラブ会費を決済でき、サブスクリプションで継続会員として管理ができます。
ライブ配信はVIMEOを使います。ライブ配信は会員のみ視聴できる仕様になっています。
アーティストによってはチケット販売時などアクセスが集中します。
高負荷なユーザーアクセスに耐えるサーバー設計を構築しました。
複数のアーティストサイトを管理できるプラットフォームとして構築
フロントエンドは、オフシャルサイトとファンクラブサイトの両方のサイト構築が可能
マルチデバイス対応のレスポンシブデザインで制作
フロントサイトは、CSS3やJQueryを活用してHTML5でシステム開発しました。
CMSはLaravel (PHP), MySQLで構築

▽主な機能
・会員管理
・新規入会・継続の決済機能
・ニュース機能
・作品コンテンツ制作機能
・ブログ機能
・壁紙ダウンロード機能
・動画配信
・Q&A投稿・配信機能
・メール配信
・会員向けメール送信テンプレート管理
・問い合わせ管理
・決済管理

 

 

ファンサイト/クラブを制作する上で、どのサービスを利用したらいいかのポイント3点

ファンサイト/クラブを制作する上でおすすめのサービスを紹介いたしました。また弊社ONETECHでベトナムオフショアで構築したファンクラブサイトの紹介をしました。

ポイントとして、

・どこまでの業務を依頼するのか要件出しをしましょう。

→マネジメントやファンサイト/クラブの運営は自分たちで行なうのか、依頼するのか。

→自分たちで運営する場合、一元管理しやすいサイト制作をお願いしましょう。

・ファン視点での導線を考え、サイトの制作を依頼しましょう。

→ファンはスマートフォンで視聴する場合やPCで視聴する場合など、使っているデバイスはバラバラです。マルチデバイス対応にしましょう。

・決済システムを充実させましょう。

→ファンの決済方法もバラバラです。特に電子マネーでの決済も増えてきているので、決済システム対応を検討しましょう。

まとめ

いかがでしたか?近年、withコロナに対応した新しい音楽マーケティングが必要とされています。しかし、音楽ファンクラブサイトなどをどのように作ったらいいか分からないと困っている方もいるでしょう。

ライブ配信ができるD2C音楽ファンクラブ制作サービスONETECH2
(引用画像: Unsplash )

ONETECHでは、音楽系アーティストのオフィシャルファンサイトの開発を請け負っております。現在は10万会員以上のファンクラブの運営とライブ配信の運営をしております。

ONETECHの強みとして、Direct to Consumer(D2C)のファンクラブサイト制作に強みがあり、高負荷なユーザーアクセスに耐えるサーバーの構築やマルチデバイス対応のサイト制作の実績があります。

またクライアントからのご要望で、今後のサイト拡張を踏まえコストを抑えて運用が行えるように開発をいたしました。

詳細は下記リンク記事より、ご覧ください。

D2Cへ、音楽系アーティスト公式ファンクラブ管理システム開発
音楽系アーティストのオフィシャルサイト/ファンクラブのプラットフォームシステムを開発 チケット販売時などアクセスが集中します。高負荷なユーザーアクセスに耐えるサーバーを構築し、上流工程の設計フェーズから対応いたしました。
XR(AR/VR/MR)
美容業界で活用、新人教育のためのVR動画を再生できるスマホアプリ
スマホ(Android/iphone)で手軽にVR動画を楽しめる動画再生アプリを開発しました。VR動画と2D動画の両方で学べる美容業界の教育動画サービスとなります。VR動画を立体的に見る為の、VR用の再生アプリとなります。
Webシステム開発
Vimeoライブ動画配信システム開発 サブスクリプション会員サイト
ファンクラブ会員サイト(サブスクリプション)を管理できるプラットフォームの追加開発。動画プラットフォーム「vimeo」を使いファンクラブ限定の動画配信システムを実現しました。

ほかにもONETECHはベトナムオフショア開発WEBシステム開発やAR/MR/VRソフトウェアの開発に力を入れています。ファンクラブサイト、ライブ配信サイト開発のご相談はぜひOne Technology Japanへお気軽にお問い合わせください。

https://onetech.jp

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