オンライン教育システムとの連携で受験後のデジタル証明書を発行
業界 | オンライン配信事業者 |
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ジャンル | AWSサーバレス開発、WEB開発 |
フレームワーク | AWS |
開発言語 | ReactNative, Node.js, SAM, Python |
デバイス/OS | PC、スマホ |
対応範囲 | アーキテクチャー設計、基本設計書、詳細設計、単体テスト、結合テスト、性能テスト、セキュリティーテスト |
規模 | 12人月 |
オンライン教育システムとの連携で受験後のデジタル証明書を発行
世界基準のオンライン教育動画配信プラットフォームの追加開発です。
AWSサーバーレスを利用して構築しました。オンラインで教育セミナーを動画受講した後に認証試験を実施できます。
認定試験に合格したら即時デジタル証明書を発行します。
■クライアント課題
・試験作成システムと動画配信プラットフォームは別々に稼働してます。
・それぞれのシステムでユーザーを別々に管理していますのでユーザー管理が複雑になっていました。
・いままではオンライン動画を受講後、紙でのテストと認定証明書を発行していました。
■システム特徴
・動画配信プラットフォームのユーザーは試験システムを利用できます。
・試験システムと動画配信プラットフォームと連携します。データは暗号化されていてユーザー情報及び試験の情報を交換。
・試験結果を作成、通知するシステムは独自利用か基幹システムとの連携利用かどちらも設定することでできる。
・DXとしての試験結果を即時に基幹システムへ送信して管理側でデジタル合格証明書を発行できる。
■AWSアーキテクチャー
試験システムから基幹システムへ連携処理をして暗号化して処理。
AWSサーバレス構成イメージ
※AWSサーバーレスによるメリット
クライアントは将来的にこのサービスをクラウドで展開していく予定です。運用の際にサーバレス構成にすることで以下のメリットがあります。
サーバーの管理や運用が不要
サーバーレスでは、サーバーの管理や運用をAWSが行ってくれるうえに、負荷対策まで行ってくれます。そのため、ソフトウェアをインストールしたり、セキュリティを設定したり、ハードウェアをメンテナンスしたりする必要がなくなります。
初期費用と手順の簡略化
従来の開発では、たとえばWebサービスを提供するまでには、大きく分けて以下の作業が必要でした。
1.サーバーを準備する
2.サーバーに必要なソフトウェアをインストールする
3.サーバーに実装したアプリケーションをデプロイする
しかしサーバーレスを導入すれば、1と2の作業は不要で、3.アプリケーションのデプロイにだけ集中することができます。
もちろん最初にサーバレスの設定等は必要ですが、一度完了してしまえば基本的にサーバーのことは気にしなくて大丈夫です。
リソースの最適化ができる
AWSクラウド環境では、オートスケーリングという負荷に応じて自動的に仮想サーバを増減させる仕組みが使えます。
AWSサーバーレスでも、処理量の増加に応じてオートスケーリングしてくれるので、サーバーのスペック自体の補強や十分なリソースの用意にかかる手間と費用が省けます。スケールアップ&ダウンを気にせず処理を続けることができます。
ただし、スケールアップした後のスケールダウンを手動で行う必要があったり、スケールアップしたスペックに基づいて課金されたりと、留意しておくべき点もあります。
運用コスト低減
サーバーレスに切り替えることで、コストパフォーマンスの向上が期待できます。
物理サーバーの場合、場所代や電気代も発生する上、クラウド上のサーバーであれば基本的に24時間分の利用料が課金されます。従来のサーバーはメンテナンスやバックアップの時間を除き、24時間稼働する前提で作られているからです。
しかしサーバーレスでは、使うサービスにもよりますが、サーバーを使った分だけの費用が発生します。
たとえばAWS. Lambdaでは、プログラム処理の実行時間と回数に応じた課金となる上、100ミリ秒単位で計算されるので無駄な費用がほとんど課金されません。
このようにクライアント様は将来のマルチクライアントをコントロールしたり課金の仕組みをどうするかも視野に入れた上でAWSサーバーレスを選択されました。
案件概要
■開発期間
2022年04月から2022年07月
開発規模:12人月
■対応範囲
要件定義
クライアント側でまとめた仕様書を作成
基本設計・詳細設計
仕様書を基づいて、アーキテクチャー設計、基本設計書を作成
コーディング
フロントエンド:ReactNative
AWSで各サービス(APIGateway、CloudFront、AppSync、Lambda、RDS Aurora, RDS DynamoDB)に応じてNode.js、Pythonを開発
システムテスト
単体テスト、結合テスト、総合テスト(基幹システムへ連携テストを実施)
セキュリティーテスト
ユーザ及び管理側でシステムへアクセスする時にアクセス拒否をチェックをテスト
適切なセッション情報を暗号化で判断チェック処理をテスト
受入テスト
クライアント様にて対応
システム保守・運用
システム運用設計書を作成
類似実績
AWS Lambdaサーバーレスで大量アクセスにも対応する検定試験システム開発
検定試験を作成するシステムを開発しました。試験内容、設問設定、採点数を定義することができます。
2000人以上の同時大量アクセスに対応しました。
リモート営業支援システム(WEB会議)を研究開発しました。 お店に来客したお客さはスタッフを呼び出してオンラインで通話できるシステムです。Amazon Chime SDK、Lambda、Web会議アプリをAWS上にサーバーレス構成で作成しました。
ONETECHではAWSクラウドで業務システム構築から運用まで対応しております。
ご興味のある方はお気軽にお問合せをお願いします。