産業用カメラの自動撮影Windowsアプリケーション開発

■産業用カメラの自動撮影Windowsアプリケーション開発

精密機械を組み立てる工場の生産工程で使用するアプリケーションを開発しました。
IDS社製uEye XCカメラを生産工程の複数箇所に設置し、全てのカメラに接続した制御PCから撮影コマンドを実行し、
自動で撮影できるWindowsアプリを構築しました。また、シャッタースピードとフォーカスを調整できる設定機能も実装しました。

■自動撮影Windowsアプリケーションの概要

vb.netでIDS社製uEye XCカメラと接続可能なようにSDKを利用して組み込み開発しました。
所定のクラウドフォルダを指定し、撮影した画像を一括管理できます。
制御PCはWindows 11 Proを対象としたWindowsアプリケーションで実装しました。

主な機能：
・OpenCV でカメラの画像を接続して表示
・シャッタースピードとフォーカス位置をカスタマイズ
・画像を撮影して特定のフォルダに保存

※産業用カメラとは：
産業用カメラは、半導体、電子機器、電子部品などの製造自動化（FA）分野、医療、研究用途からセキュリティー用の監視カメラまで幅広く使用されています。
工場の生産ラインなどに設置され、欠陥検査、位置検出、計測、個数カウント、バーコード読み取り、文字認識、ばら積みピッキング、パターン認識などの解析用カメラとして利用されます。

■サイト開発期間

開発期間
2024年2月から2024年3月
開発規模
2人月

■対応範囲

課題のヒヤリング
クライアントより工場の生産工程でのモニタリングに関する課題をヒアリングし、制御PCで制御するシステムを提案しました。

要件定義
お客様から提供されたご要件に基づき、処理概念図およびユースケースを作成しました。

基本設計・詳細設計
画面定義仕様を弊社にて作成し、クライアントに提案しました。

コーディング
Visual Studio 2017 Expressを使用してコーディングを行いました。

受入テスト
クライアント様が担当

システム保守・運用
お客様が環境構築および保守を担当しました。

■対応技術

VB.net

■今後のアップデート

今後も生産工程における業務課題をヒアリングし、DX（デジタルトランスフォーメーション）を支援するアプリケーションの提案・開発を継続して行う予定です。

■類似実績

・2024年電子取引データの電子保存義務に備える: 電帳法アプリケーション開発
率的な文書管理システムの導入、電帳法に向けてアプリケーション開発。

ONETECHは、Webサイトをはじめ、さまざまなシステム開発、アプリ開発、ソフトウェア開発をベトナムのオフショアで行っています。
2015年から上場企業からスタートアップ企業まで、80社以上のお客様と300以上のプロジェクトに関わってきた豊富な開発実績があります。